見取り図×AVANT FLOW舞台裏公開 天王寺ミオ30周年トーク
ベストカレンダー編集部
2025年9月16日 21:45
天王寺ミオ30周年
開催日:9月7日
天王寺ミオ30周年トークショーに見る、笑いと裏話の数々
2025年9月7日(日)、大型ショッピングセンター「天王寺ミオ」の開業30周年を記念したトークショーが行われた。主催はJR西日本SC開発株式会社が運営する天王寺ミオで、同社のプレスリリースは2025年9月16日18時00分付で配信されている。本イベントには、お笑いコンビ見取り図(盛山晋太郎、リリー)と俳優の岡宮来夢が登壇し、周年広告や撮影の舞台裏、ユニット結成にまつわる話題が披露された。
当日は会場に集まった来場者の前で撮影時のエピソードや天王寺ミオに対する思い出が語られ、終盤には出演者全員による三十一周年ではなく30周年を祝う合唱で締めくくられた。以下では、当日のやり取りや具体的な事実を漏れなく整理して伝える。
参加者と公式情報の基本
登壇者は、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、岡宮来夢。また、AVANT FLOW(アヴァン フロー)として活動する岡宮来夢と高野洸に関する話題も中心に展開した。周年ソング「DRESS-UPTION(ドレサプション)」の作曲は杉山勝彦が担当している。プロモーションのクリエイティブディレクター兼プロデューサーは石山氏が務めた。
イベントの関連コンテンツとして、周年広告のメイキング動画や館内案内動画が天王寺ミオ公式YouTubeチャンネルで期間限定公開されている。公式の30周年特設WEBページも用意され、詳細は同ページで確認できる。
撮影現場の舞台裏:ダンス、照明、パールのエピソード
第1セッションでは、見取り図のリリー、盛山、そして岡宮来夢と高野洸が参加した周年広告撮影の舞台裏が語られた。特に注目されたのは、リリーによる動画のダンス部分のほとんどがアドリブであった点だ。リリーは完成映像を見て「お気に入りのポーズを10回ぐらいやったが1回も使われていなかった」と語り、盛山がそのポーズを真似して会場の笑いを誘った。
照明や衣装に関する具体的なエピソードも多く共有された。盛山は大量のライトによる暑さを振り返り、背中合わせでの撮影が楽しかったと述べた。岡宮はダンスの振り入れが1日しかなかったこと、洸くん(高野洸)は4歳からダンスを習っている一方で自分はダンス未経験であったため「足を引っ張らないように一生懸命やった」と語っている。
撮影中に起きたハプニングと初対面の印象
撮影中のハプニングとして、高野の衣装に付いたパールのネックレスがダンス中に引っかかって弾け飛ぶ出来事があった。最初は4本あったパールネックレスが次第に本数を減らしたが、衣装担当は予備を用意しており、洸くんはすぐに引っ掛けないコツをつかんだことが明かされた。散らばったパールをみんなで拾って踊り直すといった現場の臨場感が語られた。
見取り図の2人とAVANT FLOWの岡宮・高野は撮影時が初対面であった。リリーはAVANT FLOWの印象を「ええ子やったよね」と表現し、盛山も「ええ子2人やったね」と続けた。ただし撮影の進行上すれ違いが多く、ゆっくり話せる時間は少なかったという。岡宮は洸くんと“南大阪のカスカップルネタ”が好きだが言いそびれたと明かす一幕もあった。
- ダンスは主にアドリブ:リリーのダンスはほぼアドリブで、多数のポーズがカットされた。
- リハーサル時間の不足:振り入れは1日で対応。
- 衣装トラブル:パールのネックレスが弾け飛ぶハプニング発生。
- 初対面からの距離感の縮まり:共通の趣味(カードゲーム)発覚などで交流が深まる。
天王寺ミオにまつわる思い出と“地元”としての特性
トークの第2セッションでは、出演者それぞれが天王寺ミオに対する個人的な思い出や印象を語った。盛山は高校時代から天王寺を訪れており、20代前半の若手時代には阿倍野歩道橋で路上漫才を行っていたと述懐した。当時の写真がモニターに映し出される場面もあり、盛山は「呼び込みもせずに座っていて、偉そうな若手芸人やった」と振り返っている。
岡宮は今回が天王寺ミオ初訪問だとし、館内の洋食屋で食べた“大人のお子様ランチ”を美味しかったと語った。また、企画動画の撮影を通じて賞品として提供されたアクセサリーブランドeteのバングルをプレゼントされ、当日も同じバングルを身につけていたことを明かした。見取り図の2人はお揃いのバングルをつけることに照れながらも好意的にコメントした。
- 天王寺ミオの利便性
- 駅直結で利便性が高く、老若男女が入りやすい点を出演者が評価。館内で必要なものが揃い、長時間過ごせる点が魅力として挙げられた。
- ロケ地としての裏導線
- 撮影で利用した裏導線が整備されており、撮影のしやすさに役立ったとの証言があった。
地区文化と交流の場としての役割
トーク中には大阪弁のイントネーション指導や来場者を巻き込んだやり取りも行われ、天王寺ミオが地域文化と結びつく場であることがうかがえた。盛山は天王寺を「青春時代を支えてくれた場所」と表現し、今後も地域に根ざす存在であることを期待する発言をしている。
同時に、出演者個々の今後の活動についても言及があり、岡宮は年末に向けて出演が決まっている2本のミュージカルについて言及した。作品名は『四月は君の嘘』と『ISSA in Paris』で、どちらも大阪公演が予定されている。
AVANT FLOW誕生と周年ソング「DRESS-UPTION」の周辺
MCからの問いかけにより、AVANT FLOW結成の経緯や周年ソングに関する話題が掘り下げられた。岡宮は、洸くん(高野洸)と自分が別々に活動していたが、石山氏からのオファーがきっかけで30周年を一緒に盛り上げるために二人でユニットを組むことになったと述べている。
周年ソング「DRESS-UPTION」は作詞作曲に杉山勝彦が関わっており、タイトルに関する軽口も交えつつ制作背景が紹介された。盛山からどの程度交流があったか問われた岡宮は、舞台作品での面識はあったがプライベートでの交流はほとんどなかったと説明し、撮影を通じて親交が深まったことを明かした。
ユニット名の由来と現場のやりとり
岡宮はユニット名について「AVANT(前衛的、先進的)とFLOW(流れ)を合わせ、常に新しい表現を創出して新たな流れとなる音楽やパフォーマンスを届けるという意図がある」と説明した。見取り図からはユニットへの“加入”を求める冗談めいた提案があったが、MCから「AVANT FLOWはあくまで岡宮さんと高野さんの二人でお願いしたい」とのスタッフ通達があり、見取り図は脱退するよう促される場面もあった。
そのほか、見取り図のコンビ名の由来についての質問に対しては、盛山がNSC時代のホワイトボード事情を交えて由来を語るなど、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
まとめ:イベントの要点整理
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 天王寺ミオ 30周年記念トークショー |
| 開催日 | 2025年9月7日(日) |
| プレスリリース配信日時 | 2025年9月16日 18:00(JR西日本SC開発株式会社) |
| 登壇者 | 見取り図(盛山晋太郎、リリー)、岡宮来夢(AVANT FLOW)、高野洸(AVANT FLOWは岡宮・高野の二人組) |
| 周年ソング | DRESS-UPTION(作曲:杉山勝彦) |
| クリエイティブディレクター/プロデューサー | 石山(氏名のみ記載。イベント説明での役割を担当) |
| 撮影エピソード | ダンスの多くがアドリブ、振り入れは1日、パールのネックレスが弾け飛ぶハプニング、初対面から交流が深まる経緯など |
| 出演者の思い出 | 盛山:高校時代からの天王寺での思い出、阿倍野歩道橋での路上漫才。岡宮:初来館での“大人のお子様ランチ”、eteのバングル獲得と着用 |
| 今後の出演予定 | 岡宮来夢:ミュージカル『四月は君の嘘』、『ISSA in Paris』(年末にかけて、大阪公演あり)。盛山:10月に出版予定の本の出版記念手渡し会を天王寺ミオで開催予定 |
| 関連コンテンツ | メイキング動画・館内案内動画(天王寺ミオ公式YouTubeチャンネルにて期間限定公開) |
| 公式リンク | 30周年特設WEBページ 天王寺ミオ公式YouTubeチャンネル |
| 施設情報 | 天王寺ミオ/所在地:〒543-0055 大阪府大阪市天王寺区悲田院町10番39号 |
| 運営会社 | JR西日本SC開発株式会社(事業内容:ショッピングセンターの運営・管理および開発) |
このトークショーでは撮影の細部に関する具体的なエピソード、AVANT FLOW結成の経緯、出演者個々の天王寺ミオへの思い出、今後の活動予定などが詳細に語られた。メイキング映像や特設ページなどの関連情報も公開されているため、当日の会話内容と合わせて確認することで、30周年プロモーションの全体像を把握することができる。
参考リンク: