2025年8月開始「だから、晴れの国」岡山県新PRキャンペーン

岡山県の魅力を発信する新PRキャンペーン「だから、晴れの国」

岡山県は、2025年8月1日（金）に「だから、晴れの国」という新たなPRキャンペーンを発表しました。この発表会には、県出身のオリンピックメダリストであるプロスケーターの高橋大輔さんと、岡山県知事の伊原木隆太氏が登壇し、岡山県の魅力を全国に向けてアピールしました。

岡山県は、「晴れの国」として知られ、晴れの日が多く、温暖で穏やかな気候が特徴です。この「晴れの国」というフレーズには、岡山県の多彩な魅力が凝縮されており、平成元年からこのフレーズを活用してその魅力を発信しています。

岡山県の多面的な魅力

岡山県は、晴れの日が多く、温暖な気候に恵まれています。太陽の恵みを受けた豊かな自然や、災害の少ない安心・安全な環境、また中四国地方の交通の要所としての利便性など、岡山県の魅力は多岐にわたります。

近年では、晴れの日が多いことから「撮影がしやすい」という特性が注目され、映画のロケ地としても賑わいを見せています。これらの魅力を改めて全国に発信するため、2025年度のPRキャッチフレーズを「だから、晴れの国」とし、プロモーション展開を開始します。

新PRロゴの発表とそのデザインコンセプト

発表会では、まず「だから、晴れの国」のPRロゴが発表されました。このロゴは、2025年6月末から7月初旬にかけて実施された国民的アンケートによって選ばれ、総投票数は3,199票に達しました。その中で1,524票を獲得したロゴは、シンプルでありながらかわいらしさも兼ね備えています。

デザインコンセプトは「空を見上げると、そこにはいつも「晴れの国」がある。気分を上向きにし、いろいろな世界とつながる「岡山」がある。」というもので、目のイラストや手書きの文字でデザインに動きをつけ、シンプルながら何かが起こりそうな予感を演出しています。

伊原木知事の挨拶と岡山県の魅力

次に、伊原木知事が「だから、晴れの国」ロゴTシャツ姿で登壇し、岡山県の魅力を紹介しました。「岡山県は『晴れの国』、これを是非、覚えていただきたい。実際に晴れの日が多く、降水量1mm未満の日が全国で1位なんです！」と述べ、温暖な気候によって全国有数の質の高い農業が営まれていることを強調しました。

• 清水白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリア、ピオーネは全国一の生産量を誇る。
• 岡山県内には活断層がなく、比較的地震などの災害も少ない。

これらの要素が「晴れの国」の魅力を形成しているとし、全てを含めて「晴れの国」と表現しました。

高橋大輔さんによる「晴れの国ルーティン動画」

発表会の中盤では、岡山県倉敷市出身の高橋大輔さんが出演する「晴れの国ルーティン動画」が初披露されました。この動画には、岡山県出身のタレント・前野朋哉さんも出演し、岡山の日常生活に「晴れ」が溢れている様子が表現されています。

高橋さんは、「蔵のある街に続き今回の岡山県PRでも前野さんと共演できて、楽しみながら参加させていただきました。」と語り、PRキャンペーンの一環として「晴れの国おかやま」の魅力を発信できる60秒以内のオリジナル縦型ショート動画を募集する「晴れムビコンテスト」の開催も発表しました。

トークセッションで語られた岡山の魅力

トークセッションでは、伊原木知事と高橋さんが「晴れの国ルーティン動画」について熱弁を振るいました。伊原木知事は動画を観た感想を述べ、「岡山の魅力がギュッと詰まっていて素敵でした！」と大絶賛しました。

高橋さんも、自身で撮影した「晴れムビ動画」について語り、「岡山に携わっている方に、県の魅力を聞いていくという動画にしてみました。」と説明し、岡山県の素晴らしさが伝わる動画になったと自信を見せました。

また、岡山県の晴れに関する魅力についてもトークが展開され、伊原木知事は「岡山は晴れの日が多く、映画の撮影にも最適で、近年ロケ地としても賑わっています。」と述べ、晴れとハリウッドをかけて“ハレウッド”とも呼ばれていることを紹介しました。

「晴れムビ」コンテストの詳細

「晴れムビ」コンテストの応募概要は以下の通りです。

詳細は岡山県「だから、晴れの国」特設サイトで確認できます。

まとめ

今回の「だから、晴れの国」岡山県PR記者発表会では、岡山県の多彩な魅力が紹介され、プロスケーターの高橋大輔さんと伊原木知事による熱いトークが繰り広げられました。岡山県の「晴れの国」としての魅力を全国に発信するための新たな取り組みが始まります。

岡山県の魅力を再発見し、広めるための「晴れムビコンテスト」も開催され、参加者にとって新たな表現の場となることでしょう。岡山県の魅力を多くの人に伝えるこのキャンペーンに注目が集まります。