LGの可動式4Kタッチモニター「Smart Monitor Swing」発売

可動式スタンドで“場所を選ばない”4Kタッチモニターが登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、webOSを搭載したスマートモニターの新モデル「LG Smart Monitor Swing」を2025年8月28日（木）より順次発売します。Makuakeでの先行販売では、モニター関連プロジェクトとして歴代1位となる応援購入総額1億2100万円超を記録しました。本リリースでは、製品の仕様、ラインナップ、販売形態やセット割引などの詳細を整理して伝えます。

新モデルは31.5インチの4K（3840×2160）IPSパネルを採用し、タッチスクリーンに対応。可動式のホイール付きフレキシブルスタンドを組み合わせることで、ホームオフィスから寝室での動画視聴まで、用途や設置場所を柔軟に変えられる点を特徴としています。以下で主要な仕様や機能を詳しく解説します。

発売日とラインナップの構成

発売開始日は2025年8月28日（木）より順次です。販売は店頭モデルと販売店限定モデルが混在しますので購入時に型番の確認が必要です。

ラインナップは以下の3モデルで構成されています。各モデルの型番と想定実売価格（消費税込・オープン価格表記）はプレスリリースに基づく予想値が示されています。

• LG Smart Monitor Swing（型番：32U889SA-W）：モニター＋ホイール付き可動式フレキシブルスタンド。想定実売価格 約149,800円前後（オープン価格）。販売店限定モデル。
• LG Smart Monitor（型番：32U880SA-W）：モニター＋HAS（高さ調整）スタンド。想定実売価格 約129,800円前後（オープン価格）。
• LG Smart Monitor Swing Stand（型番：STA32F）：ホイール付き可動式フレキシブルスタンド単体。想定実売価格 約39,800円前後（オープン価格）。

画質とインターフェース：クリエイティブ用途にも対応する表示性能

ディスプレイは31.5インチのIPSパネルを採用し、広視野角と自然で鮮やかな色再現を実現しています。高精細4K解像度（3840×2160）により、テキストの表示や画像、映像の細部までシャープに表示できます。

色域はDCI-P3で95%をカバーし、HDR10にも対応しているため、動画視聴はもちろん、画像・映像編集などのクリエイティブ用途にも耐えうる性能を備えています。タッチスクリーン対応で直感的な操作が可能です。

主な表示・音声仕様と接続

• 画面サイズ：31.5インチ
• 解像度：4K（3840×2160）
• パネル：IPS
• 色域：DCI-P3 95%
• HDR：HDR10対応
• タッチ操作：対応
• スピーカー：5W+5W、2.0chステレオ内蔵（立体感のあるサウンド）

インターフェース面では、USB Type-C端子を搭載し、ケーブル1本で映像出力、給電（USB PD最大65W）、データ転送が可能です（USB Type-Cケーブルは別売）。また、Bluetoothで周辺機器（マウス、キーボード、イヤホンなど）を直接接続できるため、配線を減らした設置が可能です。

スマート機能とワイヤレス連携：webOSを中心としたコンテンツ体験

「LG Smart Monitor」シリーズ共通の特徴として、LG独自のOSであるwebOSを搭載しています。インターネット接続によりPCやスマホを接続しなくても、各種ストリーミングサービスを直接再生できます。

対応サービスや画面共有方式も充実しており、日常的なエンターテインメントやリモートワークの環境づくりに向きます。以下に対応技術を整理します。

対応アプリケーション

YouTube、TVer、Netflix、Disney+、Prime Video、Apple TV+、DAZN、FIFA⁺、Twitch、TikTokなど、600以上のVODアプリが利用可能（モデルにより利用できるコンテンツは異なります）。

ワイヤレス連携

AirPlay 2（iOS/iPadOS対応）、Miracast™（Android対応）、ScreenShare、Google Castに対応し、スマホやタブレットの画面を大画面へワンタップで表示できます。

リモコンとアプリ操作

付属のリモコンに加え、LG ThinQアプリを用いることで画面上のポインター操作や文字入力、音声コントロール（「ボリュームをあげて」「明日の天気は？」など）を行えます（同一Wi‑Fi接続と対応スマホが必要。音声コマンドの一部は利用不可）。

利用時の注意点（接続やコンテンツ）

各アプリ利用にはインターネット接続が必要であり、サービスによっては別途有料契約が必要です。モデルによって利用できるコンテンツは異なるため、利用予定のサービスが対象か事前確認が推奨されます。

また、USB Type-Cケーブルは別売である点、ThinQアプリの音声検索機能は対応スマホが必要である点など、利用環境に応じた準備が必要です。

可動式フレキシブルスタンドとセット販売の詳細

本リリースの大きなポイントは、モニターを部屋中に移動できるホイール付き可動式フレキシブルスタンド「LG Smart Monitor Swing Stand（STA32F）」の存在です。これにより、設置場所を限定せず、作業場所や視聴場所を容易に切り替えられます。スタンドは単体でも販売され、既存の同社モニターに取り付けられるようVESA 100mm×100mm規格にも対応しています。

LG公式オンラインショップ限定で、モニター各モデルと「Swing Stand」を組み合わせたセット販売を開始します。27インチフルHDモデル「27U511SA-W」の例では、通常の同時購入価格77,600円が32%オフとなり、52,001円（税込）での提供となることが明記されています。セット対象モデルや割引率は特設ページに記載されています。

Swing Stand（STA32F）の仕様

• 高さ調整：329mm
• チルト：前－20°／後50°
• スイベル：左右60°／90°（モデルに応じ）
• ピボット：90°対応
• ホイール：スタンド底面に5つ装備、移動がスムーズ
• VESAマウント規格：100mm×100mmに対応（他の準拠モニターに取り付け可能）

本スタンドを用いれば、モニターの高さや角度を細かく調整したうえで、部屋内の移動が容易になります。購入を検討する際は、接続するモニターの型番とVESA互換性を確認することが重要です。

購入案内と参考リンク

LG公式オンラインショップにて、モニターとSwing Standのセット販売ページが開設されています。セットの割引内容や対象モデル、販売条件の詳細は特設ページ（https://www.lg.com/jp/monitors/add-on-bundle/）で確認が可能です。

製品個別の詳細スペックやサポート情報、取扱説明は以下の製品ページに掲載されています。

• 32U889SA-W（LG Smart Monitor Swing）：https://www.lg.com/jp/monitors/smart-monitors/32u889sa-w/
• 32U880SA-W（LG Smart Monitor）：https://www.lg.com/jp/monitors/smart-monitors/32u880sa-w/
• STA32F（LG Smart Monitor Swing Stand）：https://www.lg.com/jp/care-accessories/monitors/stand-arm/sta32f/

要点の整理（仕様・価格・発売日）

以下の表は、本稿で取り上げた主要な項目を分かりやすく整理したものです。型番、発売日、想定実売価格、主要な特長をまとめています。

本稿は、LGエレクトロニクス・ジャパンの発表資料に基づいて製品仕様、発売情報、販売形態および関連特典をまとめています。各種サービスの利用や互換性、価格は予告なく変更される場合があり、購入前には公式サイトおよび製品ページで最新情報を確認することが推奨されます。