『むこうぶち』第64巻が発売　25周年デジタル特典付き

連載26年目に突入した『むこうぶち』、第64巻が9月1日に発売

株式会社竹書房は、天獅子悦也による人気麻雀漫画『むこうぶち』のコミックス第64巻を、2025年9月1日（月）10時00分に発売しました。発売情報は同社のプレスリリースに基づくもので、販売形態や特典の条件なども明記されています。

本作は「近代麻雀」（毎月1日発売）に掲載されている連載作品で、連載は26年目に入っています。発行会社の所在地は東京都千代田区、代表取締役社長は宮田純孝氏。竹書房は1972年設立の出版社で、麻雀漫画専門誌『近代麻雀』などを刊行しています。

刊行の基本情報

以下は『むこうぶち64巻』の刊行に関する基本情報です。発売日・出版社・著者名など、購入や参照に必要な要素を整理しています。

• 書名：むこうぶち 64巻
• 著者：天獅子悦也
• 発売日：2025年9月1日（月）10時00分
• 出版社：株式会社竹書房（所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：宮田 純孝）
• 連載誌：近代麻雀（毎月1日発売）

第64巻のあらすじと見どころを詳細に解説

本巻は、物語の舞台となる1980年代後半のバブル期とその後の状況を背景に、主人公であり“むこうぶち”と呼ばれる傀（カイ）の活躍が描かれます。傀は無敗を誇る麻雀の強者で、組織に属さず腕一本で生きる一匹狼です。本巻でも傀の剛腕が欲にまみれた麻雀打ちに対して突きつけられます。

シリーズを通じての重厚な人間ドラマ、賭けの緊張感、そして麻雀描写の細密さが本巻でも継続しており、従来の読者にとっても新規読者にとっても読み応えのある内容となっています。

あらすじ（詳細）

1980年代後半、バブル時代の絶頂期。東京都赤坂を中心に無敗の強者として恐れられた麻雀打ち・傀（カイ）が物語の中心人物です。組織に属さず、麻雀の腕だけで生きる“むこうぶち”の称号を持つ彼は、バブル崩壊後も高レートの卓に姿を現し続けます。

第64巻では、かつての栄華が消え落ちてしまった人物たち、表の顔と裏の顔を併せ持つ人物、老練な裏プロなど、様々な立場の人物が傀と交錯します。傀に挑む者たちの行き着く先がどうなるのかが描かれています。

見どころ（エピソード別）

本巻に収められた代表的なエピソードと、その特徴を整理します。物語の展開や登場人物の内面が掘り下げられている点が特徴です。

1. 表の顔はホテルマンだが裏麻雀に手を染める市井の強者。傀との出会いにより、彼の内面と生活の変化が描かれます。
2. 落ちぶれた男がひっそり暮らす雀荘。かつての凄腕が老境に差し掛かる描写と、地上げ屋の圧力が対立軸として描かれます。
3. マンション麻雀の経営者が体験する奇妙な一夜。日常の歪みと賭場の非日常が交差する場面が展開します。
4. 人鬼（ひとおに）・傀に挑む者たちの心理と結末。勝負の行方とそこに至るまでの駆け引きがクローズアップされます。

紙書籍購入者向けデジタル特典の詳細と利用条件

『むこうぶち64巻』には、連載25周年を記念したデジタル特典が紙書籍版の購入者向けに提供されます。特典は紙の単行本を購入した場合に取得できるもので、電子書籍版には収録されていませんので注意が必要です。

デジタル特典はFanTopプラットフォームを通じて利用する形式です。特典を利用するにはFanTopアプリの会員登録（無料）が必要であり、推奨環境についてはFanTopのウェブサイトを確認するよう案内されています。特典の引き換え期限も設けられています。

付与されるデジタル特典の内訳

以下の3点が購入特典として提供されます。いずれも紙書籍版のみの特典で、電子書籍版には含まれません。

• 傀デジタルパネルスタンド（AR投影機能）

  AR機能を用いて傀を現実空間に投影し、様々な場所で一緒に撮影できるパネルスタンドです。撮った写真はハッシュタグ「#傀パネスタ」を付けてSNSで共有することが推奨されています。

• デジタル原画集

  25周年記念で開催された『むこうぶち原画展』で好評だった、カラーイラストや扉絵を拡大して閲覧できるデジタルブックです。扉絵やカラーイラストを詳細に楽しめる構成になっています。

• 535話プロット・ネーム

  物語がどのように構築されていくかが分かる貴重なプロットやネームを初公開した資料です。制作の過程に触れる資料としてコアなファン向けの内容です。

引き換え期限は2027年8月27日（金）です。特典の詳細や引き換え方法については、単行本表紙カバーの「そで」部分記載の案内を参照するように案内されています。

関連の動画イメージとして、パネルスタンドとデジタルブックのショート動画がYouTubeに公開されています。URLは以下の通りです。

パネルスタンド動画イメージ

https://youtube.com/shorts/8ZzmhvHdnCQ?feature=share

デジタルブック動画イメージ

https://youtube.com/shorts/O7ExTUQKAxc?feature=share

電子書籍の発売記念フェア情報、販売ストア一覧と注意点

発売を記念して電子書店でのセールが同時開催されます。キャンペーン期間は2025年9月1日（月）から2025年9月5日（金）までの5日間です。対象作品と各巻の販売価格についてはストアごとに設定が異なる場合があります。

キャンペーン内容は以下の通りです。対象となる巻数と割引が明記されていますが、実施期間や販売価格はストアによって異なる場合があるため、購入前に各ストアでの表示を確認する必要があります。

• 対象期間：2025年9月1日（月）～2025年9月5日（金）
• 割引内容：1～61巻まで各10円（税抜）、62～63巻まで各50%OFF
• 備考：実施期間や販売価格はストアによって異なる場合があります。対象作品の詳細は各ストアで確認してください。

参加書店（順不同、敬称略）

発表時点で公表されている参加書店は以下の一覧です。主要な電子書店が幅広く参加しています。

• Apple Books
• auブックパス
• Amebaマンガ
• BOOK☆WALKER
• DMM.com
• DLsite/comipo
• dブック
• ebookjapan
• GooglePlayブックス
• honto
• Kindle
• LINEマンガ
• Reader Store
• U-NEXT
• Wick
• いつでも書店
• ギャラクシーコミック
• 紀伊國屋kinoppy
• ブックライブ
• ブッコミ
• 電子書店コミスト
• まんが王国
• まんがセゾン
• マンガBANG！
• マンガボックス
• モビぶっく
• ピッコマ
• 楽天Kobo
• など（発表文中では「など」として他ストアも含む旨が示されています）

電子書籍版は今回のデジタル特典の対象外である点を繰り返し確認しておく必要があります。紙書籍を購入したうえでFanTop経由で特典を引き換える手順が基本となります。

関連サイトと公式情報

詳細情報や最新の告知は公式サイトで確認できます。連載25周年に合わせた特設サイトも設置されています。

『むこうぶち』25周年公式サイト

https://www.takeshobo.co.jp/sp/mukoubuchi25th/

近代麻雀オフィシャルサイト（近代麻雀THE WEB）

https://kinma.takeshobo.co.jp/

竹書房公式サイト

https://www.takeshobo.co.jp/

重要事項まとめ表と記事の締め

以下の表は、本リリースで伝えられた主要な情報を整理したものです。発売日、著者、出版社、特典の条件、電子書籍セールの期間と割引、参加書店の代表例などを一覧化して参照しやすくしています。

本稿では、竹書房からの公式発表に基づき、『むこうぶち』第64巻の発売情報、収録内容の要点、紙書籍購入者向けのデジタル特典の内容と利用条件、電子書店での発売記念フェアの概要と参加書店例、関連URLや出版社情報を整理して伝えました。購入や特典の利用を検討する際は、紙書籍のカバーそでの案内やFanTopの案内、各電子書店の表示を合わせて確認することが重要です。