9月17日開催|追手門学院生が支えるシニア万博同行

シニア万博同行

開催日:9月17日

シニア万博同行
どうやって申し込むの?
参加は事前予約会で受け付けます。9月5日と9月10日14:00〜16:00に追手門学院大学・茨木総持寺キャンパスで学生が万博ID作成やチケット連携を支援します。
誰がサポートしてくれるの?
高齢者スマホ教室を運営する追大の学生5名が中心に対応し、運営協力のシニアネットワークいばらきと連携。予約支援から当日の同行・観覧サポートまで伴走します。

学生とシニアがともにつくる「シニア万博」──デジタル操作から観覧まで伴走する取り組み

学校法人追手門学院が設置する追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の学生が、茨木市在住のシニア世代とともに大阪・関西万博を訪れる企画「シニア万博」を立ち上げました。本企画は、学生がスマートフォンの操作支援から当日の同行・観覧サポートまで一貫して担う点が特徴です。

同大学が推進する学修スタイルWIL(Work-Is-Learning)を活用した取り組みで、学生が主体的に企画・運営を行い、地域の高齢者のデジタル課題解決と世代間交流を同時に実現することを狙いとしています。プレスリリースは2025年9月10日14時に公表されました。

大学生がシニアと共に大阪・関西万博へ。スマホ予約から当日のアテンドまで追大生がサポート 画像 2

企画の発端と運営体制

企画を立ち上げたのは、本学で実施している「高齢者スマホ教室」を運営している学生5名です。このスマホ教室は、運営協力団体としてシニアネットワークいばらきの協力を得ながら、茨木総持寺キャンパスでシニアのスマートフォン操作支援を行うものです。

シニアから寄せられた「万博に行きたいがオンライン予約の方法が分からない」「システムが複雑で申し込みに不安がある」といった声を受け、学生が主体的に計画を立案。大学は学生の自主的な学びを支援するために追大WILプログラム奨励金を活用し、企画の実行に必要な資金面の支援を行っています。

  • 主催:追手門学院大学の学生(5名)
  • 運営協力:シニアネットワークいばらき
  • 支援:追大WILプログラム奨励金
  • 対象:茨木市在住のシニア

事前準備から当日の行程まで──具体的な活動内容と日程

本企画は事前準備(スマホ教室形式の予約会)と、当日の移動・観覧サポートの二段階で構成されています。事前予約会では、学生が参加者と一緒に万博IDの作成、入場チケットの連携、希望するパビリオンの予約手続きなどを実際の操作画面を用いて丁寧に支援します。

事前予約会は9月5日(金)と9月10日(水)の両日、いずれも14時から16時に本学茨木総持寺キャンパスで実施されます。通常のスマホ教室と同様に学生がサポートし、参加者が当日に不安なく会場へ行けるよう準備を整えます。

具体的な日程と動き

9月5日(金)および9月10日(水) 14:00〜16:00:茨木総持寺キャンパスにて「高齢者スマホ教室 – 事前予約会ver.」を実施。参加者は学生とともに万博IDの作成、入場チケットの連携、希望パビリオンの打ち合わせを行います。

9月17日(水):阪急茨木市駅から大学が手配した大型バスで万博会場(夢洲)へ移動し、学生がシニアに寄り添いながら会場での移動・観覧をサポートします。当日はスマートフォンでのチケット提示やパビリオンへの移動補助など、実務的な伴走を行います。

事前予約会(場所)
追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス
事前予約会(日時)
2025年9月5日(金)、9月10日(水)14:00〜16:00
万博訪問(集合)
2025年9月17日(水) 阪急茨木市駅発(大学手配の大型バスで会場へ移動)

地域連携と教育効果──WILを通じて得られる能力と社会への接続

この取り組みは単なる付き添いイベントではなく、追手門学院大学が推進するWIL(Work-Is-Learning)という学修スタイルの実践例です。学生が現場の課題に対して主体的に関わることで、教室内では得難い経験と能力を育成することを目的としています。

参加学生は、デジタルリテラシーの差を埋める実務的支援を行うだけでなく、地域の高齢者と直接対話し協働することで、コミュニケーション力課題解決力を高める実践的な学びを得ます。大学側はこのような学生主体の活動をWILプログラムとして奨励金で支援し、企画から運営までを学生自身が担う体制を整えています。

期待される効果と学習要素

以下の点が、本企画を通じて学生にとっての主要な学習要素とされています。

  • 実践的な問題発見と解決プロセスの体験(デジタル操作の支援や当日の運営)
  • 世代間コミュニケーションの実践による対人スキルの向上
  • 地域課題への直接的な関与による社会的責任感の醸成

また、地域のシニア側にとってはデジタルサービスへのアクセスが確保されることで、イベント参加の機会拡大だけでなく、日常的なデジタル利活用の促進につながる点が挙げられます。

プロジェクトの要点と参照情報の整理

以下に本件の要点を整理した表を示します。企画の主旨、日程、運営体制、支援金の有無など、プレスリリースに記載されたすべての情報を網羅的にまとめています。

表の後に簡潔な総括を置き、記事を終えます。

項目 内容
発表団体 学校法人追手門学院(追手門学院大学)
発表日時 2025年9月10日 14:00
学長 真銅正宏
企画名 シニア万博(学生がシニアのスマホ予約支援・当日同行)
対象 茨木市在住のシニア
事前予約会 2025年9月5日(金)、9月10日(水) 14:00〜16:00(追手門学院大学 茨木総持寺キャンパス)
万博訪問日 2025年9月17日(水) 阪急茨木市駅発(大学手配の大型バスで会場へ移動)
主な内容 万博ID作成、入場チケット連携、パビリオン予約、当日の移動・観覧サポート
企画運営者 高齢者スマホ教室を運営する学生5名(運営協力:シニアネットワークいばらき)
支援 追大WILプログラム奨励金を活用
関連リンク https://www.otemon.ac.jp/
キーワード 追大、追手門学院、大阪・関西万博、万博、地域連携、EXPO、夢洲、パビリオン、少子高齢化、大学連携

本企画は、学生が地域の課題に向き合いながら具体的な支援を行うことで、参加する双方にとって実践的な価値を生み出す取り組みとして位置づけられます。プレスリリースに記載された日程、運営体制、協力・支援の関係などは上表の通りであり、当該情報に基づいて企画は進行します。

参考リンク: