10月8日開催 天然素材の社会実装セミナー

天然素材の社会実装セミナー

開催期間:10月8日〜10月8日

天然素材の社会実装セミナー
このセミナーで何が学べるの?
天然素材の機能性を化粧品・住環境・機能性食品へ応用するための研究手法と実績が学べる。成分解析からin vitro、臨床評価までのワンストップ研究枠組みを紹介します。
参加申し込みはどうすればいいの?
イベントページから申し込む。参加は無料で先着40名。開催は2025年10月8日、会場は港区立産業振興センター10F(開場14:30、開始15:00)。詳細は案内ページを確認して下さい。

自然由来素材の機能性を「社会実装」へつなげる研究の全体像

港区立産業振興センターで開催される産学官連携セミナーは、自然素材の機能性を化粧品、住環境、機能性食品などの実用領域へつなげるための研究と評価の実践を紹介する場です。プレスリリースでは、天然素材の成分解析から作用機序の解明、ヒトを対象とした臨床研究までを一貫して行う「森林圏のワンストップ総合研究」の枠組みが説明されています。

この研究アプローチは、ヒューマンヘルスやプラネタリーヘルスという観点を命題に据え、資源の制約がある中で持続可能な価値を生み出すことを目指します。日本国内のみならず海外の地域資源・天然素材も対象とし、成分分析、抽出、成分単離同定、構造解析、in vitroでの機能解析、臨床研究といった多角的な評価手法を通じて機能性を検証します。

【10/8開催】自然のチカラを社会実装へ ― 化粧品・住まい・機能性食品に広がる可能性 ―|産学官連携セミナー【港区立産業振興センター】 画像 2

何を、どのように評価するのか

セミナーで取り上げられる研究実績は、天然の香り成分が心身に及ぼす影響とその作用メカニズムの解明、美白・抗老化・育毛など化粧品に関連する機能の化学的・生物学的評価、さらに機能性食品における有効成分の栄養生理学的評価まで多岐にわたります。研究は基礎解析から臨床評価まで連続的に設計されており、製品や原料に対して科学的エビデンスを付与するためのプラットフォームを有しています。

具体的な評価手法は次の通り整理できます。

  • 成分分析、抽出、成分単離同定、構造解析
  • 作用機序の解明(in vitro機能解析を含む)
  • ヒトを対象とした臨床研究
  • 栄養生理学的評価による機能性食品の摂取方法・有効性の検証
【10/8開催】自然のチカラを社会実装へ ― 化粧品・住まい・機能性食品に広がる可能性 ―|産学官連携セミナー【港区立産業振興センター】 画像 3

セミナーの開催情報と参加条件

本セミナーは2025年10月8日(水)に港区立産業振興センターで開催されます。開場は14:30、開始は15:00、終了は16:30(予定)です。参加費は無料で、定員は先着40名となっています。会場はセンターの10階 研修室1です。

参加申し込みおよび詳細はイベントページで案内されています。関連リンクとして下記のURLが示されています。

会場の所在地とアクセスの詳細は以下です。アクセス利便性と利用時間の注意点も明記されています。

会場
港区立産業振興センター内 10F 研修室1(住所:東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア)
アクセス
最寄駅:田町駅 三田口(西口)徒歩4分、都営地下鉄三田駅 A1・A2出口 徒歩2分(A1出口は7:00~21:00利用可)
開催日時
2025年10月8日(水) 開場14:30/開始15:00/終了16:30(予定)
参加費・定員
参加費:無料、定員:40名
【10/8開催】自然のチカラを社会実装へ ― 化粧品・住まい・機能性食品に広がる可能性 ―|産学官連携セミナー【港区立産業振興センター】 画像 4

講師・主催・運営に関する情報

講師は清水 邦義(しみず くによし)氏。所属は九州大学大学院農学研究院 森林圏環境資源科学研究分野の准教授で、合同会社スリージーサイエンスの創設者でもあります。受賞歴には第54回日本木材学会賞(「霊芝の生理活性の探索ならびに活性発現機構に関する研究」)や第47回森喜作賞(一般財団法人日本キノコ研究所)が含まれます。

主催は港区立産業振興センターの指定管理者であるみなと・キャンパス・リログループ、事業担当は株式会社キャンパスクリエイトです。関連記事や関連組織の取り組みもプレスリリースにまとめられています。

講師の専門分野と実績

清水准教授の専門は森林圏に関連した環境資源科学で、天然素材由来の生理活性探索とその活性発現機構の解明に関する研究実績があります。研究は基礎から応用までを含み、化粧品原料や機能性食品成分などの付加価値創出につながるデータを生み出すことを目的としています。

研究成果は学会賞等で評価されており、天然素材の機能性を科学的に明らかにする手法とその社会応用の橋渡しに強みがあります。

港区立産業振興センターの設備と運営、企業情報

港区立産業振興センターは2022年4月にオープンした施設で、「企業・人・地域の力」を結び付けることを目的とした産業振興拠点です。施設内にはコワーキングスペースやビジネスサポートファクトリー、貸ホール・会議室など多様な機能が備わっており、スタートアップやクリエイター支援、オープンイノベーションの促進を図っています。

プレスリリースでは利用可能な設備や具体的な利用例、利用料金の一例も示されています。貸出施設の例として、区内団体がホール大(定員280名、約216m2)を非営利目的で午後(13:00~17:00)に利用する場合の利用料金が8,500円(税込)である旨が記載されています。

主な施設と利用案内

  • コワーキングスペース:スタートアップ、起業家、フリーランス、テレワーカー向けの活動拠点。交流と情報収集の拠点として利用可能(詳細:https://minato-sansin.com/coworking/)。
  • ビジネスサポートファクトリー:フルカラー3Dプリンタ等の先端機器を含む設備を提供。機器活用によるビジネス支援やイベントを実施(詳細:https://minato-sansin.com/business-suport-factory/)。
  • 貸ホール・会議室等:ホール、研修室、会議室などを貸し出し。用途により利用料が設定されている(詳細:https://minato-sansin.com/another/hole/)。

運営面では、港区立産業振興センターは地域産業の振興と持続的発展を目的に各種支援を行っており、指定管理者構成団体として2022年4月1日から産業振興に取り組んでいる旨が明記されています。

セミナー関連情報の整理と要点の一覧

ここまで示した内容を簡潔に整理した表を以下に示します。イベントの基本情報、講師、主催・運営、関連リンクなどを一目で確認できるようにまとめています。

項目 内容
イベント名(原文) 自然のチカラを社会実装へ ― 化粧品・住まい・機能性食品に広がる可能性 ―|産学官連携セミナー
開催日 2025年10月8日(水) 開場14:30/開始15:00/終了16:30(予定)
開催場所 港区立産業振興センター 10F 研修室1(東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア)
参加費・定員 参加費:無料、定員:40名
講師 清水 邦義(九州大学大学院農学研究院 准教授、合同会社スリージーサイエンス創設)
主催・事業担当 主催:みなと・キャンパス・リログループ(港区立産業振興センター指定管理者)/事業担当:株式会社キャンパスクリエイト
研究の主要テーマ 天然素材の成分解析、作用機序の解明(in vitro解析)、臨床研究、栄養生理学的評価などを含むワンストップの機能性評価
関連リンク イベント詳細・申込ページ
株式会社キャンパスクリエイト(企業情報)
プレスリリース出典 PR TIMES(KAIKA Awards 2020 特選紹介事例受賞の記載あり)

以上がセミナーの主な情報と、本プレスリリースで示された研究の枠組み、施設・運営に関する要点です。天然素材の科学的評価から実用化へつなげる具体的な取り組みと、会場となる港区立産業振興センターの機能や利用案内を整理しました。詳細・申込はイベントの掲載ページを参照してください。

参考リンク: