「LIMITS」全国学生選手権2025決勝、けだまが優勝
ベストカレンダー編集部
2025年8月31日 22:19
アートの甲子園決勝
開催日:8月31日
横浜ランドマークホールに集った“アートの甲子園”の白熱した半日
2025年8月31日(日)、横浜ランドマークホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ5F)で『MIZUHO ART SPORTS LIMITS 全国学生選手権大会2025』ファイナルラウンドが開催されました。開場は11:30、開演は12:00に設定され、学生たちによる制作と競技に満ちた半日が展開されました。
本大会は学生NO.1の絵描きを決める通称「アートの甲子園」。全国から予選を勝ち抜いた12チームがファイナルラウンドに集い、会場には審査や制作の過程を見守る観客や関係者が集まりました。大会の公式情報は大会HP(https://sc2025.limits.jp/)で案内されています。
開催概要の要点
以下は本大会の主要な開催情報を整理したものです。本大会の時間・場所・関係者など、事実情報を漏れなく挙げています。
- 開催日:2025年8月31日(日) 開場11:30/開演12:00
- 会場:横浜ランドマークホール(ランドマークプラザ5F)
- スペシャルサポーター:佐倉綾音(声優)
- MC:篠原光
- 同時開催:こども向けクリエイティブ体験イベント「クリエイティブパーク」
- 大会HP:https://sc2025.limits.jp
LIMITSという競技の特色と大会の構成
アートスポーツLIMITSは2015年に始まったアートスポーツバトルで、制限時間内にランダムに出題されるお題に基づき作品を制作し、審査により勝敗を決定します。作品の完成度だけでなく制作過程も評価対象に含める点が大きな特徴で、クリエイティビティとエンターテインメント性の両立を目指すフォーマットです。
ファイナルラウンドは、7月に行われたファーストラウンドを勝ち抜いた12チームで争われました。大会の運営は審査員、MC、スペシャルサポーターらが役割を担い、観客を含めて制作の「場」が作られます。
競技の流れと審査の仕組み
大会は段階的に絞り込む方式で行われます。具体的な進行は次の通りです。
- ファーストバトル:12チームから6チームを選出
- セミファイナル:6チームから決勝へ進出する2チームを選出
- 決勝戦:残った2チームが最終勝敗を競い、優勝チームを決定
審査員は漫画家やイラストレーターなど第一線で活躍するクリエイターが務め、完成作品だけでなく制作過程やエンターテインメント性も評価に含めます。制限時間内での表現力、構成力、観客や審査員への訴求力が評価軸となります。
決勝の模様と受賞チームのコメント
緊張感のある決勝戦で、最終的に優勝したのは新潟県・開志専門職大学のチーム『けだま』でした。『けだま』はアニメーションを持ち味にした表現で審査員と観客の支持を集め、優勝を勝ち取りました。優勝チームにはトロフィー、あおまるのぬいぐるみ、そしてアメリカ・ジョージア州アトランタへの『MIZUHO ART SPORTS LIMITS Creative Tour』が贈呈されています。
準優勝は愛知県・バンタンデザイン研究所の『トト郎』。両チームのコメントや大会での評価は制作手法や表現スタイルの多様性を示すものになりました。
優勝・準優勝チームの声(原文に沿って)
- 優勝:『けだま』(新潟県 開志専門職大学)
- 「ファイナルは”青い挑戦”というテーマがあったので、私も描いたことのないものを描いてみたいと感じ、ファイナルラウンドの前に披露されたエキシビジョン(の演目)に刺激されて、ブレイキンをテーマにした作品にしました。本当に優勝できてとても嬉しいです。アニメーションはLIMITS の作品としては合わないのかなって不安だったのですが、みなさんを楽しませることができてとても嬉しいです」
- 準優勝:『トト郎』(愛知県 バンタンデザイン研究所)
- 「私らしさをすべて詰め込んだ作品なので、個人的には満足しています。準優勝で嬉しい反面、悔しい気持ちもあります。でも、審査員の方にも褒めてくださったことがとても嬉しいです。地元に帰ったらお世話になった方々に報告することが楽しみです」
上位入賞チームのコメントからは、テーマへの解釈や競技に臨む姿勢、観客を意識した表現への工夫が窺えます。特に優勝チームはアニメーションを用いた点に関して不安を持ちながらも、結果的に観客の支持を得たことを語っています。
会場での声と審査に関する補足
スペシャルサポーターとして会場に登壇した佐倉綾音は選手たちに対して温かな言葉を送りました。佐倉は「小学生時代に、絵が上手なお友だちが横で描いている絵を覗き見した気持ちを思い出します。どのチームが優勝しても納得してしまうほど、すばらしい作品ばかりです」と述べています。
MCの篠原光は大会のクライマックスで、出場者たちの人生をかけた挑戦に深い感動を示しました。篠原と佐倉のコメントは出場選手のこれからの制作活動や進路選択に対する励ましと期待を含んでいます。
同時開催イベント、主催・運営、問い合わせ先
大会当日は子ども向けのクリエイティブ体験イベント「クリエイティブパーク」も同時開催されました。こちらは子どもたちが遊びながらデジタルアートを体験し、新たなクリエイティブの力を発揮する場を提供することを目的としています。会場では制作の楽しさを体験するワークショップ的なプログラムが行われた旨が伝えられています。
本大会の主催はアートスポーツ「LIMITS全国学生選手権大会」実行委員会で、構成団体はAX-ON Inc.、株式会社NDP、P.A.I.N.T.Inc.です。大会に関する問い合わせは以下の連絡先にて受け付けられています。
- 主催:アートスポーツ「LIMITS全国学生選手権大会」実行委員会(AX-ON Inc. / 株式会社NDP / P.A.I.N.T.Inc.)
- お問い合わせ先:info@paint-inc.jp
- 大会HP:https://sc2025.limits.jp
大会の運営は制作過程の公開、審査員の配置、観客動線の確保など複数の要素を組み合わせて実施され、競技と体験の両面を重視した構成となっています。
同時開催イベント「クリエイティブパーク」の位置づけ
「クリエイティブパーク」は、学生選手による競技の合間に来場する子どもたちがデジタルアートに触れられる機会を設けることで、アートの裾野を広げる取り組みとして位置づけられています。遊びを通した体験が、将来的な創作活動への興味喚起につながることを目的としています。
このように、本大会は学生の競技の場であると同時に、来場者が制作の一端を体験できる公開の場としても機能していました。
内容の整理(表)と締めくくり
以下の表に、本記事で触れた主要情報を整理してまとめます。表は大会の事実関係を簡潔に把握するための一覧です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 『MIZUHO ART SPORTS LIMITS 全国学生選手権大会2025』ファイナルラウンド |
| 開催日 | 2025年8月31日(日) 開場11:30/開演12:00 |
| 会場 | 横浜ランドマークホール(ランドマークプラザ5F、神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1) |
| 参加チーム数(ファイナル) | 12チーム(7月のファーストラウンドを勝ち抜いたチーム) |
| 競技形式 | 制限時間内にランダム出題のお題に基づき制作。作品と制作過程を審査。 |
| 審査の流れ | ファーストバトルで12→6、セミファイナルで6→2、決勝で優勝決定 |
| 優勝 | 『けだま』(新潟県 開志専門職大学)—トロフィー、あおまるのぬいぐるみ、アトランタへのCreative Tour贈呈 |
| 準優勝 | 『トト郎』(愛知県 バンタンデザイン研究所) |
| スペシャルサポーター | 佐倉綾音(声優) |
| MC | 篠原光 |
| 同時開催 | こども向けクリエイティブ体験イベント「クリエイティブパーク」 |
| 主催 | アートスポーツ「LIMITS全国学生選手権大会」実行委員会(AX-ON Inc. / 株式会社NDP / P.A.I.N.T.Inc.) |
| 問い合わせ | info@paint-inc.jp |
| 大会公式サイト | https://sc2025.limits.jp |
本記事では大会の開催日時、会場、競技形式、審査の進行、優勝・準優勝チームのコメント、スペシャルサポーターやMCの発言、同時開催のこども向け体験イベント、主催・問い合わせ先など、プレスリリースに記載された情報をすべて網羅して整理しました。大会は制作過程を見せる競技形式を通じて、学生たちの表現力と観客への伝達力を評価する場となり、優勝チームには国際的なツアー等の副賞が贈られました。
参考リンク: