AIR RACE X大阪最終戦速報 年間王者はパトリック・デビッドソン
ベストカレンダー編集部
2025年9月6日 18:54
AIR RACE X大阪最終戦
開催日:9月6日
大阪・うめきたで決着した2025シーズン、年間王者はパトリック・デビッドソンに
2025年シーズンの最終戦は、9月6日(土)に大阪うめきたで開催され、南アフリカのパトリック・デビッドソン(Team 77)が最終戦優勝を飾り、年間チャンピオンの座に輝きました。決勝トーナメントで宿命のライバルたちとの直接対決を制し、シリーズランキング首位を奪還した形です(発表時刻:2025年9月6日 16時25分、(c) AIR RACE X)。
この最終決戦は、シリーズを通じて首位を争ってきた三強――室屋義秀(日本/LEXUS PATHFINDER AIR RACING)、パトリック・デビッドソン(南アフリカ/Team 77)、アーロン・デリュー(オーストラリア/Aarron Deliu Racing)――による緊迫した争いの結末でした。順位は試合のたびに入れ替わり、最終的にパトリック選手が年間79ポイントでトップとなりました。なお、本記事内の成績・所感は主催発表の公式結果に基づいています。
最終戦の流れと結果のポイント
最終戦(大阪・うめきた)では予選から好位置を争う展開となり、予選はアーロン・デリュー選手が1位、室屋選手が2位、パトリック選手が3位という結果でした。準決勝では再び室屋選手とパトリック選手の直接対決が実現し、この接戦をパトリック選手が制しました。
決勝はデリュー選手との一騎打ちとなり、パトリック選手が競り勝って最終戦優勝。これにより、最終戦のポイント(28pt)を獲得し、シリーズ合計で79ptとなって年間チャンピオンに決定しました。
シリーズ全体の流れ:開幕戦から最終戦までの主要な経過
2025年シーズンは開幕から最終戦までを通して三つ巴の展開が続き、各戦での勝敗が年間順位に直接影響しました。以下に各ラウンドの結果と特徴を時系列で整理します。
特に注目されたのはルーキーのアーロン・デリュー選手の躍進と、室屋義秀選手の連覇への挑戦でした。序盤から中盤にかけての成績変動が、最終盤のドラマを生む要因となっています。
第1戦(福島リモート) — 開幕戦を制したのはパトリック・デビッドソン
第1戦は4月に実施。予選でパトリック選手が1位、室屋選手が2位となり、決勝でも同順位でフィニッシュ。パトリック選手が開幕戦優勝を飾りました。室屋選手は2位でのスタート、デリュー選手は初出場ながら5位に入り、ルーキーとして強い印象を残しました。
このラウンドはシリーズの序盤戦として、後半戦のポイント差や選手間の勢いを左右する意味合いがありました。(c) AIR RACE X
第2戦(INFINITE SKY、7月) — 室屋義秀が首位奪還
第2戦は7月にINFINITE SKYで開催され、予選ではデリュー選手が1位という躍進を示しました。室屋選手は予選2位、パトリック選手が予選3位でしたが、準決勝で室屋選手がパトリック選手を破り、決勝ではデリュー選手を抑えて優勝を飾りました。
この結果によりシリーズランキングは室屋選手が首位、パトリック選手が2位、デリュー選手が3位という図式となり、年間王者を巡る“三つ巴”の構図が高まりました。(c) AIR RACE X
最終戦の開催詳細と観戦情報:会場、配信、AR体験
最終戦は「エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース」と題して実施され、開催日時は2025年9月6日(土)11時~18時でした。主会場はグラングリーン大阪(うめきた公園)およびグランフロント大阪(うめきた広場)で、AR観戦を中心に据えたデジタル観戦イベントとして運営されました。
観戦方法はVR/AR連携型で、AR観戦はSTYLYアプリを使用して公式観戦エリアにて体験可能でした。公式YouTubeチャンネルでも配信が行われ、連携したパブリックビューリング会場として大阪・関西万博夢洲会場内のポップアップ北ステージが設定されました。
開催組織・パートナーと報道・連絡先
大会の主催はAIR RACE X / AIR RACE X 2025大阪大会実行委員会で、共催はグラングリーン大阪とグランフロント大阪。タイトルパートナーは積水ハウス株式会社、ゴールドパートナーはLEXUS、ブロンズパートナーは株式会社フジタでした。
また、XRアライアンスパートナーに株式会社STYLY(スタイリー)、クールスポットパートナーにダイキン工業株式会社、メディアパートナーに株式会社クロスアーキテクツ(MetaStep Magazine)、後援にFM802などが名を連ねています。問い合わせ先は以下の通りです。
- AIR RACE X 広報
- メールアドレス:info@airracex.com
- STYLY 広報
- メールアドレス:info@styly.inc
公式情報や詳細は公式サイト(https://www.airracex.com/ja/)および大会配信で確認できます。プレス向けの素材として、リリース内で使用された画像ファイルのダウンロードも可能です。
公式結果とシリーズ最終順位を整理する
最終戦の公式結果と2025シーズンのシリーズ最終順位は主催発表の通り以下の通りです。決勝とシリーズ合計の数字を併記し、戦績の推移が追えるように整理します。
ここでは上位8名の最終戦順位とポイント、およびシリーズ上位8名の合計ポイントを正確に列挙します。
最終戦 公式結果(うめきた)
- 1位(28pt):パトリック・デビッドソン(Team 77)
- 2位(26pt):アーロン・デリュー(Aarron Deliu Racing)
- 3位(20pt):室屋義秀(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)
- 4位(12pt):マルティン・ションカ(Red Bull Team Sonka)
- 5位(10pt):エマ・マクドナルド(Beyond Gravity)
- 6位(8pt):ミカ・ブラジョー(#11 Racing)
- 7位(6pt):フアン・ベラルデ(Team Velarde)
- 8位(4pt):ペトル・コプシュタイン(Kopfstein Racing)
2025シリーズ 最終順位(合計ポイント)
- 1位(79pt):パトリック・デビッドソン(Team 77)
- 2位(73pt):室屋義秀(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)
- 3位(62pt):アーロン・デリュー(Aarron Deliu Racing)
- 4位(40pt):マルティン・ションカ(Red Bull Team Sonka)
- 5位(22pt):エマ・マクドナルド(Beyond Gravity)
- 6位(22pt):フアン・ベラルデ(Team Velarde)
- 7位(20pt):ペトル・コプシュタイン(Kopfstein Racing)
- 8位(20pt):ミカ・ブラジョー(#11 Racing)
大会公式の詳細結果と放送アーカイブについては大会公式サイトでの公開が案内されています。▶大会公式結果はこちらからご覧ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース |
| 開催日時 | 2025年9月6日(土)11時~18時(最終戦決勝発表時刻:2025年9月6日 16時25分) |
| 会場 | グラングリーン大阪(うめきた公園)/グランフロント大阪(うめきた広場) ほか連携会場:大阪・関西万博夢洲会場内 ポップアップ北ステージ |
| 最終戦優勝 | パトリック・デビッドソン(Team 77) — 28pt(最終戦)、シリーズ合計79ptで年間王者 |
| シリーズ上位3名(合計) | 1位:パトリック・デビッドソン(79pt)/2位:室屋義秀(73pt)/3位:アーロン・デリュー(62pt) |
| 観戦方法 | AR観戦(STYLYアプリ)/公式YouTube配信/連携パブリックビューリング |
| 主催・共催・パートナー等 | 主催:AIR RACE X / AIR RACE X 2025大阪大会実行委員会。共催:グラングリーン大阪・グランフロント大阪。タイトルパートナー:積水ハウス。ゴールド:LEXUS。ブロンズ:株式会社フジタ。XRアライアンス:株式会社STYLY。クールスポット:ダイキン工業。メディアパートナー:株式会社クロスアーキテクツ(MetaStep Magazine)。後援:FM802。 |
| 問い合わせ | AIR RACE X 広報(info@airracex.com)、STYLY 広報(info@styly.inc) |
| 公式リンク | https://www.airracex.com/ja/(大会公式サイトおよび公式結果) |
| キーワード/カテゴリ | エアレース、モータースポーツ、飛行機、XR、AR、室屋義秀、空のF1/スポーツ、システム・Webサイト・アプリ開発 |
以上が本稿で取りまとめた大会の主要事項と公式結果です。開幕戦から最終戦までの各ラウンドで見られた順位変動や各選手のポイント推移を踏まえ、最終的にパトリック・デビッドソン選手が年間王者となったことが確認できます。細部の公式結果や映像アーカイブ、プレス素材は大会公式サイトにて公開されていますので、そちらでご確認ください。
参考リンク: