9月1日〜30日 不二家ペコちゃんがゴールドリボン着用
ベストカレンダー編集部
2025年8月26日 05:44
ペコちゃんゴールドリボン着用
開催期間：9月1日〜9月30日
不二家のペコちゃんがゴールドリボンを身につける取り組み
認定NPO法人キャンサーネットジャパン（東京都文京区、理事長 岩瀬 哲）、早稲田大学ビジネススクール（WBS）の「企業経営と社会変革」ゼミ、そして株式会社不二家が、2025年9月の世界小児がん啓発月間に合わせて共同で実施する小児がん啓発キャンペーンが公表されました。プレスリリースは早稲田大学ビジネススクール「企業経営と社会変革」ゼミから2025年8月25日 21時04分に発表されています。
この取り組みでは、不二家の象徴的なキャラクターである「ペコちゃん」が、期間中にゴールドリボンをモチーフにしたバッジを着用します。キャンペーンは不二家洋菓子店・不二家レストランの合計48店舗で行われ、東京都と神奈川県に所在する店舗が対象です。期間は2025年9月1日から9月30日までの各店舗の営業時間内です。
ゴールドリボンの意味と「世界小児がん啓発月間」について
ゴールドリボンは、小児がん支援と理解を広げるための国際的なシンボルです。毎年9月はGlobal Gold September Campaignとして知られ、世界中で名所のライトアップやリボン掲示、チャリティーイベントなどを通じて小児がんに向き合う子どもたちとその家族への支援を表明する月となっています。
この日本での取り組みは、地域の認知を高めることに加え、日常的に目にするキャラクターがシンボルを身につけることで、幅広い世代に小児がんに関する情報や問題意識を届けることを目的としています。昨年に続き、今年も不二家の店頭でペコちゃんがゴールドリボンのバッジをつける形で啓発活動を支援します。
ゴールドリボンの背景
ゴールドは子どもの命の尊さを象徴する色とされ、世界的な啓発運動ではゴールドのライトアップやロゴ、リボンが用いられます。国や国際機関、支援団体などが協調して啓発活動を実施し、チャリティーや情報提供、政策提言などが行われています。
本キャンペーンは、地域型の広報活動として、実際に人々が集う店舗の店頭にキャラクターを配置することで、啓発の可視化を図る試みです。
キャンペーンの実施概要と対象店舗一覧
キャンペーンは2025年9月1日（月）から9月30日（火）までの各店舗営業時間内に実施されます。対象は東京都・神奈川県内の不二家洋菓子店および不二家レストランの合計48店舗です。ここでは、対象店舗を都道府県別・業態別に具体的に列挙します。
店舗一覧は不二家側の発表に基づいています。各店舗での展示状況やバッジの位置など詳細は店舗により異なりますが、すべての対象店舗でペコちゃんがゴールドリボンのバッジを着用します。
不二家洋菓子店（32店舗）
東京都（以下16店舗）と神奈川県（以下16店舗）に設置される不二家洋菓子店の対象店舗は次の通りです。
- 東京都
- 数寄屋橋店
- 中野南口店
- アトレ大森店
- イオン東雲店
- イオンスタイル河辺店
- ピーコックストア高野台店
- イトーヨーカドー亀有駅前店
- milky70 since1951アクアシティお台場店
- hapino FUJIYA 南平店
- OTOWA FUJIYA
- milky soft cream光が丘IMA店
- ペコちゃんmilkyドーナツ目白駅店
- FUJIYA Heart Collection吉祥寺店
- FUJIYA CONFECTIONERY/ milky70 since1951ららぽーと立川立飛店
- Peko chan House サンシャインシティアルタ店
- EQUiA竹ノ塚店
- ペコちゃんmilkyドーナツ 有明ガーデン店
- FUJIYA CONFECTIONERYマルイ北千住店
- リコパ東大和店
- 神奈川県
- アトレ川崎店
- 川崎南加瀬店
- 戸塚上矢部町店
- milky70 since1951ららぽーと海老名店
- アリオ橋本店
- 横須賀モアーズシティ店
- イオン久里浜店
- 平塚店
- ペコちゃんmilkyドーナツ マークイズみなとみらい店
- ペコちゃんmilkyドーナツ イオン相模原店
- ペコちゃんmilkyドーナツ ビナウォーク海老名店
- ペコちゃんmilkyドーナツ イオンモール座間店
- ペコちゃんmilkyドーナツ 横浜ワールドポーターズ店
不二家レストラン（16店舗）
不二家レストランでは東京都内8店舗、神奈川県内8店舗の合計16店舗が対象となります。店舗名は以下の通りです。
- 東京都
- 池袋東武店
- 数寄屋橋店
- アルカキット錦糸町店
- 福生田園店
- 西永福店
- 世田谷砧店
- 渋谷店
- 神奈川県
- 善行店
- 津久井浜店
- 瀬谷店
- 秦野河原町店
- 川崎京町店
- ららぽーと湘南平塚店
- 横浜センター店
- 鎌倉店
- 戸塚モディ店
小児がんの現状とキャンサーネットジャパン（CNJ）の役割
プレスリリースは小児がんに関する基礎的情報も併せて提示しています。「小児がん」という病名は単一の疾患を指すものではなく、0歳から15歳未満の白血病、脳腫瘍、リンパ腫、神経芽腫など、子どもが罹患する様々ながんを統計的にまとめて「小児がん」と呼びます。なお、15歳以上でも小児がんの治療を継続して受けている患者も存在します。
日本では毎年約2,500人の子どもが「小児がん」と診断されており、小児がんは子どもの死因の上位に位置付けられていることが示されています。発表資料では「14歳までの子ども 430 人に 1 人が『がん』と診断されています」との統計的記述が含まれています（出典：NPO法人キャンサーネットジャパン）。このような現状を踏まえ、啓発活動は早期発見や支援の拡充、社会的理解の促進に寄与することが期待されます。
キャンサーネットジャパン（CNJ）の活動概要
キャンサーネットジャパンは1991年に発足し、2001年にNPO法人化、2007年1月に専用事務局を開設、2016年8月に認定NPO法人となりました。主な使命は、がん患者が本人の意思に基づいて治療に臨めるよう、科学的根拠に基づく情報発信を行うことです。
現在の主な活動は、各種がんの啓発イベントの開催、全国のがん診療連携拠点病院等に設置される啓発冊子シリーズの制作、養成講座や認定試験などの教育事業の運営です。また、希少がんも含む最新医療情報の発信や、2014年から毎年開催されるジャパンキャンサーフォーラムなどの大規模啓発イベントも運営しています。
- CNJ ウェブサイト
- https://www.cancernet.jp/
- 不二家 ウェブサイト
- https://www.fujiya-peko.co.jp/
- 早稲田大学ビジネススクール（WBS）
- https://www.waseda.jp/fcom/wbs/
今回のポイント整理（表）
以下に、本記事で取り上げたキャンペーンの主要項目を表形式で整理します。表の後に簡潔なまとめの文章を記載します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年8月25日 21時04分（早稲田大学ビジネススクール「企業経営と社会変革」ゼミ発表） |
| 実施期間 | 2025年9月1日（月）〜2025年9月30日（火）の営業時間内 |
| 実施主体 | 株式会社不二家（代表取締役社長：河村 宣行）、早稲田大学ビジネススクール「企業経営と社会変革」ゼミ、認定NPO法人キャンサーネットジャパン（CNJ） |
| 対象 | 不二家洋菓子店・不二家レストランの合計48店舗（東京都・神奈川県） |
| 対象店舗詳細 | 不二家洋菓子店 32店舗、不二家レストラン 16店舗（本文にて全店舗名を列挙） |
| キャンペーン内容 | 不二家のキャラクター「ペコちゃん」がゴールドリボンのバッジを着用して小児がん啓発を行う |
| 小児がんの指標 | 日本で年間約2,500人が「小児がん」と診断。14歳までの子ども430人に1人ががんと診断（出典：CNJ） |
| 関連情報 | CNJウェブサイト、株式会社不二家ウェブサイト、早稲田大学ビジネススクール（WBS） |
| 画像 | プレスリリース内で使用されている画像ファイルのダウンロードが可能（プレス資料に記載） |
本稿では、2025年9月に予定されている不二家と早稲田大学ビジネススクール、キャンサーネットジャパンによる共同の小児がん啓発キャンペーンの内容、対象店舗、関連団体と小児がんの現状を整理しました。取り組みはゴールドリボンという国際的なシンボルを用い、日常的に目にするキャラクターの活用によって啓発の視認性を高める狙いがあります。関連情報や詳細は上記の各団体の公表資料およびウェブサイトを参照してください。
