花火大会が1位に!子供と体験したい8月行事ランキング

8月の体験行事ランキング

開催日:8月12日

8月の体験行事ランキング
8月に子どもと一番体験したい行事って何?
いこーよの調査では「花火大会」が41.1%で1位。夜の非日常感や家族で共有する思い出作りが支持理由で、子どもの五感や家族の一体感を育むと回答が多かったです。調査は2025年7月に実施(サンプル355)。
花火以外で人気のある体験は?学びにつながるものはある?
2位は夏野菜の収穫(24.2%)、3位は盆踊り、4位はスイカ割り。収穫やスイカ割りは五感を使った食育に、盆踊りやラジオ体操は地域交流や世代伝承につながると評価されています。

夏の夜を特別にする体験——花火大会が圧倒的1位に選ばれた理由

2025年8月12日16時33分、アクトインディ株式会社が運営する子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」のファミリーラボによる調査で、8月に子どもと体験したい季節行事&風習の第1位が「花火大会」(41.1%)であることが明らかになりました。調査は2025年7月に実施されたインターネットアンケート(サンプル数355、対象:「いこーよ」会員、調査地域:全国)によるものです。

上位に挙がった理由としては、夜ならではの非日常感・特別感が挙げられており、家族や友人と共有する思い出づくりとして位置づけられている点が示されています。花火の大きさや形、音が子どもの五感を刺激し、家族の一体感を生むという声が多数寄せられました。

発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 2

保護者の声から見える花火大会の魅力

具体的な保護者の声としては、子どもの目が輝く様子、家族で見上げる時間の特別さを指摘するものが多く寄せられています。小さな子どもから大きな子どもまで、花火が与える驚きと感動が共通した体験になっていることが伺えます。

以下はアンケートで寄せられた代表的な声です。いずれも花火大会の体験が「家族の記憶」や「子どもの感性に残る出来事」として評価されている点が特徴です。

  • 「花火大会は少し離れた場所から見ましたが、大きな花火が上がるたびに『わあ!きれい!』と目を輝かせていました。特にハートやニコちゃんの形の花火が印象に残ったようです」(4歳女児・9歳男児・10歳男児のママ/専業主婦・主夫)
  • 「花火大会に親子3人で行ったのですが本当に楽しそうでキラキラした目で見ていて私も感動しました!花火より子供の顔をみていました」(4歳男児のママ/パート・アルバイト)

花火大会が示すのは単なるイベントの人気だけでなく、夜の時間帯に家族が一緒に過ごすこと自体の価値です。猛暑対策として暑さを避けつつ夜に楽しめることも、選好の一因となっている点が調査から読み取れます。

発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 3

五感を使う体験が人気——収穫体験やスイカ割りで育つ食への関心

調査では、体験型のイベントが高い支持を受けており、2位に「夏野菜の収穫体験」(24.2%)、4位に「スイカ割り」(21.4%)がランクインしました。これらは食育としての効果も期待され、親が子どもに実際の食材や生長過程に触れさせたいという意図が表れています。

収穫やスイカ割りは五感を使う活動であり、見て触れて嗅いで味わう体験が子どもの興味や学びを刺激する点で評価されています。親の回答には、家庭菜園や農業体験での具体的なエピソードが多く含まれていました。

発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 4

収穫体験・スイカ割りに関する具体的な声

保護者の声には、日常生活の中での変化や子どもの興味が育つ経緯が詳しく書かれており、単発のイベントに留まらない継続的な学びにつながっていることがうかがえます。

代表的な声を以下に示します。家庭菜園やとうもろこし狩り、スイカ割りの体験が子どもの行動や嗜好に直接影響している点が読み取れます。

  • 「家の庭に夏野菜の家庭菜園を作りました。朝晩の水やり、収穫を経験し、スーパーで野菜売り場を見るのが楽しみになったようです」(7歳女児・10歳女児のママ/パート・アルバイト)
  • 「とうもろこし狩りに行った際、とうもろこしがどのように実っているのか不思議そうに見ていました。自分でもいだとうもろこしを大事そうに抱えていたので楽しんでくれたんだなと思いました」(3歳女児のママ/会社員・公務員(時短勤務))
  • 「スイカ割りが楽しかったのか、丸い果物を見ると〇〇割しようよ!いい考えじゃない?と毎回聞いてくる」(5歳男児・7歳女児・9歳女児のママ/会社員・公務員(フルタイム))
  • 「普段スイカを自分から食べようとしないのに、友達と一緒にバクバク食べてました。楽しかったですし、外で食べるスイカは美味しかったのだと思います」(3歳女児・5歳女児のパパ/会社員・公務員(フルタイム))

これらの声から、体験が子どもの食への関心を引き出し、家庭でも継続的に関わるきっかけを作っていることがわかります。体験を通じた学びは、家庭内での行動変容にもつながる傾向が見られます。

発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 5

伝統行事や地域活動で育む世代間のつながりと自然観察の価値

3位に「盆踊り」(23.4%)、6位に「ラジオ体操」(15.8%)、7位に「お盆の風習」(14.9%)が入り、地域や家族との交流を重視する傾向が示されました。これらは祖父母や近隣住民との接点を通じて日本の風習を次世代に伝えていく場として捉えられています。

一方で、自然や天体に親しむ行事もランキングに含まれており、5位の「8月の満月(スタージョンムーン)観察」(16.3%)、9位の「ペルセウス座流星群の星空観察」(10.1%)、8位の「山の日にちなんだピクニックやトレッキング」(11.5%)、10位の「セミの羽化観察」(6.2%)が挙がっています。

発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 6

伝統行事と地域交流に関する保護者の声

盆踊りやラジオ体操の体験は、地域の一員としての経験を子どもに与える機会と評価されています。浴衣を着て踊ることや太鼓の音に合わせて体を動かす体験が、子どもの社会性や文化理解につながると感じている保護者が多く見られます。

以下は該当する保護者の声の抜粋です。

  • 「盆踊りでは浴衣を着せて一緒に踊りました。太鼓の音に合わせて一生懸命真似して踊る姿がとても可愛らしく、本人も『また行きたい!』と大喜びでした」(4歳女児・9歳男児・10歳男児のママ/専業主婦・主夫)
  • 「普段、家庭内でYouTubeのラジオ体操しかやった事のない娘が初めてご近所さんと公園に集まってお手本の映像がない中でしたが、知っている音楽が流れると一緒になって体操できたのが嬉しそうでした」(0歳男児・2歳女児のママ/自営業・フリーランス)
  • 「キュウリの馬とナスの牛について、理解はできなくても教えていきたいと考えています」(0歳男児・2歳女児のママ/自営業)
発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 7

自然・天体観察が広げる好奇心

星空観察や満月の観察、セミの羽化は、子どもの探究心を刺激するアクティビティとして支持されています。夜に家族で空を見上げる特別感は、花火大会同様に「日常とは異なる時間」を共有する事柄として価値があると評価されています。

自然観察に関する保護者の声も寄せられており、天体望遠鏡で月を観察する準備や、流星群をみんなで見る体験、セミの羽化を観察して見守るというような具体的な行動が紹介されています。

  • 「天体望遠鏡で月を観察することが好きなので、今年は是非家で見てみようと思います」(9歳女児のママ/専業主婦・主夫)
  • 「何度も経験してますが、なかでもスイカ割りとペルセウス流星群の星空観察が特別喜んでいるように感じました。ペルセウス流星群は、たくさんの流れ星を観察できることもありますが、いつも寝ている時間に外で家族みんなで空を見ている特別感がうれしそうでした」(9歳女児のママ/専業主婦・主夫)
  • 「家族で山の日にあわせて近くの里山にピクニックへ行きました。木陰でお弁当を食べたり、虫を見つけたりして、子どもは自然に触れながらのびのびと遊んでいました。特に木の枝を使って『探検ごっこ』をするのが楽しかったようです」(4歳女児・9歳男児・10歳男児のママ/専業主婦・主夫)
  • 「セミの羽化の観察はさまよう幼虫を保護しカーテンなど涼しい場所で見届けたい」(2歳女児のママ/会社員・公務員(フルタイム))
発表!子供と体験したい「8月の季節行事&風習ランキング」圧倒的1位は「花火大会」 非日常&体験型食育&お盆の風習上位に 夜の非日常を楽しむ体験も! 画像 8

調査概要・サービス情報と要点の整理

この章では、調査の方法や「いこーよ」「いこーよファミリーラボ」についての基本情報、メディア利用時のクレジット表記・連絡先などを整理して示します。記事や報道で本調査を引用する場合の注意点もここに含めます。

また、本記事で取り上げたランキング上位の項目とその割合、そして調査で浮かび上がった傾向を表形式でまとめ、読みやすく整理します。

調査名
「子育て世帯が8月に体験したい季節行事&風習」調査(いこーよファミリーラボ)
調査方法
インターネットアンケート
調査地域
全国
対象者
「いこーよ」会員
調査期間
2025年7月
サンプル数
355
メディア利用時の注意
掲載・引用の場合は、掲載前にアクトインディ広報(pr@actindi.net)へ連絡のうえ、出典に「いこーよファミリーラボ調べ」と記事URL(https://iko-yo.net/articles/18393)を明記してください。
運営
アクトインディ株式会社(子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」運営)

また、「いこーよ」サービスに関する概要は以下の通りです。サービスの利用実績やコンテンツ数は、親が情報収集を行う上での信頼性を示す要素となっています。

  • サービス開始:2008年12月
  • 利用層:子育て層の約8割が利用(2025年5月時点)
  • 掲載施設情報:約9.9万件以上(2025年5月時点)
  • 掲載口コミ:約9.1万件以上(2025年5月時点)
  • 公式サイト:https://iko-yo.net/
8月に子どもと体験したい季節行事&風習(ランキングと割合)
順位 行事・風習 回答割合
1位 花火大会 41.1%
2位 夏野菜の収穫体験 24.2%
3位 盆踊り 23.4%
4位 スイカ割り 21.4%
5位 8月の満月(スタージョンムーン)観察 16.3%
6位 ラジオ体操 15.8%
7位 お盆の風習 14.9%
8位 山の日にちなんだピクニックやトレッキング 11.5%
9位 ペルセウス座流星群の星空観察 10.1%
10位 セミの羽化観察 6.2%

本調査では、花火大会などの夜に楽しめる行事、収穫やスイカ割りといった五感で体験するアクティビティ、盆踊りやお盆の風習など地域・世代間のつながりを育む行事が上位に選ばれました。保護者は子どもに対して「生の体験」を通して成長や学びを促したいと考えており、猛暑対策を講じながらも一緒に過ごす時間の価値を重視している点が特徴です。

関連リンクや追加の調査レポートは以下より確認できます:子供喜ぶ8月の季節行事&風習ベスト10(いこーよ)。記事や報道での引用時は上記の出典表記と広報への連絡をお願いいたします。

参考リンク: