モニッケンダムが導入――12問で判定するブライダル診断システム

デジタル診断で選ぶ、新しいブライダルジュエリーの入口

英国の老舗ダイヤモンドカッターブランドモニッケンダムは、創業135周年を機に、公式ホームページへ「ブライダルパーソナルジュエリー診断システム」を導入しました。発表は株式会社ムラキによるもので、リリース日時は2025年8月12日 17時19分です。

この診断システムは、個性やライフスタイル、価値観を重視する現代のカップルを想定して開発されたもので、オンライン上でのブライダルジュエリー選びの利便性と発見を拡げることを目的としています。公式サイトと診断ページは以下のとおりです。

• モニッケンダム 公式ホームページ：https://www.monnickendam-dia.com/
• パーソナルジュエリー診断ページ：https://monnickendam-dia.com/personal-jewellery/

導入の背景と位置づけ

ブライダルリングは選択肢が多く、購入前の比較や自分に合ったデザインの判断が難しいとされてきました。本システムはそうした課題に対応するために設計されています。

診断によりユーザーを6つのスタイルに分類し、それぞれのスタイルに最適なエンゲージリング（婚約指輪）やマリッジリング（結婚指輪）を提案します。さらに結婚式での着用を想定したウェディングドレスやタキシード、日常的な着用を想定したデイリークローズのおすすめまで表示され、トータルでのコーディネートを視野に入れた提案が行われます。

診断の仕組みと具体的な利用方法

診断はシンプルで、12の質問に回答するだけで結果が得られます。質問は個性やライフスタイル、価値観に関する内容を中心に構成され、応答内容に応じて6つのスタイルに分類されます。

診断の実行環境はスマートフォン・パソコンの双方に対応しており、アクセスは登録不要で行えます。回答後はおすすめリングの閲覧・比較が可能で、気に入ったものはそのままご試着予約へ進める仕様です。

診断の流れ

診断の典型的な流れは次のとおりです。各段階は利用者が直感的に進められるよう設計されています。

1. 診断ページへアクセス（スマートフォンまたはパソコン）。
2. 12問の質問に順次回答。
3. 回答結果に基づき6つのスタイルのいずれかに分類。
4. 分類結果に対応するエンゲージリング・マリッジリング、ウェディングドレス、タキシード、デイリークローズの提案を表示。
5. 提案アイテムの閲覧・比較、必要に応じて試着予約へ移行。

診断は情報登録を必要としないため、気軽に試すことができます。表示された提案から試着や詳細確認を希望する場合は、各アイテムページや試着予約の手続きに進みます。

表示されるおすすめ内容の詳細

診断結果は複数の切り口で提案されます。リングに限らず、結婚式当日の装いと日常の服装まで含めたコーディネート案が出る点が特徴です。

• エンゲージリング（婚約指輪）：スタイルごとに似合うデザインを提示。
• マリッジリング（結婚指輪）：普段使いや重ね着けを考慮した提案。
• ウェディングドレス・タキシード：式でのトータルコーディネートの視点からのおすすめ。
• デイリークローズ：日常の装いとリングの相性を考えた提案。

モニッケンダムの歴史と技術的背景

モニッケンダムはダイヤモンドのカット技術に特化したブランドで、ダイヤモンドカッターとは原石を切断し、最高の輝きを引き出すために磨き上げる研磨技術士を指します。カットはダイヤモンドの輝きを左右する重要な工程であり、長年の研鑽が求められます。

同ブランドは1890年にルイ・モニッケンダムによりアムステルダムで創業し、1914年にイギリスへ移住

継承されるクラフトマンシップ