8月31日限定 万博で味わう未来の和食

万博限定:未来の和食

開催日:8月31日

万博限定:未来の和食
一般でも参加できるの?
参加は無料で、8月31日①15:00②17:00③19:00の各回約30分・定員20名。ただしリリース時点で一般枠は満席。報道関係の取材希望はinfo@misovation.comへ問い合わせを。
MIRACOREって何?
不二製油の植物性技術で、植物油脂とたん白を組み合わせ動物性不使用でも“満足感”ある味を再現する技術。MIRA‑Dashi®を使い輸出規制や宗教的制約にも対応できる点が特徴。

万博の舞台で提示される「未来の和食」──1日限定の共創コースの中身

2025年8月31日、大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階 宴ラボにて、不二製油株式会社とスタートアップ3社(株式会社NINZIA、株式会社MISOVATION、株式会社vitom)が共同で開く1日限定のフードコースが提供されます。プレスリリースは株式会社MISOVATION(東京都中央区、代表取締役:斉藤悠斗)によるもので、発表日時は2025年8月19日 09時50分です。

このコースは、不二製油の植物性技術「MIRACORE®(ミラコア)」と3社の技術を掛け合わせ、動物性原料に依存しない形で和食の味わいと保存性・携帯性・栄養性を両立させた実験的な提案です。万博会期中の特別プログラムとして、プレゼンテーションと試食体験を通じて来場者へ提示されます。今回の企画は輸出時に生じる規制の壁や宗教的・嗜好的な制約に対応できる「和食の新しい形」を示すことを目的にしています。

【日本の伝統食を世界へ】植物性出汁を使い輸出の壁を越える。不二製油×スタートアップ3社が挑む「未来の和食」、万博限定で提供 画像 2

イベントの運営と参加条件

プログラム名は「常識の境界線を越えて スタートアップが変える“食”と未来」。開催は2025年8月31日で、時間帯は①15:00~/②17:00~/③19:00~(各回 約30分)です。各回の定員は20名で、形式はプレゼンテーション+試食体験です。参加費は無料に設定されています。

一般向けの参加枠はリリース時点で満席となっており、報道関係者の取材希望はinfo@misovation.comへ連絡するよう案内されています。ただし対応可能な枠数には限りがあるとのことです。関連リンクとしてイベントページ(Peatix)への案内も発表資料に含まれており、詳細は https://peatix.com/event/4529952/view に掲載されています。

【日本の伝統食を世界へ】植物性出汁を使い輸出の壁を越える。不二製油×スタートアップ3社が挑む「未来の和食」、万博限定で提供 画像 3

MIRACORE®が狙う課題解決──輸出規制や食習慣の多様性に応える植物性技術

長年にわたり、日本食の輸出には出汁やエキスなど動物性原料が障壁となるケースが存在してきました。宗教的制約やヴィーガン対応、現地での食材調達の難しさなどが理由で、本来の味わいを保てない、あるいは輸出できないという課題がありました。

不二製油の持つ植物性の技術「MIRACORE®」は、植物性油脂とたん白を組み合わせて「満足感」を作り出すアプローチで、動物性素材を使わずに動物性食品のような味わいを再現することを目指しています。主な製品ラインナップには、植物由来のダシである「MIRA-Dashi®」があり、これを活用することで、輸出規制を回避しつつ和食の品質を維持できる点が強調されています。

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MIRACORE®の技術要素

不二製油は70年以上にわたり植物性素材を研究してきた食品素材メーカーであり、MIRACORE®はその研究蓄積を背景に設計された技術です。植物性の油脂とたん白により、口当たりやコク、満足感といった感覚要素を制御することが可能です。

この技術は単なる風味付けを越え、保存性の高い製品や、動物性原料不使用を求める市場に対して、現地で調達できる材料に依存しない「味づくり」を実現する手段として機能します。結果として、和食のグローバル展開における選択肢を増やすことが期待されます。

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参加3社の技術と提供メニューの詳細

今回の共創に参加するのは、こんにゃくの食物繊維に着目したNINZIA、味噌の発酵・栄養設計を手掛けるMISOVATION、保存性と完全栄養の主食を開発するvitomの3社です。各社は日本由来の素材とフードテックを組み合わせることで、保存性、栄養価、携帯性といった観点から「輸出可能な和食」の新形態を開発してきました。

万博での提供は「ミライの防災食」「ミライの介護食」「ミライの携帯食」という3品目に整理され、それぞれがMIRACORE®(MIRA-Dashi®)を組み合わせることで動物性不使用ながら満足のある味わいを実現しています。

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株式会社NINZIA:ミライの防災食(出汁かおる缶詰うどん)

NINZIAはこんにゃくの食物繊維を応用し、麺が伸びにくい性質を実現する食感創成技術を持っています。今回の提供メニューは缶詰化に適した「伸びにくいうどん」で、MIRA-Dashi®との組み合わせにより保存食でありながら本格的な和の味わいを目指しています。

代表取締役は寄玉昌宏。防災食や海外展開向けに、麺の特性をコントロールする技術が活きることが説明されています。関西の食文化を背景に生まれた製品という位置付けが明記されています。

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株式会社MISOVATION:ミライの介護食(フリーズドライ味噌汁)

MISOVATIONは日本各地40以上の伝統味噌蔵と連携し、発酵技術や栄養設計を組み合わせて「完全栄養食の味噌汁」や定期便「MISOBOX」を展開してきたフードテック企業です。万博でのメニューはフリーズドライの味噌汁で、30種類以上の栄養素を豊富に含む栄養設計が特徴です。

同製品は高齢者向けに食べやすく設計され、動物性食品不使用かつ添加物不使用を掲げています。代表取締役は斉藤悠斗。味噌の文化的価値を保護しつつ、流通や栄養面で再設計する試みが紹介されています。

株式会社vitom:ミライの携帯食(おにもち・BENTOシリーズ:完全栄養がんも)

vitomは常温1年保存可能な完全栄養ごはん「おにもち」を開発した企業で、災害食や携帯食、日常食を横断する“新しい主食”を目指しています。万博で提供される次世代品は「おにもち・BENTOシリーズ:完全栄養がんも」で、肉不使用ながらごはん+おかずの満足感を弁当スタイルに詰め、1年常温保存が可能です。

代表取締役は林幹晟。クラウドファンディングでの成功や産学連携の取り組みも紹介され、MIRA-Dashi®の導入により海外展開しやすくなる点が述べられています。

プロジェクトの背景と企業情報の整理

今回の企画は、不二製油株式会社(大阪府泉佐野市)との共創により成立しています。各社の強みを結集し、輸出や保存、栄養という複数の課題を同時に解くことを目標としています。MIRACORE®は植物性でありながら満足感を再現する技術で、MIRA-Dashi®という製品もラインナップに含まれます。

ここでは、プレスリリースに記載された企業の基本情報と、今回の取り組みに関連するキーワードやカテゴリを整理します。企画は食品・お菓子、ダイエット・健康食品・サプリメントの分野に関係し、キーワードとしては「スタートアップ」「SDGs」「備蓄」「介護」「防災」「万博」「植物性」「フードテック」「ヴィーガン」「プラントベース」などが挙げられています。

主催・共創
不二製油株式会社 × 株式会社NINZIA × 株式会社MISOVATION × 株式会社vitom
発表元
株式会社MISOVATION(東京都中央区、代表取締役:斉藤 悠斗)
発表日時
2025年8月19日 09時50分
イベント日時・会場
2025年8月31日(日)/大阪・関西万博 ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階 宴ラボ
参加・申込
各回定員20名、参加費無料。一般向けの参加枠は満席(報道関係者はinfo@misovation.comへ)
関連リンク
イベントページ(Peatix)
項目 内容
プログラム名 常識の境界線を越えて スタートアップが変える“食”と未来
日時 2025年8月31日(日)①15:00~/②17:00~/③19:00~(各回 約30分)
会場 大阪・関西万博 ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」2階 宴ラボ
参加費 無料(一般向けの参加枠は満席、報道は要問合せ)
提供メニュー(概要)
  • NINZIA:出汁かおる缶詰うどん(伸びにくいこんにゃく由来の食感)
  • MISOVATION:フリーズドライ味噌汁(30種以上の栄養素、動物性不使用・添加物不使用)
  • vitom:おにもち・BENTOシリーズ(完全栄養がんも、常温1年保存)
技術の核 MIRACORE®(ミラコア) / MIRA-Dashi®(植物性ダシ)
問い合わせ(報道) info@misovation.com
関連キーワード スタートアップ、SDGs、備蓄、介護、防災、万博、植物性、フードテック、ヴィーガン、プラントベース

今回のコースは、動物性原料がネックとなっていた和食の輸出課題に対する実証例として位置付けられます。MIRACORE®という植物性の技術を中核に、NINZIAは麺の食感、MISOVATIONは発酵と栄養設計、vitomは保存性・携帯性を持つ主食開発という各社の強みを結び、万博という国際的な場で1日限定の具体的な製品例を提示します。記事本文で示した表は、イベントの主要ポイントと提供メニューを整理したものです。

参考リンク: