6年ぶり復活　湘南国際リレーマラソン2025の舞台と結果

6年ぶりの復活—湘南国際リレーマラソン2025が平塚で2日間にわたり開催

2025年9月13日（土）〜9月14日（日）、神奈川県平塚市の平塚市総合公園を舞台に「湘南国際リレーマラソン2025」が開催されました。本件は株式会社ランナーズ・ウェルネスによるプレスリリース（2025年9月15日 12時35分）で発表されています。新型感染症の影響で2020年以降は開催を見合わせていたため、実に2019年以来の復活開催となり、多くのランナーや応援者が集まりました。

大会は公園内の約1.7kmの周回路を用い、昼夜を通じて多彩な種目が行われました。参加者は24時間・12時間・6時間・4時間のリレー部門のほか、個人走、ファミリー・キッズ、ROAD to SHONAN 10kmなど幅広い種目に分かれて競技と交流を行いました。大会会場や大会ホームページ（リンクは記事末の一覧参照）で詳細情報が公開されました。

大会名称

湘南国際リレーマラソン2025

開催日時

2025年9月13日（土）〜9月14日（日）

会場

平塚市総合公園（神奈川県平塚市大原1-1）

コース

約1.7kmの周回路（公園内の緑に囲まれたコース）

主催

株式会社ランナーズ・ウェルネス

24時間リレー：仲間と時間をつなぐ長丁場の挑戦

本大会の象徴的な種目は、24時間リレー部門です。24時間という長時間を複数人のチームでタスキをつなぎながら走り続けるこの部門は、戦術や交代のタイミング、走者の役割分担などチームごとの工夫が結果に直結します。昼間の暑さ、夜間の冷え、時間帯ごとのコンディション変化に対応しながら走り続けることが求められ、参加者には高度な体力管理とチームワークが必要でした。

大会では、ランニング系YouTuberで湘南国際マラソン公式アンバサダーのウルトラランナーみゃこさんが24時間リレーにチームの一員として参戦し、会場の注目を集めました。タスキをつなぐ走者たちの姿は、絆と挑戦の物語を感じさせる場面が繰り返し生まれ、参加者や応援者からは「仲間と夜を超えて走り続けた経験は忘れられない」「久しぶりの開催を待ち望んでいた」といった声が寄せられました。

• 部門の特徴：24時間という長時間を複数で分担して走る形式
• コースの特徴：1周1.7kmの周回路で交代や補給が行いやすい設計
• 参加者の工夫：休憩・補給・夜間のライト対策など時間帯ごとの戦術

参加者の表情と会場の雰囲気

走り終えたランナーと応援する仲間が互いに笑顔を交わす場面が多く見られ、久々に戻ってきた大会ならではの温かな一体感が会場に広がりました。夜間シフトではライトや防寒具を利用するチームが多く、交代時の声掛けやサポートの様子が印象的でした。

会場内では大会競技以外にも交流が生まれており、盆踊りやフードサービスによって走者の身体や心を支える設えが整えられていました。茹でたてのパスタやうどんが長時間走り続ける身体を支えるメニューとして提供され、休憩スペースでは談笑や作戦会議が行われていました。

多彩な部門と会場プログラム—ファミリーから個人記録への挑戦まで

大会はリレー部門だけでなく、子どもから大人まで参加可能な種目を幅広く用意しました。具体的な種目は下記のとおりです。公園内の緑に囲まれたコースを舞台に、各種目が日中・夜間を通じて実施されました。

種目ごとに参加目的が異なり、家族での参加や個人での記録狙いなど参加者のニーズに合ったプログラム編成となっていました。

さらに、ROAD to SHONAN 10kmではランニング系YouTuberの萩原裕磨（HAGI）率いるMOFFLSがペースメーカーを務め、多くのランナーが目標設定に取り組みました。ファミリーランやキッズランでは子どもたちの元気な走りが見られ、親子の笑顔が会場の印象を強くしていました。

物販・試履き・ブース出展の動き

大会会場にはブランドブースも設けられ、THE NORTH FACEは新作のロードシューズ「ALTAMESA ROAD」シリーズの試し履きブースを出展しました。トレイルで培われた機能性をロードにも応用したモデルとして、会場で多くのランナーがシューズの感触を確かめました。

出展された商品の価格は以下のとおりです。ランナーはシューズやランニングパックを着用したまま出走でき、その機能を実戦で試す機会が提供されました。

• ALTAMESA ROAD 500 RD：23,980円（税込）
• ALTAMESA ROAD 300 RD：19,910円（税込）
• FUME 1（ランニングパック）：18,150円（税込）

大会結果と運営情報、関連リンク

大会結果としてチーム・個人の優勝記録が発表されています。チームの部では24時間の優勝チームが334.3396 km（チーム名：走人）を記録しました。個人の部では24時間男子優勝が門脇 健児：217.1484 km、24時間女子優勝が佐藤 恵里：177.5102 kmとなっています。その他、各時間帯の優勝者・優勝チームの記録は下記に列記します。

出走率・完走率等の詳細は「大会結果はこちら」として案内されています（大会公式発表参照）。主催・運営については株式会社ランナーズ・ウェルネスが担当し、同社は湘南国際マラソンや横浜マラソン、富士五湖マラソンなど多数の大会企画運営実績を有しています。

主催・運営

株式会社ランナーズ・ウェルネス（湘南国際マラソン、横浜マラソン、富士五湖マラソン等の大会企画運営）

公式サイト

https://www.r-wellness.com/

大会ホームページ（大会詳細・結果等）

https://www.shonan-kokusai.jp/relay/

まとめ（主要項目の整理）

以下の表は本記事で取り上げた湘南国際リレーマラソン2025の主要情報を整理したものです。大会の種目、開催日時、会場、コース、優勝記録、出展情報、主催者などをまとめています。記事本文で触れた詳細は上記各章に記載のとおりです。

6年ぶりの開催となった今回の湘南国際リレーマラソンは、長時間のリレーを通じて仲間との結びつきや個人の挑戦が可視化された大会でした。競技面だけでなく盆踊りや温かいフードサービス、試履きブースなどの周辺プログラムを含めて、多様な参加者がそれぞれの目的で集まり、2日間のイベントを通して多くの記憶が刻まれました。