こくみん共済が無料公開 性格で判定する「安全運転診断」

安全運転診断開始

開催日:9月19日

安全運転診断開始
これって誰でも無料で受けられるの?
誰でも無料で受けられます。こくみん共済 coop の公式診断ページにアクセスすれば、プロフィール登録不要でPC・スマホから20問に答えるだけで結果が見られます。
診断ってどれくらい信頼できるの?
基盤はディグラム・ラボの「ディグラム診断」で、エゴグラムを改良しのべ37万人のアンケートや実証データに基づく分析を活用。ただし医療診断ではなく運転傾向の気づき提供が目的です。

運転者の性格から導く「安全運転診断」──提供開始の要点

こくみん共済 coop(正式名称:全国労働者共済生活協同組合連合会)は、2025年9月19日(金)に、無料コンテンツ「安全運転診断」の提供を開始しました。プレスリリースは同日15時00分に発表されています。本サービスは、運転者の性格的特徴をもとに運転のタイプを診断し、事故抑制に向けた具体的なヒントを提示することを目的としています。

診断はパソコンやスマートフォンからアクセス可能で、プロフィール登録は不要、どなたでも手軽に利用できます。アクセス先は公式ページの診断URLです:
https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj/manners/shindan/index.html。この取り組みは、同組合が進める「7才の交通安全プロジェクト」の一環として展開されます。

「7才の交通安全プロジェクト」秋の交通安全週間目前 運転のタイプを診断する無料コンテンツ こくみん共済 coop 『安全運転診断』サービス提供開始 画像 2

診断の内容と仕組み:エゴグラムを発展させた「ディグラム診断」

本診断は、ディグラム・ラボ社が開発した心理診断メソッド「ディグラム診断」を活用しています。これは心療内科医や臨床心理士の間で用いられている性格診断のベースである「エゴグラム」を起点に、数万人規模のアンケート調査や対面心理テストの実証データから改良を重ねたものです。

診断は簡便で、20個の質問に答えるだけで、9つの基本性格タイプのいずれかに分類されます。分類結果に基づき、運転上の強み・弱みや、交通安全のために心がけるべき点をアドバイスします。これにより運転者が自身の傾向を客観的に理解し、日常の運転行動の改善につなげることを目指しています。

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ディグラム診断のデータ基盤と信頼性

ディグラム・ラボが保有するデータベースは、アンケートで取得したのべ37万人、のべ数千項目を超える情報に基づいており、統計処理と実証実験により分析が行われています。データベースや実験のケース数は2018年10月時点の数値が示されています。

ディグラム・ラボ株式会社の概要も公開されており、代表取締役社長は木原 誠太郎、所在地は東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー22階です。企業のWebサイトは以下です:
https://digram-shindan.com/。

「7才の交通安全プロジェクト」秋の交通安全週間目前 運転のタイプを診断する無料コンテンツ こくみん共済 coop 『安全運転診断』サービス提供開始 画像 4

診断の具体的な流れ

利用は次のような手順で行います。下記は診断の代表的な流れを整理したものです。

  1. 公式サイトにアクセスする(プロフィール登録不要)。
  2. 表示される20問の質問に回答する(所要時間は短時間)。
  3. 診断結果として9タイプの中から該当タイプが表示される。
  4. タイプ別に示される運転上の強み・弱み、具体的な注意点が提示される。

診断結果は、運転時に注意すべき状況や、同じ性格傾向の人が事故を起こしやすい場面の認識に役立つ設計になっています。

背景と目的:「7才の交通安全プロジェクト」とドライバー視点の防止策

こくみん共済 coop は、未来ある子どもたちを交通事故から守ることを目的とした「7才の交通安全プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、地域や社会が協力して子どもを守る仕組みづくりを行ってきました。

具体的には、「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」の公開や、全国の小学校・児童館などへの横断旗寄贈を通じたこども見守り活動などを実施しています。今回の「安全運転診断」は、これらの活動をドライバー側の意識改革からサポートする新たな試みとして位置づけられています。

プロジェクトの狙いと診断導入の意義

こくみん共済 coop は、交通事故をなくすための取り組みとして「地域・社会で守る」「子どもがルールを学ぶ」「ドライバーが安全運転を心がける」の三本柱を掲げています。今回の診断は、特にドライバー自身が自己の運転傾向を客観的に理解し、日常の運転行動を見直すきっかけ作りを目指しています。

診断により明らかになるのは、単なる性格診断の結果ではなく、当該性格の人がどのような運転場面で不注意になりやすいか、あるいは逆にどのような場面で冷静に対応できるかといった具体的な示唆です。これにより、子どもたちを含む地域の安全確保に寄与することが期待されます。

利用方法、協力企業、関連情報とまとめ

本診断は公式サイト上で提供されるため、URLにアクセスすればすぐに診断を始められます。パソコンやスマートフォンでの利用に対応し、登録不要で匿名利用が可能です。診断の実施・協力にはディグラム・ラボ株式会社のほか、協力企業として株式会社電脳が関与しています(URL:https://www.dennoo.co.jp/)。

また、こくみん共済 coop 自体の成り立ちや理念も合わせて公表されています。同組合は1957年9月に「たすけあいの生協」として誕生し、「共済」という互助の仕組みを通じて、社会の安心づくりに取り組んでいます。国際協同組合年(IYC)2025にも賛同している旨が明記されています。

関連リンクと公開資料

診断の入口および関連資料は次のリンクから確認できます。診断画面や診断結果のサンプルも公開されています。

  • 安全運転診断(こくみん共済 coop)
  • こくみん共済 coop たすけあいのあゆみ: https://www.zenrosai.coop/web/ayumi/
  • ディグラム・ラボ株式会社: https://digram-shindan.com/
  • 協力:株式会社電脳: https://www.dennoo.co.jp/

以下に、本記事で取り上げた主要な情報を表形式で整理します。診断の目的、提供開始日、協力組織、利用方法などを簡潔に確認できます。

項目 内容
サービス名 安全運転診断(無料コンテンツ)
提供開始日 2025年9月19日(金) 15:00 発表
提供元 こくみん共済 coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)
目的 運転者の性格に基づき運転傾向を把握し、事故防止のヒントを提供すること
診断手法 ディグラム・ラボの「ディグラム診断」(エゴグラムをベースに改良)
質問数 20問
診断結果 9つの基本性格タイプと、それぞれの運転上の強み・弱み、安全上の注意点
協力企業 ディグラム・ラボ株式会社、株式会社電脳
データ基盤 アンケートのべ37万人、のべ数千項目を超えるデータ(2018年10月時点の情報を含む)
アクセス 診断ページ(プロフィール登録不要、誰でも利用可)
関連プロジェクト 「7才の交通安全プロジェクト」:ハザードマップ公開、横断旗寄贈などの子ども見守り活動
組織の背景 こくみん共済 coop:1957年9月設立の共済組織。IYC2025に賛同

本診断は、ドライバー自身が自身の運転傾向を理解し、事故防止に役立てることを目的とする取り組みです。診断は登録不要で手軽に試せるため、まずは公式ページにアクセスして20問の診断を受け、自身のタイプ別アドバイスを確認することが可能です。

参考リンク: