2025年8月5日開始!大阪・関西万博で給水機設置とマイボトル普及の実証活動

万博給水機設置と普及促進

開催日:8月5日

万博給水機設置と普及促進
なんで大阪・関西万博に給水機を設置したの?
大阪・関西万博に給水機を設置したのは、来場者にマイボトルの利用を促し、使い捨てプラスチック削減や環境意識向上を目指すためです。
給水機の設置でどんな効果があったの?
給水機設置後、約45万回の利用があり、マイボトルを持参する来場者が増加。行動変容が実証され、今後の普及推進に繋がっています。

大阪・関西万博における給水機の設置とマイボトル普及の取り組み

2025年8月5日、ピーコック魔法瓶工業株式会社は、大阪・関西万博会場において給水機を1台設置し、マイボトルの普及を促進する活動を行っています。この取り組みは「おおさかマイボトルパートナーズ万博会場給水機設置有志チーム」の一環として実施されており、国内外から訪れる多くの来場者に対して水道水の飲用利用を促進し、脱プラスチックの意識を高めることを目指しています。

開幕から約2か月半が経過した7月末時点で、給水機の利用回数は約45万回に達し、多くの来場者がマイボトルを持参する姿が見られます。このような行動変容は、今後のマイボトル普及に向けた重要な一歩と位置付けられています。

大阪・関西万博の給水機に魔法瓶メーカー(象・虎・孔雀)集結!?給水機の効用でマイボトル携行への行動変容実証 画像 2

おおさかマイボトルパートナーズの概要

「おおさかマイボトルパートナーズ」は、大阪府が推進する使い捨てプラスチック容器の使用削減を目的とした取り組みです。このプロジェクトは、「豊かな環境づくり大阪府民会議」の分科会として設立され、様々な事業者、NPO、行政機関が連携して、エコなライフスタイルの推進を図っています。

具体的には、マイボトルを持ち歩くことを促進し、マイボトルスポットの設置や普及活動を行っています。これにより、地域全体でのマイボトル利用の促進を目指しています。

大阪・関西万博の給水機に魔法瓶メーカー(象・虎・孔雀)集結!?給水機の効用でマイボトル携行への行動変容実証 画像 3

給水機設置の目的と活動内容

「おおさかマイボトルパートナーズ万博会場給水機設置有志チーム」は、万博の開催を契機として、マイボトルの普及を進めるために設立されました。具体的な活動内容は以下の通りです:

  • 万博開催期間中に会場内に共同で給水機を設置し、来場者に水道水利用を促進する。
  • 給水機の利用を通じてマイボトル携行の効用を実証する。
  • 万博会期前後にも、メンバー連携によるマイボトル啓発活動を行う。

これらの活動を通じて、マイボトルの普及と日常的な利用を促進することが目指されています。

大阪・関西万博の給水機に魔法瓶メーカー(象・虎・孔雀)集結!?給水機の効用でマイボトル携行への行動変容実証 画像 4

参加企業と設置場所

この取り組みに参加している企業は以下の通りです:

  1. 株式会社OSGコーポレーション
  2. ピーコック魔法瓶工業株式会社
  3. タイガー魔法瓶株式会社
  4. 象印マホービン株式会社
  5. 株式会社大阪水道総合サービス
  6. 大阪市水道局

特に、大阪に本社を置く老舗魔法瓶メーカー3社(象・虎・孔雀)が一堂に会し、給水機の設置に協力しています。

給水機は、大阪ヘルスケアパビリオンとアイルランドパビリオンの中間地点、東ゲート側大屋根リング下に設置されています。この場所は多くの来場者が通るエリアであり、給水機の利用促進に寄与しています。

大阪・関西万博の給水機に魔法瓶メーカー(象・虎・孔雀)集結!?給水機の効用でマイボトル携行への行動変容実証 画像 5

給水機設置による行動変容の実証

開幕初日には、給水機を利用する人は主に外国の方が中心であり、利用者はまばらでした。しかし、7月中旬になると、給水機前には長蛇の列ができるようになり、国内外の来場者がマイボトルを持参する姿が明らかになりました。これにより、給水機の設置がマイボトル携行への行動変容に一定の効果をもたらしていることが実証されました。

給水機の存在を知り、普段は持ち歩かないマイボトルを会場に持参した来場者も多く、今後のマイボトル普及推進における給水機の役割が重要であることが確認されました。

まとめと今後の展望

このように、大阪・関西万博における給水機の設置は、マイボトル普及のための重要な取り組みとなっています。今後、各団体や企業と連携し、給水スポットの増加を図ることで、マイボトルの利用促進に努めていく方針です。

以下に、本記事で紹介した内容を整理した表を示します。

項目 詳細
給水機設置数 1台
設置場所 東ゲート側大屋根リング下
利用回数(7月末時点) 約45万回
参加企業 株式会社OSGコーポレーション、ピーコック魔法瓶工業株式会社、タイガー魔法瓶株式会社、象印マホービン株式会社、株式会社大阪水道総合サービス、大阪市水道局
目的 マイボトル普及、脱プラスチック促進

このような取り組みを通じて、環境意識の向上と持続可能な社会の実現に向けた一歩となることが期待されています。

参考リンク: