GRANDE導入で24時間ジムの7割に栄養ケア

GRANDE導入で栄養ケア

開催日:8月31日

GRANDE導入で栄養ケア
GRANDEって何ができるの?
利用者の体組成をAIが解析し、1万通り以上の配合パターンから個別に最適配合を判定、推算→配合→抽出まで自動で行うオーダーメイドのサプリメントサーバー。水道工事不要でWi‑Fi対応、現場運用が簡便なのも特徴。
いつどこで導入されたの?
ドリコスが発表した導入は2025年8月31日付で、GRANDEはグローバルフィットネスジャパンが運営するsnapfitnessの8店舗に導入。導入初月のある店舗では有料転換率が73.3%に達したと報告されている。

24時間ジムに導入されたオーダーメイドサプリメント「GRANDE」の特徴と仕組み

2025年8月31日付で発表されたプレスリリースによると、ドリコス株式会社が開発・提供するオーダーメイドサプリメントサーバーGRANDE(グランデ)が、グローバルフィットネスジャパン株式会社運営のsnapfitness(スナップフィットネス)各店に導入されました。発表はドリコス株式会社名義で、発表日時は2025年8月31日 13時54分です。

GRANDEは、利用者の体組成などに基づいてAIが最適配合を判定し、1万通り以上の配合パターンから個別に抽出するオーダーメイド型のサプリメントサーバーです。設置面では水道工事が不要で、Wi-Fi対応操作が簡単であり、現場スタッフの負担が少ない点が導入の決め手となりました。

「第二の家」を目指す24時間ジムsnap fitnessが選んだオーダーメイドサプリメントサーバーで、会員の7割に栄養ケアの提供に成功 画像 2

技術的なポイント

GRANDEはAIアルゴリズムにより、不足栄養素の推算から配合、抽出までをワンストップで行うよう設計されています。ドリコス社はこれを「世界初のオーダーメイドサプリメントサービス」として展開しており、ハードウェアとデータを組み合わせることにより、利用者ごとに最適化されたサプリメントを提供します。

以下がGRANDEの主な仕様と機能です。

  • AIによる配合判定:1万通り以上の配合パターンから個々に最適化
  • ワンストップの抽出機能:不足栄養素の推算→配合→抽出を自動化
  • 現場負担の軽減:水道工事不要、Wi-Fi対応、操作が簡単
  • 現場活用のしやすさ:スタッフが日常的に使い、利用者へ実体験に基づく提案が可能

導入の背景と狙い:初心者にも配慮した“第二の家”づくり

snapfitnessは「第二の家」をコンセプトに掲げ、ジム初心者でも過ごしやすい空間づくりを進めてきました。しかし、フィットネス初心者にはサプリメント選択のハードルがあり、「種類が多くて選べない」という声が課題になっていました。

この課題に対して、GRANDEは利用者の体組成等のデータをAIで解析し、個別のニーズに応じたサプリメントを抽出できる点が評価されました。導入にあたっては現場の運用面での負担が少ないことも決定要因となり、snapfitness側は継続支援と差別化を目的にGRANDEの採用を決めています。

導入判断の要素

ユーザー体験の向上
初心者にとって選びやすく、上級者には成分を確認して選べる柔軟性を持つ点。
現場負担の少なさ
配管工事不要、Wi-Fi接続、簡単な操作など設置・運用のハードルが低い点。
差別化と継続支援
24時間営業のジムとして、会員の栄養ケア提供が差別化要素になる点。

導入後の成果と会員・スタッフの反応

導入初月の実績では、ある1店舗における新規入会者の有料転換率が73.3%に達しました。これはGRANDEの導入とスタッフによる利用・提案が貢献した結果としてプレスリリースに明記されています。

ユーザーの反応は概ねポジティブで、初回利用時にスタッフが丁寧に使い方をレクチャーする点、そしてスタッフ自身が日常的にGRANDEを利用しているため実体験に基づいた提案が行われる点が高評価につながっています。また、いったん退会した利用者が「やっぱり飲みたい」と再登録するケースも報告されています。

利用者層別の受け止められ方

  • フィットネス初心者:「選びやすい」「手軽に飲める」として導入ハードルが下がる。
  • 上級者:成分を確認・比較して選べるため満足度が維持される。

このように、初心者と経験者の双方に対応できる柔軟性が、ジム内での栄養ケア提供を拡大させる要因となっています。

導入企業情報と導入店舗一覧、関連リンク

プレスリリースには、ドリコス株式会社とグローバルフィットネスジャパン株式会社の会社概要が含まれています。両社の所在地、代表者、設立年月や事業内容が具体的に明示されています。

また、GRANDE導入店舗としてsnapfitnessの複数店舗が列挙され、各店舗のページURLも公開されています。インタビュー全文や製品ページもリンク先が示されているため、詳細は各URLで確認可能です。

ドリコス株式会社(提供元)

名称
ドリコス株式会社
本店所在地
東京都文京区湯島3-7-7 オーシャンズファイブ5F
代表取締役
竹 康宏
設立年月
2012年1月
資本金
2億4976万円(2025年7月現在)
事業内容
ヘルスケア領域において、データとハードウェアを掛け合わせたヘルスケアオートメーション事業。利用者一人一人に対し不足した栄養素を自動で推算・配合・抽出までワンストップで実施する世界初のオーダーメイドサプリメントサービスの展開や、協業によるオーダーメイド性の付与など。
コーポレートサイト
https://dricos.jp
GRANDE 製品サイト
https://grande.fit

グローバルフィットネスジャパン株式会社(導入側)

名称
グローバルフィットネスジャパン株式会社
本店所在地
東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング9階
代表取締役
李 煥辰
設立年月
2019年7月
事業内容
フィットネスクラブ及び商業施設の企画・経営・運営、フランチャイズ事業
会社サイト
https://www.g-fitness.co.jp/

GRANDE導入店舗(掲載されている全8店舗)

プレスリリースで明示された導入店舗は以下の8店です。各店舗の情報ページが公開されています。

  1. snap fitness 吉祥寺:https://www.snapfitness.jp/locations/kichijoji/
  2. snap fitness 成城:https://www.snapfitness.jp/locations/seijou/
  3. snap fitness 板宿駅前:https://www.snapfitness.jp/locations/itayadoekimae/
  4. snap fitness 練馬:https://www.snapfitness.jp/locations/nerima/
  5. snap fitness 上大岡:https://www.snapfitness.jp/locations/kamioooka/
  6. snap fitness 名古屋金山:https://www.snapfitness.jp/locations/kanayama/
  7. snapfitness 明大前:https://www.snapfitness.jp/locations/meidaimae/
  8. snapfitness 名古屋今池:https://www.snapfitness.jp/locations/imaike/

また、導入経緯やスタッフの接客方針、継続率アップの背景を詳述したインタビュー全文は製品サイト上で公開されています:https://grande.fit/caseinterview/snapfitness

要点のまとめ(表)と締めくくり

以下の表は、本記事で扱ったプレスリリースの主要項目を整理したものです。記事内で示した数値、日時、企業情報、導入店舗、製品特徴などを網羅しています。

項目 内容
発表元・日時 ドリコス株式会社/2025年8月31日 13時54分
導入製品 GRANDE(オーダーメイドサプリメントサーバー)
主要機能 AIによる1万通り以上の配合パターン、推算→配合→抽出のワンストップ自動化、水道工事不要、Wi-Fi対応、簡単操作
導入目的 運動初心者の継続支援、24時間ジムとしての差別化、会員への栄養ケア提供
導入効果(初月) 1店舗の初月入会者の有料転換率:73.3%
会員の反応 スタッフによるレクチャーが好評、スタッフの実体験に基づく提案が高評価、再登録の事例あり
提供企業(概要) ドリコス株式会社:東京都文京区湯島3-7-7 オーシャンズファイブ5F、代表 竹 康宏、設立2012年1月、資本金2億4976万円(2025年7月現在)
導入企業(概要) グローバルフィットネスジャパン株式会社:東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング9階、代表 李 煥辰、設立2019年7月
導入店舗(8店) snap fitness 吉祥寺、成城、板宿駅前、練馬、上大岡、名古屋金山、明大前、名古屋今池(各店舗のURL掲載)
関連URL ドリコス:https://dricos.jp、GRANDE:https://grande.fit、インタビュー:https://grande.fit/caseinterview/snapfitness

本件は、24時間営業のフィットネスクラブが会員の栄養ケアを施設内で提供するための具体的な取り組みとして、導入経緯、技術仕様、現場運用の工夫、初期の効果までが明示された事例です。発表文に含まれる日時、会社概要、数値、導入店舗などの情報は上表にまとめた通りです。