手越祐也が立川でツアーファイナル完走 新曲「シルエット」配信
ベストカレンダー編集部
2025年9月18日 05:52
ツアーファイナル完走
開催日:9月15日
立川ステージガーデンで完走した5か月の旅路
株式会社フォーライフミュージックエンタテイメントが発表したリリース(2025年9月17日 19時00分)によると、手越祐也の『LIVE TOUR 2025 NEVER END』が9月15日、立川ステージガーデンでのツアーファイナル昼・夜公演をもって完走した。
本ツアーは5月20日スタート。横浜、大阪、仙台、名古屋、東京、福岡、札幌の7都市のライブハウス公演を経て、NHK大阪ホール、岡谷鋼機名古屋公会堂、立川ステージガーデンの3都市でホール公演を行うという構成で、手越にとっては初の試みも含まれていた。
ツアーの背景とベストアルバム
手越は2021年7月7日にソロアーティストとしてデビューして以降、一歩一歩キャリアを積み重ねてきた。5月14日にリリースしたベストアルバム『手越祐也 SINGLES BEST』を携え、今回のツアーを行った点が本ツアーの出発点だった。
リリース情報は以下の通りで、3形態での発売が行われている。価格や品番、特典の案内も公式で出されている。
- 発売日:2025年5月14日
- <2CD+Blu-ray付> 2CD+Blu-ray=¥11,000(税込)FLCF-4538(豪華盤)
- <CD+DVD付> CD+DVD=¥8,800(税込)FLCF-4539
- <CD> CD=¥3,300(税込)FLCF-4540
- 各形態の詳細はフォーライフ公式ページに掲載(該当URLを参照)
昼公演の構成と観客の共鳴
9月15日の昼公演は、ツアータイトルと同じ「Never-ending」から幕を開けた。光を背に登場した手越と会場のペンライトが一体となり、コール&レスポンスを重ねる構図が作られた。
昼公演はこの公演がファイナルであることを意識したセットリストと演出で構成されており、衣装、演出、曲順などすべてが夜公演と異なる内容になっていた。
昼公演の楽曲と演出のハイライト
序盤は「Never-ending」「Hello!!」「Just Right」と観客との距離を縮める楽曲が並んだ。中盤では『SINGLES BEST』に収録された「ヒラヒラ」「ばいぶれーしょん」も披露され、ツアーを通じて楽曲が成熟してきたことが窺えた。
また「Comfort Zone」や「七色エール」はアコースティック寄りのアレンジでの披露となり、特に「Comfort Zone」はドラムとアコースティックギターでのスペシャルアレンジver.を導入。手越のヴォーカリストとしての技量が際立つ構成だった。
- 昼公演の主な演出:光とスモークを用いた叙情性のある演出、アコースティック編成の場面が多い
- 観客との交流:コール&レスポンス、手拍子、ダンスでの一体感を重視
本編ラストにはツアーで未発表だった楽曲が披露され、昼公演時点ではタイトル未発表であったその曲が、のちに「シルエット」として配信されることになる。
夜公演の勢いとWOWOW中継、ゲスト登場
夜公演はWOWOWでの独占生中継も行われ、フルスロットルの構成で観客を巻き込んだ。序盤から「Flash back」「MAZE WORLD」「Comfort Zone」といったリズムとダンスが映える楽曲で会場を盛り上げた。
手越は中継の存在を踏まえ、「ライブ未経験の人にもこの“こういう感じ”を見せつけよう」と会場を煽るように呼びかける場面もあり、ライブのエンタテインメント性を強調する場面が目立った。
夜公演での演目の特徴とサプライズ
夜公演は「ウインク(ライブアレンジver.)」などのスローテンポなアレンジや、ミラーボールを用いた幻想的な演出が取り入れられ、しっとりした楽曲とアグレッシブな楽曲がバランスよく配されていた。
MCで明かされたサプライズは以下の通りだ。
- 未発表曲のタイトルが「シルエット」であることの公表
- 「シンガーソングライター小林未奈が『シルエット』の作詞・作曲を担当していることの告知」
- 同日深夜(リリース情報では日付表記として〈9月15日24時〉=実質9月16日0時)に配信開始することのサプライズ発表
- 今回のツアーのバンドメンバー、ダンサー紹介アナウンスを小林未奈が担当している事実の共有
本編ラストのサプライズゲストとしてギタリストのJUONが登場し、「wake me up」を共演したことも大きな盛り上がりを生んだ。JUONは手越が独立後すぐにともに制作したギタリストであり、長年の友としてステージに並んだ場面は象徴的な瞬間となった。
未発表曲「シルエット」—育ててから届ける制作哲学
公演中に明かされた「シルエット」は、ツアーで先に歌いながら育て、ツアーの折り返し時点でレコーディングを行い、ツアーファイナル後の24時に配信リリースするというプロセスを経てリリースされた。
配信リリースの公式表記は16th Digital Single「シルエット」 9月16日(火)Digital Releaseであり、楽曲の作詞は小林未奈、作曲は小林未奈・松本京介、編曲は松本京介が担当している。公式の配信リンクも案内されており(参照URL: https://lnk.to/rGyGvGuY)、各種配信サイトでの配信が行われた。
手越祐也のコメントと制作過程の詳細
手越はツアーで歌いながら曲を育てる意図を次のように説明している。楽曲は既に存在していたが「ツアーで歌いながら曲を育てていく」という判断をチームで行い、各地の反応を受けてレコーディング時に歌い方の調整を行ったという。
彼はレコーディングにおけるバランスについて、「ステージでのテンション感だけではなく、レコーディングブースでの冷静さも取り入れることで、小林未奈が想像した世界観を保ちながらもツアーで培った歌い回しを活かす」ことを重視したと語っている。
- テーマ
- 家族、子ども、兄弟、友達、恋人、ペットなど、あらゆる大切な存在に向けた普遍的な歌詞と世界観
- 作詞・作曲
- 作詞:小林未奈/作曲:小林未奈・松本京介
- 配信タイミング
- ツアーファイナルの24時に配信開始(公式表記:9月16日 Digital Release)
セットリスト・リリース情報・人物プロフィールの整理
ここまで記事中に登場した情報を整理して提示する。セットリスト(Show1/Show2)、リリース情報、アルバムの販売形態、スタッフ・メンバーに関する要点を網羅する。
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント/2025年9月17日 19時00分(リリース発表) |
| ツアー名 | 手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END |
| ツアー期間・会場 | 5月20日開始。横浜/大阪/仙台/名古屋/東京/福岡/札幌(ライブハウス)→ NHK大阪ホール/岡谷鋼機名古屋公会堂/立川ステージガーデン(ホール) |
| ツアーファイナル | 2025年9月15日 立川ステージガーデン(Show1:昼公演、Show2:夜公演) |
| Show1(昼)主要楽曲 | Never-ending、Hello!!、Just Right、HONEYYY、ヒラヒラ、ばいぶれーしょん、Comfort Zone(スペシャルver.)、七色エール、ONE LIFE、My Own Beat、Lovin’U、DoLLs、Flash back、Venus Symphony、Come Back To Me、OVER YOU、アダルトブルー、シルエット、E:御どれ踊れや己が苑、導火線、モガケ!、wake me up |
| Show2(夜)主要楽曲 | Flash back、MAZE WORLD、Comfort Zone、ウインク(ライブアレンジver.)、LOVE SENSATION、MAKE ME ALIVE、アダルトブルー、シナモン、愛なんて、everlasting、ばいぶれーしょん、導火線、OVER YOU、LUV ME, LUV ME、Addict、ドラキュラ、Gluttony、I’m coming、wake me up(feat.JUON)、E:シルエット、ヒラヒラ、この手とその手、Never-ending |
| 未発表曲『シルエット』 | 作詞:小林未奈/作曲:小林未奈・松本京介/編曲:松本京介/Digital Release:9月16日(公式表記)/配信リンク: https://lnk.to/rGyGvGuY |
| ベストアルバム | 『手越祐也 SINGLES BEST』 発売日:2025年5月14日(3形態。2CD+Blu-ray=¥11,000、CD+DVD=¥8,800、CD=¥3,300) |
| 中継・出演情報 | WOWOWで夜公演を独占生中継。手越はロックバンドT.N.T.での活動やTVドラマ『ぼくたちん家』出演なども近況として報告 |
| 主要人物プロフィール | 手越祐也(てごし・ゆうや)1987年11月11日生まれ、神奈川県横浜市出身。15歳から芸能活動開始。2020年6月に独立。 |
以上が本件の主要情報の整理である。ツアーの流れ、楽曲の育て方、配信リリースのタイミング、アルバム形態や価格、ゲストや中継情報まで、発表された内容は網羅的にまとめられている。
各公演のセットリストや配信リンク、アルバム購入ページについては公式の案内(本文内の各URL)を参照されたい。
参考リンク: