レゴとTIME、Girls of the Yearの10人を発表
ベストカレンダー編集部
2025年8月14日 21:54
Girls of the Year発表
開催日:8月14日
若きリーダーたちを照らす「Girls of the Year」──企画の狙いと発表の背景
2025年8月14日20時、レゴジャパン株式会社(代表取締役社長:マイケル・エベスン、所在地:東京都港区)は、レゴグループと世界的メディアTIMEが共同で実施した企画「Girls of the Year(ガールズ・オブ・ザ・イヤー)」の発表を公表しました。本企画は、創造力と可能性を体現する10人の少女たちを世界規模で選出し、その活動を紹介するものです。
この取り組みは、レゴグループが掲げる「すべての子どもたちが“自分には創造する力がある”と信じられる社会の実現」を目指す活動の一環であり、同社が世界的に展開するキャンペーン「SHE BUILT THAT レゴ® ぜんぶ、かなえよう!」の目的と連動しています。TIME側は受賞歴を持つ編集チームにより候補者を厳正に選定しました。
企画の目的と共同体制
企画の中心目的は、少女たちがクリエイティビティを発揮する場面を可視化し、彼女たちが自らの力を信じて可能性を広げられるよう後押しする点にあります。選出者はスポーツ、科学、芸術、環境保護、社会貢献など多様な分野で活躍しています。
レゴグループはブランドとして、性別に基づく固定観念を打ち破り、次世代のロールモデルを顕在化することを重視しています。一方、TIMEは編集力と広範なリーチ(創刊から102年、1億2,000万人以上の読者に到達する媒体力)を提供し、共同でプロジェクトを実現しました。
受賞者と表現手法:ミニフィギュア化とアンセムを通じた可視化
「Girls of the Year」として選出された10名は、年齢が12歳から17歳にわたり、世界各地で具体的な行動と成果を示しています。日本からはアスリートの吉沢 恋(Coco Yoshizawa)さん(15歳)が選出されています。
TIMEとレゴグループのブランドコンテンツ部門であるTIME Studiosは、受賞者をレゴ®ミニフィギュアとして再現した特別なアニメーションカバーを制作しました。アニメーションには、レゴのキャンペーンで制作されたアンセム曲「She Built That」が使用されています。
受賞者一覧(10名)
以下は選出された10名の氏名、年齢、国籍、活動分野です。正確な表記を漏らさず掲載します。
- 吉沢 恋(Coco Yoshizawa)/15歳/日本/アスリート
- ルテンド・シャダヤ(Rutendo Shadaya)/16歳/ニュージーランド/作家
- ヴァレリー・チウ(Valerie Chiu)/15歳/中国/イノベーター
- ゾエ・クラウズール(Zoé Clauzure)/15歳/フランス/アーティスト
- クララ・プロクシュ(Clara Proksch)/12歳/ドイツ/イノベーター
- イヴァナ・リチャーズ(Ivanna Richards)/17歳/メキシコ/アスリート
- コルネリア・ヴィエチョレク(Kornelia Wieczorek)/17歳/ポーランド/イノベーター
- デフネ・オズカン(Defne Özcan)/17歳/トルコ/冒険家
- レベッカ・ヤング(Rebecca Young)/12歳/イギリス/イノベーター
- ナオミ・デベリー(Naomi DeBerry)/12歳/アメリカ/提唱者
TIME上での各受賞者の詳細プロフィールは次のURLで閲覧できます。https://time.com/collections/girls-of-the-year-2025/
調査が示す現状と、両社のコメント
レゴグループが実施した国際調査(対象:世界21カ国、親子32,605人)では、若い女性の約70%が「自分はものをつくるのが得意だと思わない」と回答しました。さらに、72%の保護者が「少女たちにとって“世界を築いている女性たち”のロールモデルが身近に感じられていない」と考えていることも明らかになっています。
この調査では、子どもたちが世界の重要な発明や業績を男性が主導したものと誤認している傾向も指摘され、例えばWi‑Fiは69%、冷蔵庫は63%、月面着陸用ソフトウェアは68%が男性による発明と誤解しているという結果が報告されました。実際にはこれらの分野にも女性の先駆的な貢献が存在します。
TIMEおよびレゴの代表コメント
- TIME最高経営責任者 ジェシカ・シブリー(Jessica Sibley)
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TIMEはリーダーシップに年齢制限はないと信じており、今回選出された少女たちは世界に変化を与えている存在であると述べています。
レゴグループとの共同により、創造力で社会を変えている少女たちにスポットライトを当てられたことを誇りにしています。
- TIMEシニアエディター ダヤナ・サーキソヴァ(Dayana Sarkisova)
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彼女たちはリーダーシップのあり方を再定義しており、「変化を起こすのに大人になるのを待つ必要はない」と述べています。
12歳から17歳の行動が社会に影響を与え、やがて世界に広がる可能性を示しているとコメントしています。
- レゴグループ チーフ・プロダクト&マーケティング・オフィサー ジュリア・ゴールディン(Julia Goldin)
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ロールモデルの可視化が少女たちの可能性を拡げるとし、同企画は次世代にふさわしいロールモデルを示す取り組みだと説明しています。
レゴが掲げる、少女たちが想像するだけでなく実際に創り出している姿に光を当てる方針も強調しています。
まとめ:本件の要点一覧と参照情報
ここまでの主要な事実を表形式で整理します。発表日、主催、受賞者一覧、関連するキャンペーンおよび参照リンクを正確にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2025年8月14日 20時00分 |
| 発表元 | レゴジャパン株式会社(代表取締役社長:マイケル・エベスン、所在地:東京都港区) |
| 共同実施 | レゴグループ と TIME(TIME Studios含む) |
| 企画名 | Girls of the Year(ガールズ・オブ・ザ・イヤー) |
| 目的 | 少女たちの創造力と可能性を称え、ロールモデルを可視化すること |
| 受賞者数 | 10名(年齢:12歳〜17歳) |
| 日本からの選出 | 吉沢 恋(Coco Yoshizawa)、15歳、アスリート |
| 関連キャンペーン | SHE BUILT THAT レゴ® ぜんぶ、かなえよう!(アンセム曲「She Built That」使用) |
| 調査データ | 世界21カ国、32,605人の親子対象。約70%の若い女性が「ものづくりが得意だと思わない」と回答、72%の保護者がロールモデルの不足を指摘 |
| 参考リンク | TIME:https://time.com/collections/girls-of-the-year-2025/ / レゴ公式:https://www.lego.com/ja-jp / レゴジャパンSNS:Twitter, Instagram, Facebook, LINE |
本件は、若年層の自己認識と社会的なロールモデルの可視性に関わる具体的な事実を提示するとともに、実際の受賞者や表現手法(ミニフィギュア、アンセム、TIMEによる編集プロダクト)を通じて、その意図が明確に伝わる内容になっています。発表されたデータや受賞者情報は上記の出典にて確認できます。
参考リンク: