2025年8月1日発表|ファステストダイニングとグルメ王国が業務提携で飲食サービス強化へ

ファステストダイニング提携

開催日:8月1日

ファステストダイニングとグルメ王国は何を目的に提携したの?
両社は飲食業界の多様な課題に対応するため、運営力や商品開発力を融合し、持続可能で競争力の高いビジネスモデル構築を目指しています。
提携によってどんな取り組みが進められるの?
メニュー共同開発や物流効率化、ブランド認知度拡大、人材育成共有など多方面で協力し、サービス向上と事業拡大を進めていきます。

ファステストダイニング株式会社と株式会社グルメ王国の業務提携について

2025年8月1日、ファステストダイニング株式会社は、商業外食の運営受託事業を展開する株式会社グルメ王国との戦略的業務提携を締結したことを発表しました。この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、サービスの向上を目指していく方針です。

ファステストダイニング株式会社は、東海を中心に「焼肉ホルモン ざくろ」を軸にした13ブランド44店舗を展開しています。一方、グルメ王国は関東を中心に温浴施設外食の受託運営や自社ブランド「妙高山麓こしひかりのお店 越玄一斗」を展開しています。この両者の提携は、飲食業界の変化に対応するための重要な一歩となるでしょう。

提携の背景と目的

近年、飲食業界は顧客ニーズの多様化や人手不足、原材料費の高騰、デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応など、様々な課題に直面しています。これらの課題に対処するため、グルメ王国とファステストダイニングは、それぞれが持つ運営力、商品開発力、オペレーション設計力などを相互に活用し、持続可能かつ競争力のある飲食ビジネスモデルの構築を目指します。

この提携により、両社は以下のような具体的な取り組みを共同で推進していく予定です。

  • メニューの共同開発
  • 最適なオペレーションの共同研究
  • 調達ノウハウの共有
  • 食材の共通化及びフードロスの削減
  • 物流網の効率化
  • 販売網の共有
  • ブランド認知度の拡大
  • 人材交流の活性化
  • 人材育成機会の共有
  • 各社の強みを活かした出店・運営ノウハウの共有
  • ネクストコアブランドの企画・育成
  • ブランドポートフォリオの強化
  • ブランド共有を通じたフランチャイズの活性化
  • 各エリアにおける商圏分析

代表者のコメント

提携に関して、株式会社グルメ王国の代表取締役、藤岡皇成氏は次のように述べています。「新たに東海をはじめ西日本への事業展開や、サービスの更なる進化を目指し、メニュー開発や店舗開発力に強みを持つファステストダイニングとの業務提携を決定いたしました。弊社が長年培ってきたノウハウと掛け合わさることで、より高い次元での価値創造が可能になると考えております。」

また、ファステストダイニング株式会社の代表取締役、谷口譲氏も「グルメ王国は商業外食の運営受託業界において業歴が長く、確かな実績を残し続けている企業です。このたびの業務提携は、変化の激しい外食業界において、互いの強みを活かしながら次の成長ステージを目指す、大きな一歩です。」と語っています。

両社の概要

今回の提携に関する両社の基本情報は以下の通りです。

項目 株式会社グルメ王国 ファステストダイニング株式会社
社名 株式会社グルメ王国 ファステストダイニング株式会社
代表者 代表取締役 藤岡皇成 代表取締役 谷口譲
本店所在地 東京都町田市能ヶ谷4-4-23 滋賀県湖南市下田1518-1
設立年月 2001年11月 2008年8月
資本金 10百万円 10百万円

両社はそれぞれの特性を活かし、今後の事業展開において相互に協力し合い、より強固なビジネスモデルを構築していくことが期待されます。

この提携によって、飲食業界における競争力が一層強化されることが予想され、両社の成長に寄与することでしょう。今後の進展が注目されます。