2025年7月調査:プラチナカード利用実態と人気ランキング

プラチナカード利用実態調査

開催期間:7月2日〜7月9日

プラチナカード利用実態調査
プラチナカードって何が人気なの?
今回の調査では「ポイント(マイル)還元率」が最多で6割前後を占め、次いで空港ラウンジ利用や独自優待が支持されました。所有率ではJCBプラチナや三井住友カード プラチナが上位です。
ポイント重視ならどのプラチナカードがいいの?
ポイント重視では三井住友カード プラチナが最多評価(約21.6%)で、続いてJCBプラチナやdカード PLATINUMが同程度の支持を得ています。海外旅行ならアメックスが高評価です。

調査の目的と実施概要 — 2025年7月に実施したプラチナカード利用実態調査

アドバイザーナビ株式会社(所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役:平 行秀)は、2025年7月にプラチナカードの利用実態に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を2025年8月10日16時00分に公表しました。本稿では同社が公表した調査結果を詳細に整理し、利用動向や保有状況、カード選定の重視点などをわかりやすく伝えます。

調査は2025年7月2日から2025年7月9日の期間で行われ、調査母集団は88人でした。以下に示す数値や割合は、同調査の集計結果に基づきます。アンケートの回答者の詳細データについてはリリース末尾に「回答者の年齢」「回答者の職業」「回答者の年収」として記載されていますが、本文中での具体的数値は同社の公表内容(原文)に従っています。

調査会社
アドバイザーナビ株式会社
調査方法
インターネットによるアンケート調査
調査期間
2025年7月2日〜2025年7月9日
調査母集団
88人
公表日
2025年8月10日 16時00分
【2025年7月度】プラチナカードの利用実態に関するユーザーアンケート 画像 2

プラチナカードを選んだ理由と選定基準 — ポイント還元が最大の動機

アンケートでは、プラチナカードを作ろうと思ったきっかけと、カードを選ぶ際に重視した点について複数選択で尋ねています。結果は、ポイント(マイル)還元に関する評価が高く、カード選定の主因になっていることが明確になりました。

とくに「ポイント(マイル)還元率が良いから」が作成理由として60.2%を占め、カードを選ぶ際に重視する項目でも63.6%と最も高い割合となっています。以下に順位と割合を整理します。

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作ろうと思ったきっかけ(複数選択可)

回答者がプラチナカードを作った主なきっかけはポイント重視で、空港ラウンジや独自優待も重要視されていました。複数選択のため合計は100%を超えます。

  • 1位:ポイント(マイル)還元率が良いから — 60.2%
  • 2位:空港ラウンジサービスを利用したかったから — 36.4%
  • 3位:独自の優待サービスが魅力的だったから — 28.4%
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選ぶ際に重視した点(複数選択可)

カードを選ぶ際の重要視点でもポイント還元がトップで、次いで入会費・年会費、キャンペーンや特典が続いています。

  • 1位:ポイント(マイル)還元率 — 63.6%
  • 2位:入会費・年会費
  • 3位:キャンペーン/特典
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保有状況・審査・利用額などの実態データ

保有枚数や年会費、限度額、毎月の利用額など、実際の利用実態に関する項目も詳細に集計されています。ここでは主要な結果を種類ごとに分けて示します。

なお、以下の数値は調査回答に基づく比率や順位であり、個々の金額は回答者の申告値です。

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プラチナカードとクレジットカードの保有枚数

プラチナカード単体の保有枚数と、その他(通常カード・ゴールド含む)クレジットカードの保有枚数の双方が調査されています。複数枚保有する層も一定の割合で存在します。

  • プラチナカード保有枚数:1枚が最多。2枚、3枚以上も存在し、複数枚保有者が一定数いる。
  • クレジットカード保有枚数:5枚以上が27.3%で最多。全体の約8割近くが複数カードを保有。
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ゴールドカード保有と審査経験

プラチナカード保有者のうち、ゴールドカードも保有している割合は75%でした。審査に関しては、過去に「通らなかった経験がある」と回答した人は10.2%にとどまります。

  • ゴールドカード保有:はい 75%、いいえ 25%
  • プラチナカードの審査に通らなかった経験:ない 89.8%、ある 10.2%
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年会費・限度額・増額・毎月の利用額

年会費は中低レンジに集中し、限度額は数百万円帯が中心となっています。利用額はゴールドと比べて高めの傾向が示されました。

項目 結果(主な割合)
年会費(プラチナカード) 2万円以上〜3万円未満:35.2%/1万円未満:2位/1万円以上〜2万円未満:3位(順序のみ)/一部は10万円以上も存在
限度額 200万円超〜300万円以下:31.8%/100万円以下:25.0%/100万円超200万円以下:一定数
限度額の増額経験 いいえ 96.6%、はい 2.3%(増額審査で落ちた人:1.1%)
毎月の利用額(プラチナカード) 10万円以下:30.7%/11〜15万円、16〜20万円が続く。ゴールドカードより全体的に利用額が高い傾向
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人気カードのランキングと用途別の“おすすめ”

ユーザーが実際に所有しているプラチナカードや、用途別におすすめと考えるカードのランキングも掲載されています。回答は複数選択可の項目があるため、カード別の支持率はおおむね20%前後の分散が見られます。

以下は調査で上位に入った具体的なカードと、その割合です。

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所有率ランキング(複数選択可)

最も多くの回答者が保有しているとしたプラチナカードはJCBプラチナで、次点に三井住友カード プラチナが続きます。

  • 1位:JCBプラチナ — 25.0%
  • 2位:三井住友カード プラチナ — 23.9%
  • 3位:dカード PLATINUM — 18.2%
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用途別のおすすめ(ポイント、特典、コスパ、海外旅行)

用途や重視点に応じた“おすすめ”カードも尋ねており、目的ごとに推奨されるカードに違いがあります。以下に各用途での上位を示します。

  1. ポイントの貯まりやすさ:三井住友カード プラチナ(21.6%)/JCBプラチナ・dカード PLATINUM(各20.5%)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(9.1%)
  2. 特典の充実度:JCBプラチナ(25.0%)/dカード PLATINUM(18.2%)/三井住友カード プラチナ(17.0%)
  3. コストパフォーマンス:JCBプラチナ、dカード PLATINUM(各21.6%)/三井住友カード プラチナ(20.5%)/アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード・UCプラチナカード(同率6.8%)
  4. 海外旅行向け:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(21.6%)/三井住友カード プラチナ(14.8%)/JCBプラチナ・ANA VISAプラチナ プレミアムカード(各13.6%)

これらの結果から、ポイント重視の層は三井住友カード プラチナやJCBプラチナ、dカード PLATINUMに注目している一方、海外旅行ではアメリカン・エキスプレスの評価が高い点が示されています。

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調査主体情報とデータ利用上の注意点

調査を行ったアドバイザーナビ株式会社の会社概要や同社が運営する関連メディア、調査結果の引用に関する条件も明記されています。引用時には出典の明示やデータ加工の禁止といった条件を遵守する必要があります。

以下に、会社情報と引用条件を記載します。元データへのリンクも合わせて示します。

社名
アドバイザーナビ株式会社
代表取締役
平 行秀
設立
2019年5月29日
所在地
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町8-1 FinGATE TERRACE
事業内容
IFAのコンサルティング事業・人材紹介業・投資家とIFAのマッチング事業
URL
https://adviser-navi.co.jp
運営メディア
  • カードローンメディア:カードローンナビ
  • クレジットカードメディア:クレジットカードナビ
  • FXメディア:FXおすすめナビ
  • 債務整理メディア:債務整理
調査結果詳細
https://adviser-navi.co.jp/card/column/49140/
データの引用・転載について
  • データの引用は申請無しで利用可能。
  • データの加工は禁止。
  • 出典元のURLを(URLをDofollowで)明記すること。
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調査の要点まとめ(表形式)

最後に、本記事で示した調査の主要事項を表にまとめて示します。調査概要や主要な割合・ランキングを一覧で確認できます。

項目 結果・数値
調査実施者 アドバイザーナビ株式会社
調査期間 2025年7月2日〜2025年7月9日
調査母集団 88人
公表日 2025年8月10日 16時00分
カード作成の主なきっかけ ポイント(マイル)還元率が良いから:60.2% / 空港ラウンジ:36.4% / 独自優待:28.4%
カード選定で重視する点 ポイント(マイル)還元率:63.6% / 入会費・年会費 / キャンペーン/特典
プラチナカード保有枚数 1枚が最多(比率記載なし)。複数枚保有者は1割超。
クレジットカード保有枚数 5枚以上:27.3%(最多)/ 全体の約8割近くが複数枚保有
ゴールドカード併有 はい:75% / いいえ:25%
審査に通らなかった経験 ある:10.2% / ない:89.8%
年会費(最多層) 2万円以上〜3万円未満:35.2%(最多)/ 一部10万円以上も存在
限度額(最多層) 200万円超〜300万円以下:31.8% / 100万円以下:25.0%
限度額増額経験 いいえ:96.6% / はい:2.3% / 増額審査で落ちた人:1.1%
毎月の利用額(最多層) 10万円以下:30.7% / 11〜15万円、16〜20万円が続く
所有率上位カード JCBプラチナ:25.0% / 三井住友カード プラチナ:23.9% / dカード PLATINUM:18.2%
用途別おすすめ(例) ポイント重視:三井住友カード プラチナ(21.6%)/ 特典重視:JCBプラチナ(25.0%)/ 海外旅行:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(21.6%)
調査詳細URL https://adviser-navi.co.jp/card/column/49140/

本稿はアドバイザーナビ株式会社が公表した「【2025年7月度】プラチナカードの利用実態に関するユーザーアンケート」の内容を基に作成しました。データ引用時は同社の引用ルール(データの加工禁止・出典元URL明記など)を遵守してください。