kay me×高松国際ホテル、洗える日本製ユニフォーム発表

高松国際ホテル新制服

開催日:9月16日

高松国際ホテル新制服
これって本当に洗濯機で洗えるの?
はい。ドライクリーニング不要で洗濯機で洗える仕様です。アイロンも基本不要で乾きやすく、ストレッチ素材と国内縫製で耐久性や機能性も確保されています。
デザインに地域の要素ってどこに入ってるの?
60周年記念のアクセサリーに地域モチーフを反映。オリーブの葉とホトトギスの羽をリボンタイ、ネクタイ、ポケットチーフに取り入れ、ホテルの歴史と地域性を表現しています。

還暦を迎え、働き手と地域をつなぐ“着る意味”を考えた新ユニフォーム

kay me株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:毛見純子)は、開業60周年を迎えた高松国際ホテル(所在地:香川県高松市、総支配人:新川美香)と共同で、新しいユニフォームを企画・制作したことを発表した。発表は2025年9月16日10時00分に行われた。

60周年という節目を「還暦」にたとえ、ホテル側は“共に働く仲間への感謝”と“地域に根ざした共創の姿勢”を、従業員が日々身にまとうユニフォームで表現することを目的とした。今回の取り組みは、従来の制服運用に伴う課題を解消するとともに、働く人の快適性と地域性の表現を両立させることを目指している。

開業60周年、新しいユニフォームで働く人と地域をつなぐ「洗える・日本製・ストレッチ素材」の“次世代ユニフォーム”を共同企画 画像 2

従業員の悩みを起点にした設計思想と機能要件

取り組みの原点は「従業員への思いやり」であり、現場から挙がっていた具体的な課題に対応することが最優先であった。従来の制服はドライクリーニングが必須で、費用や時間の負担があったほか、匂いや急な汚れの際にすぐ洗えないことが不快感につながっていた。

これらの課題に応えるため、kay meと高松国際ホテルは次の機能要件を掲げた。日常的な清潔性の確保業務に応じた可動性長く使える耐久性と美しさである。これにより、働くことへの誇りや愛着が深まるユニフォームを目指した。

  • 洗濯機で洗える:ドライクリーニング不要で、清潔をいつでも簡単に保てる仕様。
  • アイロン不要:乾きやすく、保管時の手間を軽減。
  • ストレッチ素材:全身の動きに合わせて伸縮し、肩こりや疲労を軽減する高機能素材。
  • 上質な日本製:国内の熟練工場で丁寧に仕立て、耐久性と仕上がりの美しさを確保。
開業60周年、新しいユニフォームで働く人と地域をつなぐ「洗える・日本製・ストレッチ素材」の“次世代ユニフォーム”を共同企画 画像 3

デザイン要素:地域性を込めたリボンタイ、ネクタイ、ポケットチーフ

60周年記念として、オリジナルのリボンタイ・ネクタイ・ポケットチーフを新たにデザインした。モチーフには香川県の県木「オリーブの葉」と県鳥「ホトトギスの羽」を採用しており、ホテルの歴史と地域との関係性を象徴的に表現している。

これらのアクセサリーは、単なる装飾にとどまらず、従業員が自らの職務やホテルへの帰属意識を視覚的に示す役割を持つ。デザインは高松と東京の両拠点で何度も意見交換を行い、素材選定やディテールまで検討して仕上げられた。

モチーフ
オリーブの葉(県木)、ホトトギスの羽(県鳥)
アクセサリー
リボンタイ、ネクタイ、ポケットチーフ(60周年記念デザイン)
製作プロセス
高松・東京での協議、国内熟練工場での縫製
開業60周年、新しいユニフォームで働く人と地域をつなぐ「洗える・日本製・ストレッチ素材」の“次世代ユニフォーム”を共同企画 画像 4

kay meのブランド背景と今回の役割

kay meは2011年創業のブランドで、「挑戦する人を応援する」ことをミッションに掲げている。これまでのD2C事業やレディースファッションで培ったノウハウを、今回はホテルユニフォームの設計に適用した。

代表取締役の毛見純子氏は、今回のプロジェクトについて「歴史と想いにふさわしい『機能的で、心地よく、美しい制服』を届けたい」とコメントしている。素材・ディテールの選定は、ホテル経営陣と従業員の声を重ねながら進められた。

開業60周年、新しいユニフォームで働く人と地域をつなぐ「洗える・日本製・ストレッチ素材」の“次世代ユニフォーム”を共同企画 画像 5

導入の決め手と関係者のコメント、運用に関する情報

高松国際ホテル 総支配人の新川美香氏は、ユニフォーム導入の背景について次のように述べている。「ユニフォームはストレッチ素材で動きやすく、機能性や耐久性に優れていること、またすべて上質な日本製であることが導入の決め手になりました。この制服が働く仲間への敬意とホテルへの愛着を深める象徴となってくれると信じています。」

毛見純子氏(kay me代表取締役)は、今回の取り組みについて「経営陣の想いある挑戦、そして笑顔が素敵な従業員の皆さまの日々の挑戦を、制服というかたちで支えられる貴重な機会でした。この制服が皆さまの毎日を快適にし、自信と誇りをもたらす一着になれたことを、心よりうれしく思います。」と述べている。

運用面では、従来のドライクリーニング必須の運用から、従業員が自宅や施設で手軽に洗濯できる仕様へと変更されることにより、コストと時間の負担軽減が期待される。ホテル側は清潔さを保ちながら業務効率の向上を図る方針である。

開業60周年、新しいユニフォームで働く人と地域をつなぐ「洗える・日本製・ストレッチ素材」の“次世代ユニフォーム”を共同企画 画像 6

問い合わせ先と関連情報

kay meの法人ユニフォーム担当窓口が問い合わせ先として明示されている。連絡先は以下の通りで、ユニフォームの仕様や導入に関する相談が可能である。

会社名
kay me株式会社
所在地
東京都中央区銀座4-3-10 銀座中央ビル8階
担当
法人ユニフォーム担当
TEL
03-6228-6813
MAIL
info@kayme.com
WEB
https://kayme.com

また、今回の発表に関する公開元としてPR TIMESのページが関連リンクとして提示されている。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000045135.html

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要点の整理(表形式)とまとめ

以下の表に、本記事で触れた主要な情報を整理した。導入背景、機能、デザイン、窓口といった観点を一目で確認できるようにまとめている。

項目 内容
発表日 2025年9月16日 10:00
企画・制作 kay me株式会社(東京都中央区)と高松国際ホテル(香川県高松市)の共同企画
代表者 kay me:代表取締役 毛見純子 / 高松国際ホテル:総支配人 新川美香
目的 開業60周年(還暦)の節目に、従業員への感謝と地域との共創をユニフォームで表現するため
主な特徴 洗濯機で洗える・アイロン不要・ストレッチ素材・上質な日本製
記念アイテム オリジナルのリボンタイ、ネクタイ、ポケットチーフ(モチーフ:オリーブの葉、ホトトギスの羽)
期待される効果 清潔性の向上、運用コストと時間の軽減、従業員の快適性と誇りの醸成
製造 国内の熟練工場での丁寧な仕立て(日本製)
カテゴリ/キーワード レディースファッション、ホテル・旅館/制服、ユニフォーム、CSR、女性活躍、サステナブル、日本製、キャリア、D2C
問い合わせ kay me株式会社 法人ユニフォーム担当 TEL:03-6228-6813 / MAIL:info@kayme.com / WEB:https://kayme.com
関連リンク https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000045135.html

今回のユニフォームは、従業員の日常的な負担を軽減する機能性と、地域・歴史を反映するデザインを両立させた点が特徴である。洗濯機で洗えるという利便性、ストレッチ素材による可動性、国内縫製による品質の三点が導入の要点となっており、60周年という節目を機に高松国際ホテルが提示した「働く人への思いやり」と「地域との共生」の姿勢を、具体的なかたちで示している。

参考リンク: