庄分酢が9月2日オープン 五感で味わう発酵ガストロノミー

庄分酢五感ガストロノミー

開催日:9月2日

庄分酢五感ガストロノミー
リニューアルで具体的に何が体験できるの?
レストランでの発酵を活かしたコース料理に加え、100年蔵での蔵見学や20石の木桶観察、テイスティング、月替わりワークショップ「季習-KINARAI-」で発酵フルーツビネガーや発酵ドリンク作りなど五感で学べる体験がそろっています。
オープニングイベントはいつで予約はどうすればいい?
オープニングは2025年9月2日11:00開始、参加費は10,000円(税込)。予約は電話のみで、受付は2025年8月11日9:00から(電話:0944-88-1535)。定員や詳細は電話で確認してください。

300年以上の歴史を受け継ぐ酢蔵が、五感で味わう発酵ガストロノミーとして再出発

福岡県大川市に本拠を置く株式会社庄分酢は、1711年の創業以来続く伝統的な酢づくりの技術と文化を、単なる製品販売の枠を超えて来訪者に伝える場へと刷新します。伝統の静置発酵と蔵付菌による柔らかな酸味とまろやかな香りを持つ酢を、視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚の五感で体験できる形へとリニューアルする取り組みです。

このリニューアルは、既存のレストラン事業を軸に据えつつ、酢蔵の見学ツアーやワークショップ、ツーリズム向けの体験プログラムを組み合わせることで、発酵文化と地域資源を結び付けた「発酵ガストロノミー」の実践を目指します。発表日は2025年8月11日、プレスリリース時刻は17時25分とされています。

300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 2

リニューアルの中身:蔵見学から発酵ワークショップまで具体的な体験項目

リニューアルでは複数の体験要素が同時に強化されます。100年以上の歴史を持つ蔵(以降「100年蔵」)での見学ツアーは拡充され、職人による製法解説、ティスティング、そして木桶の見学など、酢ができる現場を間近に観察できます。

また、体験プログラムには新たに月替わりのワークショップサロン「季習 -KINARAI-」を設置。発酵フルーツビネガーの仕込みや発酵ドリンク作成など、実践的な内容を通じて心身の健康につながる学びを提供します。インバウンドや国内旅行者向けのツーリズムプランも準備され、地域の観光資源としての役割も強化されます。

300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 3

蔵見学ツアーの詳細

蔵見学ツアーでは、職人からの直接解説を受けながら、製造過程や酢の原料、発酵の仕組みについて学ぶことができます。テイスティングセッションでは庄分酢が持つ多様な風味の違いを体感できます。

見学対象となる設備としては、伝統的な木桶が複数保存されているエリアを含め、計20石の木桶の観察が可能です。これにより、木桶が酢の熟成に与える影響や蔵の環境が味にどのように反映されるかが理解できます。

  • 見学場所:100年蔵および関連製造設備
  • 体験内容:職人による解説、テイスティング、木桶見学(20石)
  • 対象:一般来訪者、国内外の旅行者
300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 4

ワークショップとツーリズムプラン

新設されるWORKSHOPサロン「季習 -KINARAI-」は季節に応じた月替わりプログラムを展開します。発酵フルーツビネガーの仕込み、フルーツビネガードリンクの製作体験などを通じて、実践的に発酵のプロセスを学べる構成です。

ツーリズムの面では、インバウンドを含む旅行者向けに観光と体験を組み合わせたプランを用意します。具体的にはフルーツビネガー発酵ドリンクの作成体験や蔵見学が組み込まれ、地域の食材や風習と酢の関係性を掘り下げる内容です。

  1. 季習 -KINARAI-:月替わりワークショップ(発酵フルーツビネガー等)
  2. ツーリズムプラン:体験型観光メニュー(インバウンド対応)
300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 5

リストランテSHOUBUNの再始動とオープニングイベントの全容

リニューアルに伴い、庄分酢のレストラン事業は「Ristorante SH0UBUN/リストランテSHOUBUN」として再始動します。ここでは伝統発酵酢を活かした多様なコースを提供し、地元食材と風習を織り込んだガストロノミックな体験を目指します。

リニューアルオープンを記念して、2025年9月2日(火)にオープニングイベントが開催されます。イベントには料理研究家の山際千津枝氏を迎え、木下陽介シェフが監修を受けたスペシャルコースを提供するとともに、酢蔵見学も組み合わせた構成です。

300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 6

オープニングイベントの詳細

開催日時は2025年9月2日(火)11:00から開始です。会場は庄分酢レストラン「リストランテ ショウブン」で、参加費は10,000円(税込)です。予約は電話受付のみとなり、受付開始日時は2025年8月11日(月)9:00からです。予約電話番号は0944-88-1535です。

イベント内容は次の通りです。山際千津枝氏によるトークショー、木下陽介シェフによるスペシャルコース(山際氏監修メニューを含む)、そして酢蔵見学デモツアーが予定されています。参加者は料理の背景にある発酵の考え方や、実際の製法を体感できます。

日時
2025年9月2日(火) 11:00〜
会場
庄分酢レストラン「リストランテ ショウブン」
参加費
10,000円(税込)
予約開始
2025年8月11日(月) 9:00〜(電話受付のみ)
予約方法
電話:0944-88-1535
プログラム
山際千津枝氏トークショー、木下陽介シェフのスペシャルコース(監修メニュー含む)、酢蔵見学デモツアー
300年以上の歴史を誇る老舗酢蔵・庄分酢が「五感で体験できるガストロノミーミュージアム」としてリニューアル。2025年9月2日、料理研究家・山際千津枝氏を迎えたオープニングイベント開催 画像 7

庄分酢の歴史・企業情報と地域資源としての役割

庄分酢は福岡県大川市で約300年、15代にわたり一子相伝の伝統製法でお酢をつくる老舗の醸造元です。創業は1711年で、現在の代表取締役は高橋清太朗氏です。製法の特徴としては、静置発酵と蔵付菌を用いる点が挙げられ、これにより柔らかい酸味とまろやかな香りを持つお酢が生まれます。

庄分酢のリニューアルは、単に商品の付加価値を高めるだけでなく、江戸時代から続く町屋の暮らしや風習といった文化的な側面を来訪者に伝えることを目的としています。製造販売と観光・教育を結び付けることで、こころと身体の健康につながる場づくりをめざしています。

項目 内容
商号 株式会社庄分酢(SHOUBUNSU. CO.,LTD.)
代表者 高橋清太朗
創業 1711年
所在地 〒831-0004 福岡県大川市榎津548の1
TEL / FAX TEL:0944-88-1535 / FAX:0944-87-4480
公式サイト https://shoubun.jp/

カテゴリーとしては「食品・お菓子」「旅行・観光」に位置づけられ、キーワードには「発酵」「ガストロノミー」「老舗」「歴史」「ツーリズム」「古民家」「酢」「調味料」「健康」などが挙げられます。これらはリニューアルにおける体験の主軸を示す語です。

まとめ表:重要ポイントの整理

以下に本リニューアルおよびオープニングイベントの主要情報を表形式で整理します。開催日や予約方法、体験内容といった要点を一目で確認できます。

項目 詳細
リニューアル主題 五感で体験できる発酵ガストロノミー(レストラン事業の刷新、蔵見学、ワークショップ等)
オープニングイベント日 2025年9月2日(火) 11:00〜
参加費 10,000円(税込)
予約開始 2025年8月11日(月) 9:00〜(電話予約のみ)
予約窓口 電話:0944-88-1535
主な体験項目 蔵見学(100年蔵、20石の木桶観察、テイスティング)、発酵フルーツビネガー体験、月替わりワークショップ「季習 -KINARAI-」
レストラン RistoranteSHOUBUN(リストランテSHOUBUN)再始動、木下陽介シェフ監修のコース提供
ゲスト 山際千津枝(料理研究家)、木下陽介(シェフ)
会社情報 株式会社庄分酢、創業1711年、所在地:福岡県大川市榎津548の1、TEL:0944-88-1535

本稿では、庄分酢によるリニューアルの具体的な企画内容と、オープニングイベントの日時・参加方法、さらに同社の歴史と企業情報を整理しました。発酵という伝統技術と地域資源を接続する取り組みが、来訪者にとってどのような学びと体験をもたらすかが分かる構成です。

参考リンク: