9/28 名古屋で式場が昭和に変身　回想法で脳と心を元気に

昭和を丸ごと再現する場として──式場が時間旅行の舞台に

株式会社西田葬儀社は、創業88年の歴史を持つ名古屋の葬儀社として、昭和100周年を記念する特別イベント「昭和を偲ぶ会　～回想法で脳も心も元気に！～」を企画しました。プレスリリースは2025年9月9日10時10分に発表され、会場はメモリアルハウス平子 桜花（名古屋市南区）で、開催日時は2025年9月28日（日）9:00〜13:00と案内されています。

本イベントは式場全体を“昭和空間”に演出し、懐かしい物品の展示・食・音楽を通じて来場者が五感で昭和を体験できる場を目指します。入場料は無料で、地下鉄桜通線「鶴里駅」から徒歩10分という交通利便性も明示されています。式場空間を通じて、昭和に生きた人々や、今は亡き方々を思い出す過程が供養につながるという視点が本企画の根底にあります。

発表の背景と意図

同社は葬儀社の視点から「思い出すことが供養になる」という考え方をイベントに組み込み、懐かしさを単なるノスタルジーにとどめず、認知症予防や心の安定に資する介入として位置づけています。回想法を体験することで、参加者が記憶を語り合う機会を持ち、脳と心の活性化をはかる意図が明確に示されています。

プレスリリースに記載された情報は、イベントの内容、スケジュール、展示物、出演者、写真コンテストの募集案内、同社の会社概要やメディア掲載実績など、開催に必要な要素を網羅しています。

回想法と学術的裏付け──脳と心をつなぐ手法として

回想法は、1963年にアメリカの医師ロバート・バトラーが提唱した手法で、昔の自分自身の体験や経験を回想して語り合うことで脳の働きを活性化させ、心理的・精神的安定を図る健康療法です。本イベントでは北名古屋市回想法センターから回想法キットを借用し、実物展示を通じて回想法の体験を提供します。

回想法は高齢者の認知機能維持や孤立感の軽減に資するとされ、今回のイベントでは地域活動や葬儀文化の文脈に合わせた実践が意図されています。葬儀社が回想法を導入する試みは、思い出すことを供養の一形態として捉える観点と合致します。

展示物と体験キットの内容

会場に展示される物品は以下のような品々です。これらは来場者の視覚・触覚・嗅覚を刺激し、自然な回想を誘発することを目的としています。

• 黒電話
• 昭和の給食食器
• そろばん
• 昭和のカメラ
• 1970年の大阪万博のパンフレット
• 昭和懐かしキット、昭和風の祭壇、昭和の葬儀写真

これらの展示物は回想法キットの一部として活用され、来場者が手に取りながら過去の記憶を語り合う導線が整備されます。

プログラム構成と会場での過ごし方

当日の主なプログラムとして、専門家の講演・昭和名曲の合唱・屋台やキッチンカーによる昭和の味の提供、写真コンテスト展示と来場者投票、各種展示・相談コーナーが予定されています。時間割や出演者、出展内容を明確に示すことで、来場者が参加しやすい構成となっています。

講演や展示、屋台など複数の要素が同時進行するため、来場者は自由に巡回し、それぞれのコーナーで回想の契機を得ることができます。入場は無料であるため、地域住民や高齢者、その家族が気軽に立ち寄れる構成です。

タイムスケジュール（主なプログラム）

講演は回想法の理論と実践を学べる機会であり、合唱は昭和の名曲を通じて聴覚的回想を促します。屋台やキッチンカーは会場内で昭和の味を再現し、食を通じた記憶喚起を図ります。

昭和の味と音楽の具体例

会場で提供される懐かしの味と、披露される曲目は次の通りです。食と音楽を同時に体験することで、より多面的な回想効果が期待されます。

• 昭和の味覚: 昭和ナポリタン、ゲンコツ餅、帽子パン、コロッケ、鯱もなか、昭和風カレーライス、大判焼き、昭和懐かし駄菓子 他（屋台＆キッチンカー10店舗）
• 昭和の歌唱曲目（コール・マドンナ）: 世界の国からこんにちは、りんごの唄、青い山脈、川の流れのように、幸せなら手をたたこう、見上げてごらん夜の星を、赤とんぼ、手のひらを太陽に、星影のワルツ、高校三年生、いつでも夢を

展示・写真コンテストの全容と運営情報

式場内には昭和にまつわる多様な展示物と、事前募集による「昭和写真コンテスト」の応募作品が並びます。会場来場者の投票によって入賞作品を決定し、投票参加者には豪華景品が用意される予定です。応募締切は9月25日となっています。

写真コンテストの応募は公式ページから行えます。応募ページのURLは以下の通りです。

https://www.gosougi.co.jp/customers/showa_shinobukai/

応募作品の一部（プレスリリース記載分）

プレスリリースに記載された応募作品の一例は次の通りです。企業名や撮影対象、時代背景が明記された写真が多数含まれ、時代の記録としての側面も持ち合わせています。

• 春日井製菓様のお写真
• 西濃運輸様のお写真
• 光岡自動車様のお写真（昭和の一人乗りミニカー製造工場）
• 1970年の大阪万博の記念写真
• 昭和35年頃のお母様の写真
• 昭和47年 名古屋まつりで環状線を走る花電車
• 昭和27年頃の愛曲楽器 桜山本店（当時の社名”櫻山プレイガイド”）
• デロリアン・コレクション
• 株式会社いわさき様のお写真（昭和の食品サンプル）
• 昭和40年 鬼怒川温泉ホテルでの慰安旅行
• 湯元ホテル阿智川様のお写真（昭和の頃のパンフレット）
• みのせい様のお写真（今は無くなってしまった昭和のみのせいカー）

当日はこれらの応募作品が会場に並び、来場者の投票により入賞作が決定されます。来場者は投票を通じて展示作品に関わる参加体験を持つことになります。

主催者情報と会社概要、プレス掲載実績

本イベントの主催は株式会社西田葬儀社です。会社概要や代表者、沿革、事業内容などの基本情報はプレスリリース内に詳述されています。イベントの趣旨と合わせて、同社の社会的役割や実績も確認できます。

以下に会社概要を含む要点を整理し、関連する公式アカウントやメディア掲載実績も列挙します。

商号

株式会社 西田葬儀社

代表者

代表取締役 西田栄一

所在地

愛知県名古屋市昭和区若柳町 2-5

創業

1937年6月

創立

1984年5月1日

事業内容

葬祭請負全般、葬儀会館の運営

資本金

1,000万円

提供実績

10,000件以上の葬儀サービス

メディア掲載実績も豊富で、Yahoo!ニュース、NHK名古屋、CBCテレビ、メ～テレ、ABEMA news、ABEMA TIMES、中日新聞、毎日新聞、日経MJ、朝日新聞、読売新聞、中部経済新聞、まいどなニュース、J-CASTトレンド、ECzineなど多数に取り上げられています。

公式のオンライン窓口としては次の各リンクが案内されています。

• 公式サイト: https://www.gosougi.co.jp/
• 公式X: https://x.com/nishida_gosougi
• 公式Instagram: https://www.instagram.com/nishida.gosougi/
• 公式YouTube「西田葬儀社チャンネル」: https://www.youtube.com/@nishida_gosougi

イベントの要点まとめ

以下の表は、本プレスリリースに基づいて本イベントの主要情報を整理したものです。開催日時・会場・主なプログラム・展示内容・参加方法など、来場を検討するうえで必要な事項を網羅しています。

プレスリリースに記載された情報を基に、本イベントは昭和の文化的遺産や記憶を呼び起こす展示と、回想法を中心としたプログラムを組み合わせており、供養の観点と地域コミュニティの健康支援を結びつけた構成になっています。会場では写真展示や投票、屋台の飲食、講演聴講など複数の体験が可能で、来場者は自由に回遊しながら昭和を五感で体験できます。