東京タワー前の結婚式場が「Place of Family」を開催、過去最多200組
ベストカレンダー編集部
2025年9月22日 16:21
Place of Family
開催日:8月11日
東京タワーを望む会場で10回目を迎えた「Place of Family 2025」開催報告
株式会社一家ホールディングスの連結子会社である株式会社一家ダイニングプロジェクトが運営する結婚式場The Place of Tokyoは、2025年8月11日(祝月)に、結婚式を挙げたご家族を対象としたイベント「Place of Family」を開催しました。プレスリリースは2025年9月22日15時30分に公開されています。
このイベントは2018年8月に初回を迎え、以降毎年恒例の催しとして継続され、今回で10回目の開催となりました。今回の参加者は過去最高となる約200組のご家族で、会場は東京タワーを間近に望む立地を活かして、一日を通してさまざまなコンテンツを展開しました。
本章ではまず、開催の基本情報と主催の所在・担当者などの要点を整理します。主催企業は株式会社一家ダイニングプロジェクト(本社:千葉県市川市、代表取締役社長:武長 太郎)であり、会場総支配人は鈴木 大輔です。
プレスリリースに記載された日時、参加規模、開催趣旨などの数字・名称は当記事でも明記しています。イベントの主題は“プレオブ万博”というテーマのもと、各フロアを「パビリオン」に見立てて展開した点が特徴です。
“プレオブ万博”を体現したフロア別パビリオンの具体的内容
今回のテーマは「万博のように多彩なコンテンツを集めた“プレオブ万博”」。会場の各フロアをパビリオンに見立て、食・文化・体験に重点を置いた催しを行いました。以下に各フロアの内容を具体的に示します。
各パビリオンでは、結婚式当日の思い出と新たな体験を結び付ける仕掛けが用意され、子どもから祖父母まで幅広い年齢層が楽しめる構成になっていました。スタッフとご家族が一体となるプログラムも組み込まれています。
6F(挙式会場) エタニティパビリオン
6階は挙式会場を活用したエタニティパビリオンです。ここではプロカメラマンによる記念撮影を実施しました。
また、結婚式当日の写真をサプライズでパネル掲示するコーナーを設け、来場者が当時の記憶を呼び起こせる演出を行いました。懐かしさと新たな写真体験を同時に提供する趣向です。
4F(披露宴会場) フードパビリオン
4階はフードパビリオンとして、ウェディングプランナーの出身地にちなんだご当地グルメを提供しました。地域性を生かしたメニュー構成により、多様な味を楽しめる場となりました。
提供された料理は、懐かしさを呼び起こすふるさとの味を軸にしつつ、会場のシェフやサービスが一体となって準備・提供されました。食を通じてプランナーと来場者の距離を近づける狙いがあります。
3F(披露宴会場) 縁日パビリオン
3階は縁日パビリオンとして、射的やヨーヨー釣りといった縁日定番の遊びを用意しました。子どもが主体的に楽しめるコンテンツを中心に展開しています。
さらに、パティシエが手作りした縁日スイーツの提供も行い、見た目と味で来場者に楽しさを届ける工夫が施されていました。縁日の雰囲気を再現することで、夏祭りのような賑わいを演出しました。
2F(ウェディングサロン) メモリアルパビリオン
2階はメモリアルパビリオンとして、オリジナル家族証明書の作成体験を提供しました。家族のつながりを形に残すアクティビティとして企画されています。
参加した家族が自身で作成する体験型のコンテンツであり、帰宅後も保存・展示が可能な成果物を持ち帰ることができる点が特徴です。思い出の“モノ”を作ることで、会場との関係性を維持する意図があります。
1F(レストラン) TANGOパビリオン
1階のレストランはTANGOパビリオンとして、オリジナルデザートやクラフトビールの販売を行いました。飲食を通じたカジュアルな交流の場となっています。
飲食メニューは会場のレストラン設備を活かして提供され、滞在時間を通じて参加者同士やスタッフとの会話が生まれる設計です。フードパビリオンと役割が重なる部分もあり、総合的な食の体験を提供しました。
B2F(披露宴会場) 盆踊りパビリオン
B2Fでは盆踊りパビリオンを設置し、披露宴会場内にやぐらを組んで、夏祭りさながらの雰囲気でスタッフと来場者が一体となって盆踊りを体験しました。
盆踊りは伝統的な日本の文化体験として位置付けられ、家族世代を超えて参加できるプログラムになっていました。会場全体が一つの“お祭り”として機能した点が特徴です。
| フロア | パビリオン名 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 6F | エタニティパビリオン | プロカメラマンによる記念撮影、サプライズフォトパネル掲示 |
| 4F | フードパビリオン | ウェディングプランナーの出身地にちなんだご当地グルメの提供 |
| 3F | 縁日パビリオン | 射的・ヨーヨー釣り、パティシエ手作りスイーツ |
| 2F | メモリアルパビリオン | オリジナル家族証明書の作成体験 |
| 1F | TANGOパビリオン | オリジナルデザート、クラフトビール販売 |
| B2F | 盆踊りパビリオン | やぐらを用いた盆踊り体験、スタッフとの合同参加 |
イベント開催の意義とスタッフへの効果
ブライダル業界では一般的にリピーターが少ないとされる中、The Place of Tokyoは施設コンセプトとして「思い出の場所は はじまりの場所となり 永遠の場所に変わる」を掲げています。今回のPlace of Familyはそのコンセプトを体現する取り組みの一つです。
参加したご家族は結婚式当日を懐かしむと同時に、新たな思い出を作る機会を得ており、会場側は来館機会を創出することで結婚式場の価値を継続的に育んでいます。
また本イベントは、ご家族向けの催しであると同時に、ウェディングプランナーやサービススタッフにとっても学びと成長の場になっています。来場者との関係性を再構築し、新しい企画を形にするプロセスを通じて、企画力や接客力の向上に寄与しています。
記事中で触れられているとおり、Place of Familyは結婚式を挙げたご家族との関係を深めるための重要な取り組みであり、施設全体の価値向上に繋がる具体的活動として位置付けられています。
恒例行事としての位置づけと会場の基本情報
Place of Familyは、8月に開催する催しを最大規模のイベントとして位置づけ、その他の月にも小規模なイベントを実施する予定があるとされています。結婚式場を“一日限りの特別な場所”に留めない施策として、継続的な来館機会を設ける方針です。
以下にThe Place of Tokyoの基本情報・アクセス等をまとめます。問い合わせ先や公式サイトのURLもプレスリリースに記載されている情報を網羅しています。
- 所在地:東京都港区芝公園3-5-4
- 連絡先:TEL 03-5733-6788 FAX 03-5733-6786
- 営業時間:平日 13:00〜19:00/土日祝 9:00〜20:00(火曜日定休)
- アクセス:
- 都営大江戸線 赤羽橋駅 赤羽橋口より徒歩5分
- 地下鉄日比谷線 神谷町駅 1番出口より徒歩7分
- 都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩6分
- JR山手線 浜松町駅 北口よりタクシーで5分
- URL(公式サイト):http://www.place-tokyo.com/
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 株式会社一家ダイニングプロジェクト(連結子会社:株式会社一家ホールディングス) |
| 代表者 | 代表取締役社長 武長 太郎(会社)、総支配人 鈴木 大輔(式場) |
| 開催日 | 2025年8月11日(祝月) |
| リリース日 | 2025年9月22日 15:30 |
| 参加規模 | 約200組のご家族(過去最高) |
| テーマ | “プレオブ万博”(万博のように多彩なコンテンツを集めた構成) |
以上が、The Place of Tokyoによる「Place of Family 2025」の開催内容とその意義、今後の方針および会場情報の整理です。東京タワーを間近に望むロケーションと、複数フロアを使った多彩な体験プログラムにより、結婚式後の来館機会を創出する取り組みが継続的に進められている点が確認できます。
参考リンク: