旧白鳥家番屋を再生、和カフェ「小樽茶房」誕生

小樽茶房オープン

開催日:8月8日

小樽茶房オープン
どこにあって営業時間は?
小樽市祝津3丁目191番地にあり、営業時間は10:00〜18:30(ラストオーダー17:30)。駐車場は店舗3台分、近隣のおたる水族館有料駐車場も利用可能。問合せは050-8886-1275。
何が一番のおすすめメニュー?
店のおすすめは自然栽培の深煎り煎茶で、三度に分けて淹れ味の変化を楽しめる提供法。ほかに手作りのかき氷、モンブラン、淡雪チーズケーキなどスイーツ類も人気。

歴史ある番屋が喫茶空間として息を吹き返す――小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 – の誕生

2025年8月8日(金)に、小樽市祝津の市指定歴史的建造物「旧白鳥家番屋」にて、新しい和カフェ「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」がオープンしました。運営は北海道札幌市を拠点に事業企画開発を行う株式会社 i Creations Holdings(代表取締役:三浦利起)です。

同カフェは”こだわりの空間と食事”をコンセプトに、古き良き建物と調和するアンティーク家具や無垢材を生かしたインテリアを用い、観光客や地元住民が穏やかな時間を過ごせる場を目指しています。プレスリリースは2025年8月20日 19時44分に発表されました。

【歴史的建造物の魅力を活かしたカフェ】8/8(金)小樽市祝津に “小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -“が新規オープン。茶葉の変化する味わいを楽しめる深煎り煎茶や手作りのスイーツ等、こだわりの一品をご提供。 画像 2

旧白鳥家番屋の歴史的価値

「旧白鳥家番屋」は小樽市指定歴史的建造物 第62号に指定されたもので、明治初期に本格的なニシン漁が盛んとなった時代の建築です。建物の構造は番屋の主人と漁夫の住居が大屋根で一体となった造りで、当時の小樽の風格を伝えます。

建物の中には、主人の住まいに見られる床の間や欄間といった和風住宅の特徴が残り、漁夫の寝床側は天井が高く吹き抜けの造りになっています。平成7年(1995年)に補修工事が行われ、翌年には小樽市都市景観賞を受賞しています。

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空間設計と演出――栄枯転変を楽しむ和のインテリア

内装は「栄枯転変を楽しむ」をコンセプトに、アンティーク家具と無垢一枚板で統一した落ち着いた空間を演出しています。インテリアグリーンを柔らかな光が照らすことで、開放感と落ち着きを両立させています。

空間監修はhotaru des hotaruが担当しており、古い建物の風合いを残しながらも居心地の良さを重視したレイアウトになっています。座席は28席のテーブル席が用意され、Free wi-fiも完備されています。

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内観と使用される素材

内部には無垢一枚板のテーブルやアンティークの什器が配され、歴史的要素と現代のカフェ文化が融合しています。照明や植栽の配置により、時間帯による表情の変化も意識されています。

建物の持つ歴史的要素を尊重しつつ、店舗としての機能性もしっかりと整えられています。駐車場は3台分が用意されており、近隣の有料駐車場(おたる水族館)も利用可能です。

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手作りにこだわるメニュー構成――茶とスイーツ、店内調理の魅力

小樽茶房では、ドリンク・フードともに店内調理にこだわっています。かき氷のシロップや練乳、モンブランのアイス、ケーキやトーストはすべて店内で手作りして提供されます。この姿勢は素材の鮮度と仕上がりに反映されています。

特におすすめとされるのが自然栽培の深煎り煎茶です。こちらは三度に分けて淹れるスタイルを採用しており、淹れるたびに変化する繊細な味わいを順に楽しむことができます。茶葉の表情が変わる過程を最後まで味わえる提供方法です。

【歴史的建造物の魅力を活かしたカフェ】8/8(金)小樽市祝津に “小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -“が新規オープン。茶葉の変化する味わいを楽しめる深煎り煎茶や手作りのスイーツ等、こだわりの一品をご提供。 画像 6

ドリンクとフードの主なラインナップ

ドリンク、フード共に複数のメニューが用意されています。以下はプレスリリースに記載された全メニューです。

  • ドリンクメニュー
    • 自然栽培 深煎り煎茶(3回に分けて淹れる提供)
    • 桂香烏龍茶
    • 紅茶(アールグレイ/ダージリン/エデン 等)
    • カモミールティー、美肌ハーブティー
  • フードメニュー
    • かき氷(店内シロップ・練乳手作り)
    • モンブラン(アイス含め店内仕込み)
    • フルーツサンド
    • 淡雪チーズケーキ
    • チョコレートテリーヌ
    • ポテトチーズトースト/本日のトースト(店内で焼き上げ)

加えて、ドリンクはテイクアウトに対応しており、イートインとテイクアウトの両方で利用が可能です。食物販として紅茶葉や紅茶ティーバッグ、珈琲豆の販売も行います。

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古雑貨の物販と店舗基本情報

小樽茶房では陶器や骨董品、古道具などの古雑貨も販売しています。旧白鳥番屋の雰囲気に合う小樽焼きをはじめとする伝統的な器や、日本古来の手工芸品に分類される道具類が揃えられています。

古雑貨棚は常に新しい品を探し、訪れるたびに異なるアンティークとの出会いがあるように構成されています。かつて人々が実際に使っていた物に触れることで、物品が持つ歴史や時代の変遷を感じられるよう配慮されています。

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店舗の利用形式とアクセス情報

以下は店舗情報の全てです。営業時間、連絡先、提供サービス等を含めプレスリリースに記載された情報を漏れなく掲載します。

店舗名
小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -(おたるさぼう -きゅうしらとりばんや-)
サービス提供形式
イートイン、ドリンクテイクアウト、食物販(紅茶葉、紅茶ティーバッグ、珈琲豆)、雑貨販売
所在地
〒047-0047 小樽市祝津3丁目191番地
連絡先
TEL 050-8886-1275 / Mail otaru-sabou@icreations-hd.co.jp
営業時間
10:00〜18:30(ラストオーダー 17:30)
定休日
不定休
設備
28席[テーブル] / Free wi-fi 完備
駐車場
駐車場3台あり(その他おたる水族館有料駐車場利用可)
SNS
https://www.instagram.com/otaru_sabou/

会社概要も合わせて記載します。運営主体の情報は以下の通りです。

商号
株式会社 i Creations Holdings
代表取締役
三浦 利起
所在地(本社)
060-0056 北海道札幌市中央区南6条東2丁目4-1 PLIE南6条 4F
設立
2020年7月7日

要点の整理(店舗情報の一覧)

以下の表は本記事で取り上げた情報を整理したものです。営業時間や連絡先、主要メニュー、建物の概要など、訪問や問い合わせの際に参照しやすいようにまとめています。

項目 内容
店舗名 小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 –
オープン日 2025年8月8日(金)
所在地 〒047-0047 小樽市祝津3丁目191番地
連絡先 TEL 050-8886-1275 / Mail otaru-sabou@icreations-hd.co.jp
営業時間 10:00〜18:30(ラストオーダー 17:30)
定休日 不定休
座席 28席(テーブル) / Free wi-fi
駐車場 駐車場3台(近隣におたる水族館有料駐車場あり)
主なドリンク 自然栽培 深煎り煎茶(3煎で味の変化を楽しむ)、桂香烏龍茶、紅茶(アールグレイ/ダージリン/エデン等)、ハーブティー等
主なフード かき氷、モンブラン、フルーツサンド、淡雪チーズケーキ、チョコレートテリーヌ、各種トースト(店内焼成)
物販 紅茶葉、紅茶ティーバッグ、珈琲豆、陶器・骨董・古道具(小樽焼等)
運営会社 株式会社 i Creations Holdings(代表 三浦利起 / 設立 2020年7月7日)
SNS https://www.instagram.com/otaru_sabou/

本稿では、歴史的建造物としての価値を残しつつカフェとして再生した「小樽茶房 – 旧白鳥家番屋 -」の詳細をプレスリリースの内容に沿って整理しました。建物の由来、空間設計、メニューの特長、古雑貨の販売、そして店舗・運営会社の情報までを網羅しています。

参考リンク: