9月25日出展へ 『無限大ANANTA』実機映像の見どころ

都市を舞台にした自由度の高いプレイ体験が明示された新映像

NetEase Games傘下のNaked Rain Studioが開発するオープンワールドRPG新作『無限大ANANTA』について、2025年9月23日11時00分に同社から公開されたプレスリリースに基づき、最新実機プレイトレーラーが発表されました。今回公開された映像は約7分間で、作品の舞台となる大都市での生活、戦闘、移動、キャラクター切り替えといった核となる体験を具体的に示す内容になっています。

プレスリリースは本日付け（2025年9月23日）に発表され、今週開催される東京ゲームショウ2025（TGS2025）向けの出展内容と連動する形で公開された点も明記されています。9月25日から開幕するTGS2025では、今回の映像で紹介された要素の一部を試遊で体験できる出展が予定されています。

実機プレイトレーラーが伝える5つの主要要素

公開された約7分の実機映像では、開発側が意図するゲームプレイの方向性が具体的なシーンを通じて示されました。以下に映像で紹介された主要な要素を順に整理します。

各要素には映像中の具体例が付されており、街の空気感やプレイヤーの選択幅が視覚的に伝わる編集になっています。

都市生活を24時間楽しむ自由度

舞台は生き生きとした大都市で、時間帯や場所に応じて多彩なアクティビティが発生します。路地裏や街角での出会いが物語のフックとなる作りで、都市の日常が細やかに表現されています。

映像ではストリートレース、ジムでのトレーニング、露天温泉でのリラックス、海辺での休暇といったシーンが示され、プレイヤーが都市のあらゆる生活要素を体験できることが強調されています。

• ストリートレースやイベントによる街中の賑わい
• 施設利用（ジム、露天温泉など）を通じたキャラクターの生活表現
• 昼夜を問わず変化する都市景観と出会い

即興性に富んだ戦闘システム

戦闘は従来の武器依存型ではなく、都市の地形や身近なオブジェクトを活用する即興性が強調されています。プレイヤーは周囲のアイテムを拾ってその場で武器に変えたり、敵の武器を奪って戦い方を変えることが可能です。

回避やガードからの反撃など、ひとつひとつの動作に手応えをもたせる設計がなされており、勝利への方法はプレイヤーの工夫次第で多様化します。例としてゴルフクラブやゴミ箱を即席武器にするシーンが映像内にあります。

• 周辺オブジェクトを利用した創意工夫の余地
• 敵の装備を奪取して戦術を切り替える要素
• 回避・ガード・反撃の明確なフィードバック

多様な移動手段と探索の自由

都市探索を支える移動手段は幅広く、車、バイク、トラックに加えヘリコプターといった航空系の乗り物も登場します。移動手段の多様化により、プレイヤーは見える場所をすべて自らの足で辿ることが想定されています。

加えてスウィング移動などの特殊なアクションを組み合わせることで、垂直方向を含む探索の幅が拡大します。映像は移動手段とアクションの連携がどのように地形との相互作用を生むかを示しています。

1. 地上の車両（車、バイク、トラック）による移動と展開
2. ヘリコプターなど航空機による速達的な移動
3. 特殊移動アクション（スウィングなど）による立体的探索

キャラクター切り替えによる多彩な人生体験

プレイヤーは「対策局の新しいキャプテン」としての視点を中心に、状況に応じて複数のキャラクターへ切り替えて都市を動き回ることができます。切り替えにより、異なる仕事や視点から都市を体験する作りです。

具体的な職業表現としては治安維持にあたる巡察官、ダークウェブを駆使するハッカー、路地を駆け抜ける配達員などが紹介され、それぞれに固有のストーリーや体験が用意されている点が映像で確認できます。

• 巡察官：治安維持や街の秩序に関わる任務
• ハッカー：情報戦や電子的な介入を主軸にした展開
• 配達員：路地裏を駆ける移動と接触を重視した体験

予測不能なユーモアと驚き

『無限大ANANTA』の世界では、奇妙でユーモラスな出来事が日常の一部として描かれます。映像には脚の生えたトイレが道路を走り抜けるといった非日常シーンも含まれており、NPCやオブジェクトとの自由な交流が設計されています。

こうした不意の驚きやユーモアは、シリアスな任務や戦闘の合間に都市の多面性を際立たせる要素と位置づけられており、プレイヤーが遭遇する出来事に多様性を与えます。

東京ゲームショウ2025での出展情報と公式チャンネル

プレスリリースでは、9月25日から開幕する東京ゲームショウ2025において、今回公開された映像の内容の一部を実機で試遊できる出展が予定されていると明記されています。来場者は会場で実際の操作感や雰囲気を確認できます。

また、事前登録に関する案内や公式情報の発信は各種公式チャンネルで継続して行われる旨が記載されています。プレスリリースに示された関連リンクは以下の通りです。

公式サイト

https://www.anantagame.com/jp/

X（旧Twitter）

https://x.com/Ananta_JP

YouTube

https://www.youtube.com/@Ananta_JPN

プレスリリースでは事前登録に関するリンク（https://www.anantagame.com/jp/）が案内されており、同ページで各種情報の受け取りや詳細確認が可能です。

出展時に期待される体験の概要

TGS2025のブースでは、今回の実機映像で示されたプレイ要素の一部を来場者が直接体験できる仕様となっています。展示内容は操作感や戦闘の応酬、移動アクションの実装具合など、ゲームの根幹に触れる部分が中心です。

映像で見せた都市の生活風景やユーモラスな演出も、試遊体験を通じて来場者に伝わる設計が意図されています。開催日程は9月25日以降です。

開発体制とパブリッシャーの背景情報

本作を手がけるNaked Rain Studioはグローバルな開発アプローチを採用しており、中国杭州とカナダ・モントリオールに拠点を構えています。チームはF2Pゲーム分野で10年以上の経験を持ち、主要ストーリーライン制作、アート制作、商品化に携わる人材を擁しています。

同スタジオはコンソール、PC、モバイルの運営経験があり、アニメIPデザインを専門とするアートチームも有しています。さらにオープンワールドやクロスプラットフォーム開発に特化し、最先端の技術を活用する点が強調されています。

Naked Rainの特徴と実績

Naked Rainはグローバル分散型のスタジオ体制をとり、杭州とモントリオールに拠点を置いています。F2Pに関する長年の運営ノウハウを背景に、ストーリー制作やアート、商品化までを手がけられる体制を構築しています。

同スタジオはオープンワールドの表現力やクロスプラットフォーム展開に注力しており、アニメIPに精通したアートチームを含む多様な専門性を持った人材配置が特徴です。

NetEase Gamesについて

発表元であるNetEase Gamesは、NetEase, Inc.（NASDAQ: NTES、HKEX: 9999）のゲーム事業部門で、世界有数のパブリッシャー兼デベロッパーの一つです。多様なジャンルとプラットフォームでのIP提供を行っています。

NetEase Gamesの過去のパブリッシング・開発タイトルには『マーベル・ライバルズ』『荒野行動』『第五人格』『NARAKA: BLADEPOINT』などがあり、ワーナーブラザーズやMojang AB（マイクロソフト傘下）といった大手エンターテインメントブランドとの提携実績もあります。NetEaseは世界各地のスタジオ支援を強化し、日本、米国、カナダ、ヨーロッパの開発チームと連携しています。

要点整理（まとめ）

ここまで本文で取り上げた『無限大ANANTA』に関する主要事項を表形式で整理します。内容はプレスリリースに記載された情報を基にまとめています。

この記事はプレスリリースの内容に基づき、『無限大ANANTA』の実機プレイトレーラーで示された特徴、TGS2025での出展予定、ならびに開発・パブリッシャーに関する背景情報を整理して伝えました。掲載したリンクや日付はプレスリリースの記載に準拠しています。