TENGAとRAY CHUがロンドンFWで発表 新コラボの美学を披露

TENGA×RAY CHU発表

開催日:9月20日

TENGA×RAY CHU発表
このコラボ商品っていつ買えるの?
公式発表では2026年初頭の発売を予定していますが、具体的なアイテムや発売日・販売チャネルは未公表。正式情報はTENGAやRAY CHUの公式発表を随時チェックして。
ランウェイで何が一番目立ってたの?
注目はTENGAのバキュームカップを着想源にしたドレス。7,800個のスワロフスキーを手作業で施し、延べ300時間超の装飾で強い視覚的インパクトを放ちました。

ロンドンで披露されたTENGAとRay Chuの新たな美学の交差点

株式会社TENGA(本社:東京都中央区 / 代表取締役社長:松本光一)は、台湾出身のデザイナー Ray Chu と共に、2025年9月20日にロンドン・ファッションウィーク(London Fashion Week)で正式にコラボレーションを発表しました。プレスリリースは2025年9月22日 14時10分に発表されています。

発表の舞台となったのは英国の歴史的文化施設である Bishopsgate Institute(ビショップスゲート研究所)。今回の発表は RAY CHU SS26 コレクション の一部として披露され、来場者から大きな称賛を集めました。本コラボレーションは、ファッションとセクシュアルウェルネスを掛け合わせることで従来の価値観に挑戦し、セルフプレジャーや自己表現をよりポジティブに捉えるきっかけを提供することを意図しています。

TENGAとファッションデザイナーRay Chu ロンドン・ファッションウィークで画期的なコラボレーションを発表 画像 2

ランウェイに並んだ作品と注目の一着

当日のランウェイでは合計で65点の新作が登場しました。そのうちの8点が、Ray Chu氏の解体的で鋭いデザインとTENGAの美学を融合させた特別なコラボレーションアイテムです。これらの作品は、ブランド双方のアイデンティティを反映しつつ、見た目のインパクトとメッセージ性を兼ね備えた仕上がりとなりました。

とりわけ観客の視線を集めたのは、TENGAオリジナルのバキュームカップのフォルムから着想を得たドレスです。このドレスには7,800個のスワロフスキークリスタルが使用され、装飾は延べ300時間以上をかけて手作業で施されました。会場では、照明の下で複雑なテクスチャと反射が織りなす表情が強い印象を残しました。

  • 展示点数:合計65点の新作
  • コラボレーション対象:そのうち8点がTENGAとの共同制作
  • 象徴的なドレス:7,800個のスワロフスキーを使用、延べ300時間超の手作業で装飾
  • コレクション名:RAY CHU SS26 コレクションの一部として発表
TENGAとファッションデザイナーRay Chu ロンドン・ファッションウィークで画期的なコラボレーションを発表 画像 3

制作の視点と表現手法

Ray Chu氏のデザインには解体的アプローチと緻密なテーラリングが特徴として挙げられます。今回のコラボレーションでは、TENGAのプロダクトデザインに見られる流線や曲面、ポップな色使いといった要素が、服の構造や装飾に落とし込まれました。

作品制作における工程は手作業を重視して進められ、装飾やドレスの仕上げにおいて熟練のクラフトマンシップが発揮されました。こうした制作背景が、ランウェイでの視覚的完成度とメッセージ性を支えています。

TENGAとファッションデザイナーRay Chu ロンドン・ファッションウィークで画期的なコラボレーションを発表 画像 4

会場の選定と来場者の反響

会場となった Bishopsgate Institute は、英国最大のLGBTQIA+アーカイブを有し、セクシュアリティに関する資料を一般に公開している場所です。Ray Chu氏は会場選びについて、ファッションとインクルーシビティを祝福する場として最適であると述べています。

当日は300名以上が来場し、ティアラ・スカイ、ペイジ・スリー、胡兵、Shin、ローザ・セシリアなどの著名人も含まれていました。観客の反応は非常に熱烈で、会場では大きな拍手や撮影が絶えず、多くのゲストからは作品に対する称賛の声が寄せられました。

来場者数
300名以上
著名ゲスト(抜粋)
  • ティアラ・スカイ
  • ペイジ・スリー
  • 胡兵
  • Shin
  • ローザ・セシリア
観客の声
「Ray Chu氏の卓越した創造性と完成度、そしてTENGAの精神を見事に作品に反映させたこのドレスの素晴らしさに感銘を受けました。」との意見が寄せられています。
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ショー後のアフターパーティー

ショーの後には、The Shoreditch Bar にてアフターパーティーが開催されました。会場ではTENGAをテーマにしたシグネチャーカクテル「Spill the T(スピル・ザ・ティー、T=TENGA)」が振る舞われ、DJによるライブパフォーマンスが行われました。

アフターパーティーはネットワーキングや反響の共有の場となり、来場者たちは作品について議論するなど、イベント全体の余韻を深める時間となりました。

デザイナーの考え方と今後の展開

Ray Chu氏は今回のコラボレーションについて次のように述べています。「初めてのランウェイショーでTENGAとご一緒できたことは本当に光栄でした。今回のコラボレーションはこれ以上ないほどに理にかなったものでした。会場選びやショーの雰囲気づくりには多くの思いを込めました。ビショップスゲート研究所は、英国最大のLGBTQIA+アーカイブを有し、セクシュアリティに関する資料を一般に公開している場所です。ファッションとインクルーシビティを祝福する場として完璧な舞台でした。今後TENGAと共にさらなる展開を迎えられることを心から楽しみにしています。」

Ray Chuは、2016年に自身のブランド「RAY CHU」を設立した台湾出身のデザイナーです。ジェンダーレスかつインクルーシブをコアコンセプトに掲げ、鋭いテーラリングと遊び心ある緻密なディテールを組み合わせたデザインを展開しています。セクシャルフリーダム、個人の表現、ボディポジティブといったテーマを追求し、クィアカルチャーを積極的に取り入れることでLGBTQ+コミュニティから支持を得ています。

今回のコラボレーションコレクションは、2026年初頭の発売を予定しており、具体的な商品ラインアップについては順次発表される予定です。TENGA側とRay Chu側は今後の展開に向けて調整を進めるとされています。

項目 内容
発表企業 株式会社TENGA(本社:東京都中央区 / 代表取締役社長:松本光一)
発表日時(プレスリリース) 2025年9月22日 14時10分
コラボレーション相手 デザイナー Ray Chu(台湾出身)
発表の場 2025年9月20日、London Fashion Week 会場:Bishopsgate Institute(ビショップスゲート研究所)
コレクション名 RAY CHU SS26 コレクション(コラボ作品を含む)
展示点数 65点(そのうち8点がTENGAとのコラボレーション)
象徴的作品の仕様 TENGAオリジナルバキュームカップ着想のドレス、7,800個のスワロフスキー、延べ300時間以上の手作業装飾
来場者 300名以上(ティアラ・スカイ、ペイジ・スリー、胡兵、Shin、ローザ・セシリア等を含む)
アフターパーティー The Shoreditch Bar、シグネチャーカクテル「Spill the T」、DJライブパフォーマンス
今後の予定 コラボレーションコレクションは2026年初頭発売予定。具体的な商品ラインアップは順次発表
関連リンク プレスリリースに記載された外部リンクはありません

上記はプレスリリースに記載された事実を整理したもので、発表の日時、会場、展示内容、主要な来場者やショー後の動き、デザイナーの背景と今後の計画までを網羅しています。コラボレーションはファッションの領域とセクシュアルウェルネスの領域を接続する試みとして注目され、2026年初頭の製品発売に向けた動きが今後注視されます。