2025年7月調査:プラチナカード利用実態と人気ランキング
ベストカレンダー編集部
2025年8月10日 16:07
プラチナカード利用実態調査
開催期間:7月2日〜7月9日
調査の目的と実施概要 — 2025年7月に実施したプラチナカード利用実態調査
アドバイザーナビ株式会社(所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役:平 行秀)は、2025年7月にプラチナカードの利用実態に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を2025年8月10日16時00分に公表しました。本稿では同社が公表した調査結果を詳細に整理し、利用動向や保有状況、カード選定の重視点などをわかりやすく伝えます。
調査は2025年7月2日から2025年7月9日の期間で行われ、調査母集団は88人でした。以下に示す数値や割合は、同調査の集計結果に基づきます。アンケートの回答者の詳細データについてはリリース末尾に「回答者の年齢」「回答者の職業」「回答者の年収」として記載されていますが、本文中での具体的数値は同社の公表内容(原文)に従っています。
- 調査会社
- アドバイザーナビ株式会社
- 調査方法
- インターネットによるアンケート調査
- 調査期間
- 2025年7月2日〜2025年7月9日
- 調査母集団
- 88人
- 公表日
- 2025年8月10日 16時00分
プラチナカードを選んだ理由と選定基準 — ポイント還元が最大の動機
アンケートでは、プラチナカードを作ろうと思ったきっかけと、カードを選ぶ際に重視した点について複数選択で尋ねています。結果は、ポイント(マイル)還元に関する評価が高く、カード選定の主因になっていることが明確になりました。
とくに「ポイント(マイル)還元率が良いから」が作成理由として60.2%を占め、カードを選ぶ際に重視する項目でも63.6%と最も高い割合となっています。以下に順位と割合を整理します。
作ろうと思ったきっかけ(複数選択可)
回答者がプラチナカードを作った主なきっかけはポイント重視で、空港ラウンジや独自優待も重要視されていました。複数選択のため合計は100%を超えます。
- 1位:ポイント(マイル)還元率が良いから — 60.2%
- 2位:空港ラウンジサービスを利用したかったから — 36.4%
- 3位:独自の優待サービスが魅力的だったから — 28.4%
選ぶ際に重視した点(複数選択可)
カードを選ぶ際の重要視点でもポイント還元がトップで、次いで入会費・年会費、キャンペーンや特典が続いています。
- 1位:ポイント(マイル)還元率 — 63.6%
- 2位:入会費・年会費
- 3位:キャンペーン/特典
保有状況・審査・利用額などの実態データ
保有枚数や年会費、限度額、毎月の利用額など、実際の利用実態に関する項目も詳細に集計されています。ここでは主要な結果を種類ごとに分けて示します。
なお、以下の数値は調査回答に基づく比率や順位であり、個々の金額は回答者の申告値です。
プラチナカードとクレジットカードの保有枚数
プラチナカード単体の保有枚数と、その他(通常カード・ゴールド含む)クレジットカードの保有枚数の双方が調査されています。複数枚保有する層も一定の割合で存在します。
- プラチナカード保有枚数:1枚が最多。2枚、3枚以上も存在し、複数枚保有者が一定数いる。
- クレジットカード保有枚数:5枚以上が27.3%で最多。全体の約8割近くが複数カードを保有。
ゴールドカード保有と審査経験
プラチナカード保有者のうち、ゴールドカードも保有している割合は75%でした。審査に関しては、過去に「通らなかった経験がある」と回答した人は10.2%にとどまります。
- ゴールドカード保有:はい 75%、いいえ 25%
- プラチナカードの審査に通らなかった経験:ない 89.8%、ある 10.2%
年会費・限度額・増額・毎月の利用額
年会費は中低レンジに集中し、限度額は数百万円帯が中心となっています。利用額はゴールドと比べて高めの傾向が示されました。
| 項目 | 結果(主な割合) |
|---|---|
| 年会費(プラチナカード) | 2万円以上〜3万円未満:35.2%/1万円未満:2位/1万円以上〜2万円未満:3位(順序のみ)/一部は10万円以上も存在 |
| 限度額 | 200万円超〜300万円以下:31.8%/100万円以下:25.0%/100万円超200万円以下:一定数 |
| 限度額の増額経験 | いいえ 96.6%、はい 2.3%(増額審査で落ちた人:1.1%) |
| 毎月の利用額(プラチナカード) | 10万円以下:30.7%/11〜15万円、16〜20万円が続く。ゴールドカードより全体的に利用額が高い傾向 |
人気カードのランキングと用途別の“おすすめ”
ユーザーが実際に所有しているプラチナカードや、用途別におすすめと考えるカードのランキングも掲載されています。回答は複数選択可の項目があるため、カード別の支持率はおおむね20%前後の分散が見られます。
以下は調査で上位に入った具体的なカードと、その割合です。
所有率ランキング(複数選択可)
最も多くの回答者が保有しているとしたプラチナカードはJCBプラチナで、次点に三井住友カード プラチナが続きます。
- 1位:JCBプラチナ — 25.0%
- 2位:三井住友カード プラチナ — 23.9%
- 3位:dカード PLATINUM — 18.2%
用途別のおすすめ(ポイント、特典、コスパ、海外旅行)
用途や重視点に応じた“おすすめ”カードも尋ねており、目的ごとに推奨されるカードに違いがあります。以下に各用途での上位を示します。
- ポイントの貯まりやすさ:三井住友カード プラチナ(21.6%)/JCBプラチナ・dカード PLATINUM(各20.5%)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(9.1%)
- 特典の充実度:JCBプラチナ(25.0%)/dカード PLATINUM(18.2%)/三井住友カード プラチナ(17.0%)
- コストパフォーマンス:JCBプラチナ、dカード PLATINUM(各21.6%)/三井住友カード プラチナ(20.5%)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード・UCプラチナカード(同率6.8%)
- 海外旅行向け:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(21.6%)/三井住友カード プラチナ(14.8%)/JCBプラチナ・ANA VISAプラチナ プレミアムカード(各13.6%)
これらの結果から、ポイント重視の層は三井住友カード プラチナやJCBプラチナ、dカード PLATINUMに注目している一方、海外旅行ではアメリカン・エキスプレスの評価が高い点が示されています。
調査主体情報とデータ利用上の注意点
調査を行ったアドバイザーナビ株式会社の会社概要や同社が運営する関連メディア、調査結果の引用に関する条件も明記されています。引用時には出典の明示やデータ加工の禁止といった条件を遵守する必要があります。
以下に、会社情報と引用条件を記載します。元データへのリンクも合わせて示します。
- 社名
- アドバイザーナビ株式会社
- 代表取締役
- 平 行秀
- 設立
- 2019年5月29日
- 所在地
- 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE
- 事業内容
- IFAのコンサルティング事業・人材紹介業・投資家とIFAのマッチング事業
- URL
- https://adviser-navi.co.jp
- 運営メディア
-
- カードローンメディア:カードローンナビ
- クレジットカードメディア:クレジットカードナビ
- FXメディア:FXおすすめナビ
- 債務整理メディア:債務整理
- 調査結果詳細
- https://adviser-navi.co.jp/card/column/49140/
- データの引用・転載について
-
- データの引用は申請無しで利用可能。
- データの加工は禁止。
- 出典元のURLを(URLをDofollowで)明記すること。
調査の要点まとめ(表形式)
最後に、本記事で示した調査の主要事項を表にまとめて示します。調査概要や主要な割合・ランキングを一覧で確認できます。
| 項目 | 結果・数値 |
|---|---|
| 調査実施者 | アドバイザーナビ株式会社 |
| 調査期間 | 2025年7月2日〜2025年7月9日 |
| 調査母集団 | 88人 |
| 公表日 | 2025年8月10日 16時00分 |
| カード作成の主なきっかけ | ポイント(マイル)還元率が良いから:60.2% / 空港ラウンジ:36.4% / 独自優待:28.4% |
| カード選定で重視する点 | ポイント(マイル)還元率:63.6% / 入会費・年会費 / キャンペーン/特典 |
| プラチナカード保有枚数 | 1枚が最多(比率記載なし)。複数枚保有者は1割超。 |
| クレジットカード保有枚数 | 5枚以上:27.3%(最多)/ 全体の約8割近くが複数枚保有 |
| ゴールドカード併有 | はい:75% / いいえ:25% |
| 審査に通らなかった経験 | ある:10.2% / ない:89.8% |
| 年会費(最多層) | 2万円以上〜3万円未満:35.2%(最多)/ 一部10万円以上も存在 |
| 限度額(最多層) | 200万円超〜300万円以下:31.8% / 100万円以下:25.0% |
| 限度額増額経験 | いいえ:96.6% / はい:2.3% / 増額審査で落ちた人:1.1% |
| 毎月の利用額(最多層) | 10万円以下:30.7% / 11〜15万円、16〜20万円が続く |
| 所有率上位カード | JCBプラチナ:25.0% / 三井住友カード プラチナ:23.9% / dカード PLATINUM:18.2% |
| 用途別おすすめ(例) | ポイント重視:三井住友カード プラチナ(21.6%)/ 特典重視:JCBプラチナ(25.0%)/ 海外旅行:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(21.6%) |
| 調査詳細URL | https://adviser-navi.co.jp/card/column/49140/ |
本稿はアドバイザーナビ株式会社が公表した「【2025年7月度】プラチナカードの利用実態に関するユーザーアンケート」の内容を基に作成しました。データ引用時は同社の引用ルール(データの加工禁止・出典元URL明記など)を遵守してください。