医療グレード素材で抽出向上、EPEIOS『Quick Drip』発売
ベストカレンダー編集部
2025年9月24日 11:00
クイックドリップ発売
開催日:9月24日
Quick Drip:医療グレード素材で再定義されたハンドドリップの新基準
2025年9月24日、株式会社EPEIOS JAPANはライフソリューションブランド「EPEIOS|エペイオス」より、コーヒーフィルター「Quick Drip|クイックドリップ」を発売しました。発売日は2025年9月24日(水)で、EPEIOS公式サイトやAmazon、楽天市場などの公式ストアで販売が開始され、以降順次全国の販売店で展開されます。
Quick Dripは、コーヒーのテイスト、フレーバー、質感を最大限に引き出すことを目標に開発された製品です。従来のペーパーフィルターで問題となっていた目詰まりや目の不均一性を解決すべく、素材と構造を見直した点が最大の特徴です。
発売と購入方法の要点
発売日は2025年9月24日。販売は当初からオンライン主体で開始され、物理店舗での取り扱いは順次拡大される予定です。
主な販売チャネルとリンクは以下の通りです。各ストアでの取り扱い状況や在庫は変動する場合があります。
- 公式製品ページ: https://epeios.jp/products/quickdrip
- Amazon.co.jp: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FH59FYGW
- 楽天市場: https://item.rakuten.co.jp/mpowjapan/filter/
素材と設計がもたらす抽出特性の違い
Quick Dripは、医療現場でも採用される高品質ポリエステル繊維(医療グレード)を採用しています。この素材選定により、目の均一性と精度が向上し、従来の紙フィルターで生じやすかった目詰まりが抑制されます。
結果として、細かな挽き目でも抽出がスムーズに行え、雑味を抑えながらコーヒー本来の香りや甘み、質感を引き出すことが可能です。また耐熱性にも優れ、抽湯温度や抽出方法の幅を広げる仕様になっています。
主な素材特性と影響
以下はQuick Dripに採用された素材とその効果の概要です。素材由来の機能が抽出結果に直結する点を示しています。
- ポリエステル繊維(医療グレード)
- 目の均一性と精度が高く、細挽きでも目詰まりしにくい。抽出の効率化と成分の回収率向上に貢献します。
- 高耐熱仕様(最大120°C)
- 100℃前後の高温抽湯にも耐えるため、これまでにない抽出レシピや手順の採用が可能です。
これらの素材・設計面の改善により、抽出時の水流速度や接触時間の調整がしやすくなり、豆の特性に合わせた細かなコントロールが可能になります。
バリエーション、耐久性、パッケージング
Quick Dripは、目の細かさが異なる2種類をラインアップしています。利用する豆や抽出の狙いに応じて選択しやすい構成です。
また繰り返し使える耐久性も重要な要素として設計されています。日常的なメンテナンスを行うことで長期間使用でき、パッケージも乾燥や収納を考慮した形状を採用しています。
ラインアップと仕様の詳細
- Pro 45:380メッシュ、目のサイズ45μm。Ultra 55と比較して目が細かく、注湯時の流速が抑えめになります。
- Ultra 55:350メッシュ、目のサイズ50μm。Pro 45より目が粗く、注湯時の流速が早めになります。
パッケージはドリッパーをモチーフにした円すい型デザインで、フィルターの保管に加え、使用後に洗ったフィルターを被せて乾燥させることができる構造になっています。1パッケージは5枚入りで、規格は1〜4杯用の目安サイズです。
耐久性については、適切なメンテナンスを行うことで最大500回の繰り返し使用が想定されています。これにより使い捨てペーパーへの依存を減らし、サステナビリティの視点からも優れた選択肢となります。
実使用のフィードバックと専門家の評価
Quick Dripは2024年末にモニター販売が実施され、多数のユーザーからのフィードバックが得られました。得られた評価と課題を踏まえた改良が行われ、今回の市販版に反映されています。
また、コーヒー業界を代表する専門家からの評価も公開されています。第15代ワールドバリスタチャンピオンである井崎英典氏からは、具体的な味の変化や抽出効率について高い評価が寄せられています。
ユーザーからのフィードバックと改善点
モニター販売で寄せられた主な評価は「コーヒーの質感が分かりやすくなった」といった好意的な意見でした。一方で、サイズ感やドリッパーとの密着性に関する指摘もあり、これらは製品化に向けて次のように改善されています。
- 一般的な2杯用ドリッパーにも適合するようにサイズをリサイズ。
- ドリッパーにより密着しやすくするため、縫い目の形状を変更。
これにより、素材・特性は保ちながら日常のハンドドリップでの使いやすさが向上しています。
井崎英典氏による評価(抜粋)
井崎英典氏は世界的に知られるバリスタであり、実際に複数のフィルターと比較試飲を行ったうえでQuick Dripを評価しています。氏はQuick Dripについて、特に質感(テクスチャー)と甘さがしっかり引き出される点、浅煎りの酸が強いコーヒーでも甘さが際立つ点、湯の抜けが良く細かく挽いても目詰まりしない利点などを指摘しています。
氏はQuick Dripを「ハイパフォーマンスフィルター」と表現し、エスプレッソマシンのプレシジョンバスケット登場以来のイノベーションに相当するとの見解を述べています。井崎氏の詳細プロフィールも製品リリース内で紹介されています。
製品仕様、価格、会社情報まとめ
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | QuickDrip(クイックドリップ) |
| 発売日 | 2025年9月24日(水) |
| バリエーション | Pro 45(380メッシュ、45μm) / Ultra 55(350メッシュ、50μm) |
| 市場想定価格 | Pro 45:4,980円前後(税込) / Ultra 55:5,980円前後(税込) |
| 希望小売価格 | オープン価格 |
| 材質 | ポリエステル(医療グレード) |
| 耐熱性 | 最高120°C |
| 耐久性 | 最大500回の繰り返し使用(適切なメンテナンス時) |
| サイズ | 約152mm × 110mm(円すい形) |
| 規格・杯数目安 | 1〜4杯用 |
| 入数 | 1パッケージ5枚入り |
| 主な販売サイト | |
| 発売元 | 株式会社EPEIOS JAPAN(代表:駒崎竹彦、所在地:東京都中央区東日本橋3-4-18 東日本橋EXビル6階) |
| 会社サイト | https://epeios.jp |
| 報道関係問い合わせ | 株式会社EPEIOS JAPAN 広報担当(メール: press @ epeios.co.jp) |
本記事では、製品の素材、技術的な特性、ラインアップ、ユーザー評価、専門家のコメント、価格・発売情報、販売チャネルおよび会社概要まで、プレスリリースに記載されたすべての情報を整理してお伝えしました。詳細な製品情報や画像、ダウンロード素材は公式の製品ページおよびプレスリリース素材で提供されています。
参考リンク: