9/24開始｜ヒルトン名古屋×スギモト 黒毛和牛カレー登場

名古屋の老舗とホテルが結んだ“ご馳走レトルト”の誕生

杉本食肉産業株式会社（代表取締役社長：杉本匡彌）とヒルトン名古屋（総支配人：スニット・ラージャン）は、共同で特製レトルト商品を開発し、2025年9月24日（水）より販売を開始します。プレスリリースは両社の共同発表で、配信日時は2025年9月19日 13時00分です。

発売される商品は「黒毛和牛と八丁味噌のビーフカレー」。レトルトとしての販売に加え、同日よりヒルトン名古屋1階「カフェ3-3 アーティサンスイーツ & ベーカリー」でのイートイン提供も開始します。販売価格、提供時間、セット内容などの詳細は以下にまとめます。

• 商品名：黒毛和牛と八丁味噌のビーフカレー
• 販売開始日：2025年9月24日（水）
• 販売価格：1,000円（税込）
• 販売場所：ヒルトン名古屋1階「カフェ3-3 アーティサンスイーツ & ベーカリー」
• カフェ販売時間：毎日8:00～20:00
• カフェイートイン提供：サラダとコーヒーまたは紅茶付きで2,300円（税サ込）、提供時間毎日10:30～20:00（L.O.19:30）
• レトルト調理機能：蒸気抜き仕様の袋で電子レンジ調理が可能

素材と味わい──黒毛和牛を主役に八丁味噌とスパイスを組み合わせる理由

このカレーの最も大きな特徴は、スギモトが厳選した黒毛和牛を60g使用している点です。煮込み料理に適した部位を角切りにし、噛むほどに肉の旨みが広がるように仕上げられています。肉は表面の脂を丁寧にトリミングしたうえで直火でじっくりソテーし、焼き上げで引き出された旨みをソースに活かしています。

名古屋らしさを出すため、隠し味として老舗ブランド「カクキュー」の八丁味噌を採用。八丁味噌の深いコクと、ヒルトン名古屋のシェフ陣が選んだスパイスの組み合わせにより、まろやかでありながら香り高い仕上がりを実現しています。

配合スパイスと調理のポイント

カレーに用いられるスパイス構成は、クローブ、コリアンダー、カルダモンを中心にガラムマサラを加えたものです。これに八丁味噌を隠し味として融合させることで、香り・旨み・刺激のバランスが取れた味わいを目指しています。

調理工程では、素材の旨みを逃さないための工程管理がされています。黒毛和牛は焼き工程で旨みを閉じ込め、煮込みで味をしっかり染み込ませることにより、レトルトとして温め直しても食感と風味を損なわない仕上がりを目指しました。

主な具材とその役割

・黒毛和牛（60g）: 肉の旨みと食べ応えを担うメイン具材。

・八丁味噌（カクキュー）: コクと深みを付与する隠し味。

・スパイス: クローブ、コリアンダー、カルダモン、ガラムマサラで香りと刺激を調整。

ホテル内での提供形態とビュッフェでの展開スケジュール

ヒルトン名古屋では、レトルトの販売に合わせて店舗提供および期間限定ビュッフェメニューとしての展開を行います。カフェでのイートインはサラダとコーヒーまたは紅茶がセットになったホテルメニューとして提供され、ゆったりとした空間でホテルクオリティの味を楽しめます。

さらに、ヒルトン名古屋1階のオールデイダイニング「インプレイス3-3（スリースリー）」では、期間中の土日祝に本カレーが日替わりカレーの一つとして登場します。ビュッフェでの提供期間や利用条件は以下の通りです。

ビュッフェの詳細および予約は、ヒルトン名古屋の専用ページで案内されています。参考URLは記事末にまとめて掲載します。

カフェでの単品販売は毎日8:00～20:00、イートイン提供は10:30～20:00（L.O.19:30）という運用で、忙しい朝や昼、ちょっとした自分へのご褒美時間など幅広い利用シーンを想定しています。

関係者プロフィールと企業情報

本商品開発にはヒルトン名古屋総料理長の佐藤弘二シェフが参加しています。佐藤シェフは1999年に料理人としてのキャリアを開始し、フランスや日本での研鑽を経て、2019年2月にヒルトン名古屋の総料理長に就任。食材の持ち味を引き出す独創的なマリアージュと、色彩豊かなプレゼンテーションで宴会やビュッフェの監修を行っています。

スギモトは1900年（明治33年）創業の老舗で、今年創業125年を迎えます。生産・加工・卸・小売・飲食を一貫体制で展開し、松阪牛・飛騨牛・みかわ牛などを扱っています。精肉以外にも加工品・惣菜を手がけ、SDGsや地域貢献活動にも取り組んでいる企業です（愛知ブランド企業認定：平成21年～）。

佐藤弘二 シェフ（ヒルトン名古屋 総料理長）

経歴の要点は以下の通りです。

1. 1999年：新神戸オリエンタルホテル（現ANAクラウンプラザホテル神戸）よりキャリア開始
2. 海外（リヨン、プロヴァンス等）のミシュラン星付きレストランで研鑽
3. 浜名湖オーベルジュで総料理長を務め、日本経済新聞のオーベルジュランキングでベスト10選出
4. 2010年：在シドニー日本総領事館公邸の料理長（VIPの接遇）
5. 2013年12月：ヒルトン名古屋入社、2019年2月より総料理長

こうした経歴を背景に、今回のカレー開発はスギモトの肉の知見とヒルトンのホテル料理のノウハウが融合して進められました。

企業についての要点

スギモトは生産者の顔が見える食肉を全国から確保し、質と量に対応できる体制を持っています。加工品・惣菜の製造販売も行い、百貨店やレストランへの供給実績があります。

ヒルトン名古屋は1989年3月1日に開業し、名古屋のビジネスエリア伏見に位置する外資系ホテルです。客室数は全460室、館内にはオールデイダイニング「In Place 3-3」や中国料理「王朝」など複数のレストランを備えています。

主要情報のまとめ

以下の表は、本記事で取り上げた全項目を整理したものです。販売・提供日時、価格、具材、提供場所、関連リンクなどを網羅しています。

以上がリリースの全容に関する整理です。商品は地域の伝統調味料とホテルの技術を組み合わせた設計で、店頭販売・イートイン・期間限定ビュッフェの三つの軸で展開されます。詳細な予約や最新情報は上記の各公式ページで確認できます。