あばば大学が「AI LAB」始動 AIで就活をアップデート
ベストカレンダー編集部
2025年9月18日 12:02
AI LAB始動
開催日:9月18日
AIで再定義する就職活動──あばば大学が始動させた「AI LAB」
株式会社ABABAは、運営するオウンドメディアあばば大学において、AIを活用した就活情報を体系的に発信する連載企画「AI LAB(エーアイラボ)」を開始しました。発表は2025年9月18日10時00分付のリリースによるもので、AIを用いた就職活動支援の新たな時代を見据えた取り組みとして位置づけられています。
「AI LAB」はコンセプトを「就活をAIでアップデートする」とし、就活生がAIを主体的に活用して効率的かつ自己らしいキャリア選択を行えるよう、実践的ノウハウや最新事例を継続的に提供する連載企画です。連載では、AIツールの活用方法から注意点、現場での成功・失敗事例まで幅広く扱う予定です。
企画開始の背景と必要性
近年、生成AIを含む各種AIツールは急速に普及しており、就職活動の場面でも「自己分析」「面接対策」「エントリーシート作成」など多岐にわたって利用が進んでいます。しかし一方で、情報が氾濫していることや正しい活用方法が分からずに十分に使いこなせていない学生も多く存在します。
この課題を踏まえ、ABABAは「あばば大学」を通してAIと就活を掛け合わせた知見を整理・発信し、学生が実務的にAIを活用して自分に合ったキャリアを切り拓けるよう支援することを目的に「AI LAB」を設置しました。情報発信は実践に直結する内容を重視します。
- 目的:就活生がAIを正しく・効率的に活用し、自己理解や選考対策を深められるようにする。
- 想定読者:大学生・大学院生(特にZ世代)など、就職活動を行う若年層。
「AI LAB」で扱うテーマと提供コンテンツ
「AI LAB」は、読んだその日から実践できるコンテンツ作りを重視します。提供予定の主なテーマは、自己分析に使えるAIの手法、面接練習でのAI活用、エントリーシートのAI支援、そして業界の有識者インタビューなど多岐にわたります。
具体的な発信予定一覧は以下のとおりで、すべて学生が行動に移せる形で提示される点が特徴です。AIのメリットだけでなく、倫理的側面や誤用のリスク、出力の検証方法など、注意点も明確に示す方針です。
- AI・HR業界の著名人への対談インタビュー
- AIを活用した就活ノウハウの発信
- AIを使った実践的な自己分析の方法
- エントリーシート作成におけるAI活用の成功・失敗事例
各記事は、AIツールの具体的な利用手順、テンプレート、検証ポイント、実際の出力をどう解釈し修正するかまで踏み込んで解説される予定です。また、必要に応じて専門家やキャリアアドバイザーの監修を行い、信頼性の高い情報提供を目指します。
実践重視の情報設計
「AI LAB」は単なる概説にとどまらず、学生がすぐに試せるワークショップ形式の記事や手順化されたチェックリスト、模擬面接のシナリオ例などを用意します。これにより読者が情報を受け身で消費するだけでなく、能動的にスキルを磨く構成を採ります。
加えて、AIによる出力結果の妥当性を評価するための指標や、企業側がAIによるアウトプットをどう評価するかといった企業側視点の記事も発信する計画です。学生と採用担当の双方にとって有益なコンテンツ作成を目標に据えています。
ABABAの既存サービスと「AI LAB」の連携
ABABAは従来から就活支援サービスを展開しており、今回の「AI LAB」はそれらと連携して相乗効果を目指します。代表的なサービスには、AIを用いて面接の内定判定を行う「REALME(リアルミー)」や、就職活動の過程そのものを評価する新卒スカウトサービス「ABABA」があります。
これら既存サービスのノウハウやデータを踏まえながら、AI LABの情報発信や今後提供予定のツール・体験型コンテンツの設計に反映させることで、より実務的で信頼できる支援を目指します。
「ABABA」サービスの特徴と登録基準
「ABABA」は、最終面接まで進んだことのある就活生のみが登録できるスカウト型サービスです。学生はサービスに登録する際に、最終面接まで進んだ企業の情報を提出します。企業はその実績を確認したうえでスカウトを送る仕組みです。
また別の登録経路として「お祈りエール」という取り組みを設けています。これは企業が不採用通知(通称お祈りメール)を送る際に、次のような応援メッセージを添えてABABAへの登録を促すものです:
「当社で採用はできませんでしたが、あなたは素晴らしい人材なので他社に推薦したいです。ABABAに登録していただければ、今後の就職活動を応援いたします。」
この仕組みにより、企業はブランディングを損なうことなく、不採用となった学生を別の機会へ橋渡しすることが可能となります。ABABAは選考の過程自体を評価することで、就活生の心理的ストレス軽減(いわゆる「就職活動うつ」対策)にも寄与するとしています。
導入事例と企業側の成果
ABABAの活用事例として複数の企業での成功事例が示されています。各社は採用ターゲットやフェーズに応じてABABAを使い分け、具体的な採用成果を上げています。以下に掲載の事例は、ABABAが多様な採用ニーズに応えられることを示すものです。
事例はいずれもサービスの特徴を踏まえた採用設計の結果であり、企業側の工夫とABABAのマッチング機能が組み合わさって成果につながっています。
- 株式会社きらぼし銀行:金融機関を志望していなかった学生が、ABABAでのスカウトをきっかけに入社し活躍している事例。人事と新卒社員のインタビューで成果を紹介。
- INTLOOP株式会社:採用ターゲットを時期ごとに変更して使い分け、4職種で採用に成功した事例。
- 倉敷紡績株式会社:機械・電気・情報系の学生獲得に苦戦していたが、理系特化ではないプラットフォームだからこそ獲得できた優秀人材の採用成功事例。
- 株式会社クレハトレーディング:早期接点が内定承諾につながらない課題があったが、短期決戦のフローで後半期に5名の採用に成功した事例。
導入から採用までのフロー概略
各社の共通点は、採用ターゲットの明確化とABABA上でのスカウト設計の最適化にあります。ABABAは学生の選考到達情報を基にスカウトを送るため、企業側はターゲットの質を担保しやすい点が評価されています。
これらの事例を踏まえ、「AI LAB」では実際の活用事例をさらに詳しく分解して、企業の採用設計と学生の立ち回り方を同時に解説する予定です。
会社概要と今後の展望、利用案内
最後に、発表元である株式会社ABABAの会社概要と今後の計画、サービス利用を検討する企業向けの案内をまとめます。ABABAは既存の人材支援サービスにAI技術を組み合わせることで、就活支援の幅を拡張する方針です。
今後は、連載記事に加え、AIを活用した就活ツールや体験型コンテンツの提供を予定しています。また、専門家やキャリアアドバイザーの監修を受けた情報発信により、学生が安心して参照できる高信頼のコンテンツ整備を進める計画です。
- 会社名
- 株式会社ABABA
- 所在地
- 〒152-0061 東京都目黒区中目黒一丁目1番71号 KN代官山ビル7階 B号室
- 本店所在地
- 東京都目黒区
- 従業員数
- 70名(インターン・アルバイト含む)
- 設立
- 2020年10月19日
- 資本金
- 1億円
- URL(サービス)
- https://hr.ababa.co.jp/ababa
- サービス利用検討(人事向けLP)
- https://hr.ababa.co.jp/company?utm_source=pr&utm_medium=pr0918
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年9月18日 10時00分 |
| 企画名 | AI LAB(エーアイラボ) |
| コンセプト | 就活をAIでアップデートする |
| 主な発信テーマ | 対談インタビュー/AI就活ノウハウ/自己分析手法/ESの成功・失敗事例 |
| 既存サービス | REALME(AI面接による内定判定)、ABABA(最終面接到達者向けスカウト) |
| お祈りエール | 不採用メールにABABA登録を促す応援メッセージを添えて推薦につなげる仕組み(企業が学生を推薦) |
| 導入事例 | きらぼし銀行、INTLOOP、倉敷紡績、クレハトレーディング等の採用成功事例 |
| 会社概要(主な項目) | 所在地:〒152-0061 東京都目黒区中目黒1-1-71 KN代官山ビル7階 B号室、設立:2020年10月19日、従業員数:70名、資本金:1億円 |
| サービスURL | https://hr.ababa.co.jp/ababa |
| 人事向けLP | https://hr.ababa.co.jp/company?utm_source=pr&utm_medium=pr0918 |
以上が、株式会社ABABAが発表した「あばば大学」内の連載企画「AI LAB」に関する主要な情報と、それを支える既存サービスや導入事例、会社概要の整理です。AIを用いた就活支援は利便性と注意点の両面を併せ持つため、AI LABでは実践的かつ検証可能な情報提供を続けることで、学生と企業の双方にとって有益な知見の蓄積を目指しています。