「ベーチャン」商標出願で存続危機 B.B.T.が法的措置

ベーチャン商標出願問題

開催日:7月28日

ベーチャン商標出願問題
商標出願でチームはどうなるの?
もし商標登録が認められれば「ベーチャン」の名称使用が制限され、チーム名や関連商品の販売停止や回収が生じる可能性がある。B.B.T.は法的措置を進めており、直ちに解散が確定したわけではない。
ファンとして今何をすればいい?
まずSNSで#SAVEベーチャンを拡散し、公式発表やYouTubeを確認。BBCH製品の購入や署名などの支援、誤情報に注意した冷静な拡散が効果的だ。

競合による「ベーチャン」商標出願がもたらす直接的な影響

2025年7月28日に特許庁の公開情報で確認された商標出願は、株式会社B.B.T.(以下、当社)が運営するプロ草野球チーム「ベーチャン!」およびブランド「BBCH」に対して重大な影響を与える可能性があります。出願された商標は「ベーチャン」であり、仮に登録が認められると、当該名称の使用制限が発生し、チーム活動や関連商品の販売、広報展開に実質的な制約が生じる恐れがあると当社は説明しています。

当社の発表によれば、出願主体は野球界に大物アンバサダーを擁する競合他社であり、その立場や資本力により、既存のブランド名を巡る権利関係が変化する可能性がある点が問題視されています。特許庁の公開情報の具体的な出願日といった公的データも確認済みであるということです。

野球界の大物アンバサダーを持つ競合他社が商標出願!“プロ”草野球チーム「ベーチャン!」乗っ取り疑惑 画像 2

懸念される具体的な事態

当社が指摘するリスクは次の通りです。まず、商標登録が成立すると、第三者による同一または類似の名称の使用が制限され、チーム名やブランド名が法的に保護された権利者の許可なく使用できなくなる可能性があります。次に、名称の使用差止や、既存在庫・販売中の商品に対する回収・販売停止など、活動資金や流通に影響を与える措置が取り得る点です。

SNS上では既に「#SAVEベーチャン」というハッシュタグを用いた拡散や議論が行われ、ファンや関係者の間で懸念が共有されています。こうした世論の動きはブランドイメージや支援の集積に影響を与えるため、実務面でも注意が必要です。

  • 出願確認日:2025年7月28日(特許庁公開情報による)
  • 報道・発表日:2025年8月12日 15時41分(株式会社B.B.T.発表)
  • 出願商標:「ベーチャン」
野球界の大物アンバサダーを持つ競合他社が商標出願!“プロ”草野球チーム「ベーチャン!」乗っ取り疑惑 画像 3

ベーチャン!の結成背景とブランド「BBCH」の役割

「ベーチャン!」は、『趣味ではなく仕事として野球に挑戦する』というテーマを掲げるプロ草野球チームです。チームは全国大会での優勝実績があり、選手構成は実力派が揃っています。キャプテンは150km/h右腕の千葉英太選手、副キャプテンに元社会人侍ジャパンの長谷川拓真選手、監督は芸人の兵頭てつ兄監督、また元プロ野球選手の田上健一氏ら経験豊富なメンバーが在籍しています。

チーム活動と同時に立ち上げられたブランドが「BBCH」で、練習用品などを扱うブランドとして運営されています。BBCHの売上は、チーム活動の重要な資金源となっており、ブランドとチームは収益面でも密接に結びついています。

チームの主なメンバー
監督:兵頭てつ兄
キャプテン:千葉英太(150km/hの右腕)
副キャプテン:長谷川拓真(元社会人侍ジャパン)
その他:田上健一(元プロ野球選手)など実力派メンバー

BBCHは、チーム活動の開始と同時に立ち上げられ、練習用品の販売による収益がチームの報酬支払いなど運営資金の一部を担っています。運営側は、草野球ながら選手へ報酬を支払うという全国でも稀有な活動スタイルを維持しており、ブランドとチームの名称は資金調達・ブランディングの面でも重要です。

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発表された対応方針とファンへの呼びかけ

株式会社B.B.T.は本事案を受け、専門家と連携して法的手続きを進めると表明しています。具体的には差止請求や損害賠償請求を含む法的措置に着手しており、迅速かつ徹底的に対応する姿勢を示しています。これは出願行為が不当競争防止法や商標法に抵触する可能性が高いと判断したためです。

同社はまた、問題の周知による社会的・世論的圧力も重視しており、ファンや関係者へ向けた情報共有の協力を求めています。SNS上での拡散を促すためにハッシュタグ#SAVEベーチャンが提示され、既に多くのファンや関係者が同タグを用いて発信を行っています。

野球界の大物アンバサダーを持つ競合他社が商標出願!“プロ”草野球チーム「ベーチャン!」乗っ取り疑惑 画像 5

当社の公表内容(要点)

  1. 特許庁公開情報により競合他社による「ベーチャン」商標出願を確認
  2. 出願により名称使用が制限され、チーム活動が困難になる恐れを指摘
  3. 不当競争防止法や商標法に抵触する可能性があると判断し、法的対応を開始
  4. SNSでの情報共有(#SAVEベーチャン)による支援を呼びかけ

当社代表取締役は熊谷健太氏であり、発表の署名は同氏名義で行われています。公式発表は2025年8月12日に公開され、同日にYouTubeチャンネル「プロ草野球チーム ベーチャン!」では8月9日配信分のサムネイルや関連動画が共有されています。動画タイトルは「【怒り】ベーチャン解散…その理由とは… 皆さんお願いです!助けてください!」とされています。

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整理表:事実関係と現状のまとめ

以下の表は、本プレスリリースの主要点を整理したものです。発表された日付や当該商標、関係者、現時点での当社の対応などを一覧にまとめています。

項目 内容
発表元 株式会社B.B.T.(代表取締役 熊谷健太)
発表日時 2025年8月12日 15時41分
確認された出願日(公開情報) 2025年7月28日(特許庁公開情報による)
出願商標 「ベーチャン」
関係するブランド BBCH(練習用品ブランド、チーム活動の資金源)
チーム概要 プロ草野球チーム「ベーチャン!」。全国大会優勝実績あり。キャプテン 千葉英太、監督 兵頭てつ兄、副キャプテン 長谷川拓真、田上健一(元プロ)など
当社の対応 専門家と連携し、差止請求・損害賠償請求を含む法的措置を実施
ファンへの呼びかけ SNSでの共有を要請(ハッシュタグ:#SAVEベーチャン)
関連リンク https://www.rakuten.ne.jp/gold/bbtown/
YouTube配信 チャンネル:「プロ草野球チーム ベーチャン!」 8月9日配信「【怒り】ベーチャン解散…その理由とは… 皆さんお願いです!助けてください!」

この記事では、株式会社B.B.T.による2025年8月12日の発表内容をもとに、確認された商標出願の事実、当該チームとブランドの概要、会社が公表した対応方針およびファンへの呼びかけを整理して記載しました。法的措置の詳細や手続きの進展は、当事者からの追加発表や特許庁の動向により随時更新される見込みです。

参考リンク: