8月30日 横浜で蘇る60's ROCK STEADYナイト

60年代ジャマイカの息吹を体感する夜 — 幻のジャンル「ROCK STEADY」が横浜に戻る

1960年代後半に短期間で生まれ、その後のスカやレゲエの発展に大きな影響を与えた音楽ジャンルROCK STEADY（ロックステディ）。その希少性ゆえに現代で生の音や当時の機材を通じて体験できる機会は限られている。今回のイベントは、その記録と体験を横浜の場で再現することを目的としている。

本プレスリリースはM.A.Iによるもので、発表は2025年8月10日 23時50分。主催はUNI LYRICS。会場となるのは横浜・常盤町の音楽拠点MUSIC CHRONICLE YOKOHAMAだ。音楽史の一断面を、音響機材やアナログレコードの空気感とともに提示する意図が明記されている。

ROCK STEADYとは

1960年代後半にジャマイカで成立し、スカとレゲエの間をつなぐ役割を果たした短命だが影響力の大きい音楽様式。リズムの落ち着きやボーカルの強調、重低音の表現が特徴。

イベント企画の目的

音楽文化の保存・継承。60年代当時のレコード音源を当時の音響システムで再生し、アナログの温かみと低音を現代に伝える。

『UNI LYRICS ROCK STEADY NIGHT』 — 開催概要と来場案内

イベントは2025年8月30日（土）18:00〜21:00に開催される。会場はMUSIC CHRONICLE YOKOHAMA（所在地：横浜市中区常盤町不動産ビル2F101）。前回の開催が好評だったため第2回目として催される一夜限りの音楽会である。

入場に関する条件は明確だ。入場料は500円、別途で1ドリンクチケット¥500が必要とされる。会場の規模や料金設定から、気軽に参加できるカルチャーイベントとして位置づけられている。

前回の開催を受けて

プレスリリースは前回の開催について、BOB MARLEYを中心に据えた企画で多様な来場者層を集めたと記載している。アナログの音と場の空気感が好評であったため、今回も同様の方針で60年代当時のレコード音源を同年代の音響システムで再生する。

『UNI-LYRICS』は特別価格で販売される旨が明記されており、来場者は音源の購入と試聴を通して音楽の質感を持ち帰ることができる設計だ。

音と味の共演 — 音響機材、楽曲、コーヒー出店の詳細

本イベントの特色は、単なる選曲やDJプレイに留まらず、60年代の音響機材やアナログレコードそのものを通じて音楽体験を再現する点にある。プレスリリースでは「アナログならではの温かみと迫力ある低音」を再現することが強調されている。

音楽に合わせる飲食要素としては、横浜の人気コーヒースタンドが出店予定だ。プレスリリースには出店者としてJAMROK COFFEE BREWERと記載されている部分、同文中にJAMROCK COFFEE BREWERと表記された部分がある。いずれの表記もイベントへの出店が告知され、ジャマイカ産ブルーマウンテンコーヒーやマイヤーズラムを使用した特製コーヒーカクテルなどが提供されると明記されている。

• 出店内容：ジャマイカ産ブルーマウンテンコーヒー、マイヤーズラムを使った特製コーヒーカクテル
• グッズ販売：『UNI-LYRICS』が特別価格で販売される
• 音響：60年代当時のレコード音源を同年代の音響システムで再生

音響機材と保存活動の関わり

本イベントは、横浜のコミュニティスペースであるMUSIC CHRONICLE YOKOHAMAが舞台となる。ここはジャズ喫茶ちぐさのレコードや音響機器を一時的に預かり、メンテナンスやデータ化を進める活動を行う「ちぐさ保存会」の取り組みと併行して運営されているスペースだ。

プレスリリースは、これらの保存・流通活動と視聴環境の提供がイベントの根底にあることを示している。単なる過去の再演ではなく、資料保存・技術継承の側面が明確に併走している。

出演関係者と主催情報、問い合わせ

イベントの主催はUNI LYRICS、協力はJAZZ喫茶ちぐさ保存会およびM.A.Iとされている。会場や運営に関する問い合わせ先は（株）Music&Aroma Intelligenceのメールアドレスとしてinfo@m-a-i.jpが記載されている。

プレスリリースでは、企画者のプロフィールも詳述されている。以下にプレスリリースに記載された人物情報を整理する。

UNI-T（rep HUMAN CREST）プロフィール

『UNI LYRICS』の著者。2003年頃より横浜でキャリアを開始し、2009年から約4年間ニューヨークに滞在。ブルックリンやマンハッタンのローカルダンスやラジオでのプレイを重ね、DownBeat Soundにも認められた経験を持つ。

Ranking Joe、Brigadier Jerry、Horace Andy、Johnny Osbourne などのベテランDJ・シンガーとの共演歴があり、2013年に帰国後はHUMAN CRESTのセレクターとして活動を続けている。Instagramアカウントも運用されており、UNI LYRICSの発信源として機能している。

また、MUSIC CHRONICLE YOKOHAMAの概要としては、ジャズ喫茶ちぐさ由来のレコードと音響機器を預かり、メンテナンスやデータ化を進める「ちぐさ保存会」の活動に併行して運営される視聴・閲覧可能なコミュニティスペースであることが示されている。公式サイトのURLもプレスリリースに掲出されている：https://mcy-yokohama.studio.site

要点の整理

ここまでに記載したプレスリリースの情報を、主催・日時・会場・料金・出店・目的・問い合わせ先の観点でまとめる。

上記はプレスリリースの全情報を整理したものだ。会場では60年代当時のレコード音源を同年代の音響システムで再生すること、音と飲食を組み合わせた提供が行われること、主催・協力・問い合わせ先の詳細が記載されていることをここに改めてまとめた。音楽文化の保存と現代での体験提供を同時に行うイベント設計である点が特徴である。