SolidS新作ドラマCD『my redemption』が9/26発売、収録裏話も

SolidSが描く「過去」と「今」――新作ドラマCD『my redemption』が発売

作品の位置づけとリリース概要

ツキプロに所属するユニットSolidS（篁 志季 CV：江口拓也／奥井 翼 CV：斉藤壮馬／世良里津花 CV：花江夏樹／村瀬 大 CV：梅原裕一郎）が、新作ドラマCD『my redemption』を2025年9月26日（金）に発売する。シリーズとして展開中の新曲CDシリーズ【ALIVE・SQ『あの頃の僕らは』】の流れを汲み、過去の時間と現在を繋ぐ物語として位置づけられる一作だ。

価格は3,300円（税込）。収録は5トラック構成で、新録の音源やドラマパートを含む内容となっている。主要キャストに加え、灰月文彦（CV：川原慶久）ほかが出演する。

発売・購入特典と公式情報

封入特典はトレーディングカード（全4種／ランダムで1枚封入）。さらに、アニメイト、ステラワース、ツキプロオフィシャルショップ公式通販での共通特典として、同時購入特典のジャケットビジュアルブロマイド（全1種）が用意される。

公式情報は以下で確認できる。
SolidS公式サイト：https://tsukino-pro.com/solids/　
SQ公式X：@solids_info　
ツキノ芸能プロダクション公式サイト：https://tsukino-pro.com/　
ツキノ芸能プロダクション公式X：@tsukino_pro　
ALIVE＆SQ10周年記念特設サイト：https://10th-alive-sq.com/　
（コピーライト：©TSUKIPRO）

収録内容と参加キャストの構成

トラックリストと収録概要

本作はドラマCDとしての構成に加え、新たにレコーディングされた楽曲も収録されている。収録トラックは以下の通り。

• 1：delivery from past
• 2：meet again
• 3：lights, camera, action!
• 4：my redemption
• 5：last number

トラックは過去を振り返る要素や再会、舞台裏を思わせる描写などを含み、シリーズテーマである「あの頃」と「今」を繋ぐ流れが意図されている。収録にはドラマパートと楽曲パートの双方が含まれる。

出演キャストと関係性

出演者は以下の通り。主要4名に加えて灰月文彦（CV：川原慶久）らが参加する。

篁 志季

CV：江口拓也

奥井 翼

CV：斉藤壮馬

世良里津花

CV：花江夏樹

村瀬 大

CV：梅原裕一郎

灰月文彦

CV：川原慶久（ほか）

キャラクター同士の会話や掛け合いを重視した録音が行われており、4人が揃って収録する機会が久しぶりであったことも、本作の特徴となっている。

キャストオフィシャルインタビュー──収録の裏側と想い

収録を終えての率直な感想（Q1）

収録に臨んだキャスト陣は、久しぶりのドラマCD収録という点や4人が一緒になる機会の希少性について語っている。江口さんは「ドラマCDの収録自体4年ぶり……？」と発言し、梅原さんもそれを受けて同意するやりとりがある。花江さんは「ほぼほぼ集まれてない」と補足し、今回は全員のスケジュールが合ったことに制作チームが驚いた点も触れられた。

一方で江口さんは、「4人で一緒に演じるのはイベントとかでラジオみたいなドラマをやったときぶりぐらいだから懐かしい」と述べ、全体として懐かしさと新鮮さが混ざる収録だったと語られている。また花江さんは回想シーンが本作に含まれる点に触れ、声のつながりを意識したとの発言もある。

収録中のエピソードとして、起床直後のリアリティある演技についてのやりとりがあった。江口さんは納品明けの疲労感を演技に反映させたと説明し、最初にノンストップで行ったテイクは調整の必要があったことを明かしている。花江さんはその調整があることに安堵し、梅原さんはリアリティがあるとコメントした。

また、個人的な小話として江口さんの“荷物部屋の段ボール”に関するエピソードが共有され、10年前の段ボールが未開封で残っているという話題や、そこに何が入っているかという憶測で会話が盛り上がった。ただし一部の具体的な中身については公開できない内容もあるとのやりとりがあり、その場の雰囲気が伝わる発言が続いた。

チームとしての空気と掛け合いの手応え

梅原さんは「久しぶりの収録……ほんとに掛け合いで録るのは久しぶりだったので、なんかすごいセリフ食ってくるな……めっちゃやりづれえな……みたいな」と冗談交じりに振り返り、掛け合いのダイナミクスが収録中の手応えであったと述べた。花江さんはその“食いたくなっちゃう”感覚を指摘し、演者間の化学反応が現場に生じていたことを示している。

斉藤さんは里津花（花江さん担当）がノリノリだったと表現し、各キャストのアプローチが異なる時期の積み重ねが聞き比べの面白さを生むだろうと述べた。収録は過去の作品や楽曲と向き合いながら、新しい表現を取り入れる意図を持って進められている。

ファンへ向けたメッセージ（Q2）

キャストからファンへのメッセージも届けられている。江口さんは「久々にみんなで録れて楽しかったです。お楽しみに」と述べ、復帰感や収録の喜びを短くまとめた。

斉藤さんは個人的に『ラスト・ダーリン』という曲を特に好んでいることを明かし、その曲をモチーフにしたシナリオを楽しんでほしいと語っている。花江さんは作品のCM制作を要望する形で作品の魅力を伝え、梅原さんは「長い間演じてきてキャラとともに年を取っていくという経験」は貴重であり、今回の収録と新たにレコーディングした楽曲を合わせて聴いてほしいと述べ、次の10年への期待も含めたメッセージを発している。

まとめと重要事項の一覧

作品の要点まとめ

SolidSの新作ドラマCD『my redemption』は、過去を振り返る面と現在の関係性を描く構成で、ドラマパートと新録楽曲を含む5トラックを収録する。主要キャスト4名が久しぶりに揃って収録を行い、掛け合いの手触りや現場の空気感が反映された仕上がりとなっている。価格や封入特典、販売店共通特典などの詳細も確定している。

下表に本作の主要情報をまとめる。最後に本作の性格付けとしては、シリーズのテーマ『あの頃の僕らは』を踏襲しつつ、時間の経過とキャラクターたちの変化を音声ドラマとして提示する作品である点が挙げられる。

本稿では、オフィシャルインタビューの内容を含め、発売日、価格、収録曲、出演者、特典、公式窓口に関する情報を網羅して紹介した。収録時の雰囲気やキャストのやりとりから、作品の方向性と演出上の工夫も確認できる構成となっている。