9月1日発売 白馬乗鞍×コルチナ共通パスの全容
ベストカレンダー編集部
2025年8月28日 21:49
共通シーズンパス発売
開催日:9月1日
白馬乗鞍温泉スキー場と白馬コルチナを1枚でつなぐ共通シーズンパスの全容
株式会社白馬アルプスホテルは、白馬乗鞍温泉スキー場が隣接する白馬コルチナスキー場との共通シーズンパスを2025年9月1日(月)より販売開始すると発表しました。販売はWeb購入を基本とし、超早割や早割、通常販売の期間ごとに価格が異なります。共通パスは両スキー場のゲレンデを1枚で滑走できる点が特徴で、スキー場周辺の温泉利用特典も含まれます。
今年度からは返金条件を柔軟に設定したFlex Cancelチケット(柔軟なキャンセル保証付きチケット)を導入し、返金可・返金不可の2種類を用意します。購入者に安心感を持ってもらうための制度で、販売はWeb限定、別途郵送申し込みも可能となっています。
販売スケジュールと価格体系
共通シーズンパスは下記の期間で価格が変動します。いずれも表示は税込ですが、Flex Cancelの詳細は専用サイト公開後に確認が必要です。
- 超早割(2025年9月1日〜9月30日販売)
- 大人:45,000円(税込)〜
- 小人:22,000円(税込)〜(6歳〜12歳)
- シニア:42,000円(税込)〜(満60歳以上、要証明)
- 早割(2025年10月1日〜11月30日販売)
- 大人:54,000円(税込)〜
- 小人:26,000円(税込)〜(6歳〜12歳)
- シニア:49,000円(税込)〜(満60歳以上、要証明)
- 通常(2025年12月1日〜)
- 大人:68,000円(税込)〜
- 小人:38,000円(税込)〜(6歳〜12歳)
- シニア:63,000円(税込)〜(満60歳以上、要証明)
Flex Cancelチケットや販売ページは、提供事業者側の案内により2025年9月1日に専用サイトが公開される予定です(参考リンク:Flex Cancel 関連ページ(予定))。
利用特典と事前手続き
共通シーズンパス保持者は、両スキー場からスキーイン・スキーアウトが可能な宿泊施設の温泉を利用できます。対象宿泊施設は「白馬アルプスホテル」と「ホテルグリーンプラザ白馬」です。スキーと宿泊を併せて利用する際の利便性が高い点がアピールされています。
また、特定リフト利用に際して事前手続きが必要なケースがあります。例として「アルプス第11ペアリフト(通称:山ノ神リフト)」は、事前にWebで誓約書の申し込みとチケット購入を行うことで、よりスムーズに利用できる仕組みが案内されています。詳細は決定次第公式HPで公表される予定です。
ヘリスキーがトップシーズンから運行——コースと料金、装備に関する注意点
白馬乗鞍温泉スキー場は、2026年1月中旬から3月上旬のトップシーズンにかけてヘリコプターを利用した「白馬ヘリスキー」を運行します。昨年は3月下旬からの実施であったところ、今年はより雪質の良い時期に設定され、非圧雪の広大な斜面を滑走できる点が特徴です。
ヘリスキーは通常アクセスが困難な地点までヘリで運び、標高約2,110m地点から滑走を開始します。滑走可能な斜面はガイドが当日の雪質や安全性、参加者の技量を踏まえ決定します。
運行期間とタイムスケジュール
提供期間は2026年1月中旬〜3月上旬(降雪状況により変動)で、営業時間は午前の部(9:00〜11:00)と午後の部(12:00〜14:00)の二部制となります。日没や天候によって時間帯や運行可否が変わることが明記されています。
料金は午前の部が73,500円(税抜)、午後の部が42,000円(税抜)で、いずれも2本滑走の料金設定です。発着拠点は白馬乗鞍温泉スキー場ヘリポート発、西山ヘリポート(天狗原近隣)着となります。
装備と安全管理
参加者はバックカントリースキー装備(滑走道具、ビーコン、プローブ、ショベル、バックパック)を持参する必要があります。貸出し対応としてバックカントリースキー装備の無料レンタルが用意されるため、装備を持たない参加者でも利用しやすい配慮がなされています。
滑走コースはガイドが雪質や参加者の技量を考慮して決定します。ガイド主導でルート選定と安全確保を行う点が強調されています。
ゲレンデ周辺の改修と利便性向上──『スノードロップ』改修、トイレ刷新、駐車場拡張など
白馬乗鞍温泉スキー場では、施設面の改修とサービス拡充も進められています。メインレストラン『スノードロップ』の改修により座席数を増設し、混雑時でも余裕のあるレイアウトへ変更されます。館内メイントイレもリニューアルされ、女性用化粧室には新たにパウダーコーナーを設置しています。
加えて日帰り駐車場を拡大し、合計で約800台の収容が可能となりました。週末や繁忙期の来場増加に対応するための施策で、車での来訪者にとって駐車待ちや誘導の負担が軽減される見込みです。
飲食とチケットの利便性
ゲレンデ内の飲食選択肢を広げるため、キッチンカーの導入予定が明示されています。季節や時間帯でメニューが変わることも想定され、滞在中の食事の幅を拡げる取り組みです。
チケット発券については、セルフ購入が可能な自動発券機を新たに2台増設します。昨シーズンはオンライン購入分の受け取りのみ対応していた発券機が、今シーズンからは現地でのリフト券直接購入に対応します。これにより現地購入時の利便性が向上します。
宿泊・娯楽施設の改修と提供設備
白馬アルプスホテルでは2024年12月に客室を大規模改装し、2段ベッドタイプの客室(最大5名まで宿泊可能)を新設しました。お子様連れの家族やグループでの利用を想定した設えです。
また、ホテル敷地内には冬季でも利用可能な温水プールとジャグジーを整備しており、雪景色を楽しみながらの入浴やリラックス時間を提供します。これらはゲレンデ以外のアクティビティとして、宿泊者の滞在満足度向上を目的としています。
運営情報、連絡先、スキー場営業概要のまとめ
以下に、プレスリリースで示された主要な運営情報と各種概要を表形式で整理します。シーズン期間、営業時間、所在地、連絡先、会社概要などを含め、利用検討時に確認すべき基本情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 共通シーズンパス販売開始日 | 2025年9月1日(Web購入・超早割開始) |
| 共通シーズンパス 価格(超早割〜通常) | 超早割:大人45,000円〜、小人22,000円〜、シニア42,000円〜 早割:大人54,000円〜、小人26,000円〜、シニア49,000円〜 通常:大人68,000円〜、小人38,000円〜、シニア63,000円〜 |
| Flex Cancel | 返金可・返金不可の2種を用意。専用ページは2025年9月1日公開予定(参考リンクあり) |
| ヘリスキー運行期間 | 2026年1月中旬〜3月上旬(予定) |
| ヘリスキー営業時間・料金 | 午前の部 9:00〜11:00(73,500円/税抜) 午後の部 12:00〜14:00(42,000円/税抜) 2本滑走料金。発着:白馬乗鞍ヘリポート発→西山ヘリポート着 |
| ヘリスキー装備 | バックカントリースキー装備持参推奨(ビーコン等)。無料レンタルあり。 |
| スノードロップ改修・トイレ | 座席数増設、メイントイレ改修、女性用化粧室にパウダーコーナー設置 |
| 駐車場 | 日帰り駐車場を拡張、合計約800台収容 |
| チケット発券 | 自動発券機2台追加。現地でのリフト券直接購入に対応 |
| 施設(ホテル) | 白馬アルプスホテル:2024年12月に客室改装(最大5名、2段ベッドタイプ) 温水プール・ジャグジーあり |
| 営業期間(白馬乗鞍温泉スキー場) | 2025年12月13日〜2026年4月5日(予定)/営業時間 8:30〜16:00 所在地:長野県北安曇郡小谷村白馬乗鞍高原12851 TEL:0261-82-2821 公式HP:https://www.hakunori.com/ |
| 営業期間(白馬コルチナスキー場) | 2025年12月13日〜2026年3月30日(予定)/営業時間 8:30〜16:30 所在地:長野県北安曇郡小谷村大字千国乙12860-1 TEL:0261-82-2650 公式HP:https://www.hgp.co.jp/cortina/ski/ |
| 運営会社 | 株式会社白馬アルプスホテル 代表:代表取締役 鷲澤 汪 所在地:〒399-9422 長野県北安曇郡小谷村千国乙12851 設立:2004年9月 事業内容:ホテル経営、一般貸切旅客、自動車運送業、索道事業(スキー場経営) URL:https://www.hakuba-alps.co.jp/ |
本稿では、プレスリリースに記載された販売開始日、料金、ヘリスキーの運行予定や装備要件、施設改修と設備拡充の具体的な内容、両スキー場の営業期間や連絡先、運営会社情報までを整理してお伝えしました。各種サービスの提供条件や詳細な手続き、Flex Cancelの具体的な適用条件等は公式発表や販売ページの公開を確認してください。
参考リンク: