10月1日発売|ミニマル秋限定ウガンダ産ミルクチョコ
ベストカレンダー編集部
2025年9月29日 14:01
秋限定ウガンダミルク
開催期間:10月1日〜11月30日
栗を使わずに描く秋の味わい ― ミルクチョコレート -ウガンダ- の狙いと特徴
2025年10月1日より、チョコレート専門店Minimalは秋季限定商品として「ミルクチョコレート -ウガンダ-」を発売します。商品名にある通りウガンダ産カカオ豆を用いたシングルオリジンのミルクチョコレートで、食べた瞬間に感じられるのは、栗を使っていないにもかかわらず「マロングラッセ」を思わせるほっくりとした甘みと深い香りです。
本作は香りや風味の組み立てを通じて、栗のようなニュアンスや黒糖シロップのような余韻、渋皮煮を連想させる深みを表現しており、従来のチョコレートとは違う季節感を持たせた一枚に仕上がっています。素材と製法の工夫が味の核心となっており、秋のスイーツ的な満足感を提供することを狙いとしています。
香りと味わいの要素
香りは〈マロングラッセ〉的な甘くほっくりとした印象が中心で、同時に黒糖やキャラメルに近い濃密な甘みも現れます。口に含むとカカオ由来の渋味や土っぽさが下地となり、その上にミルクと糖のコクが重なって、栗のような味わいを描き出します。
こうした構成を可能にしているのはカカオ豆の選定と加工であり、製菓的な素材の追加ではなく、カカオの個性を引き出すことで栗スイーツを想起させる風味を実現しています。製品は1枚で完結する味わいを目指して設計されています。
- 主要フレーバー: マロングラッセを想起させるほっくりとした甘み、黒糖シロップのような香り、渋皮煮を思わせる深い余韻
- 主原料: ウガンダ産カカオ豆(シングルオリジン)、フィリピン産マスコバド糖、ミルク
原材料と独自製法 ― ウガンダ産カカオ豆の個性をどう引き出したか
ウガンダ産カカオ豆は生豆の状態では紫芋のような独特の渋味を持つことが知られています。Minimalではこの特性をそのまま残すのではなく、渋味をやわらげつつも個性は残すというバランスを目指しました。具体的には115℃~140℃の低温・短時間での浅煎りという独自のローストプロセスを採用しています。
この浅煎りはカカオ豆の渋味をやわらげる一方で、芋の皮のような風味や土気を適度に残すため、結果としてマロングラッセ的な風味構成の下地を作ります。さらにフィリピン産マスコバド糖を加えることでやさしい甘みと深いコクを補い、ミルクとの組合せで最終的に栗を想起させる風味に調整しています。
- ロースト温度
- 115℃~140℃(低温・短時間の浅煎り)
- 使用砂糖
- フィリピン産マスコバド糖(やさしい甘みと深いコクを付与)
- その他
- ミルクを合わせることでテクスチャーと香りの丸みを強化
味わいの変化とその楽しみ方
Minimalの板チョコレートの特徴の一つに「時間経過による風味の変化」があります。本作も例外ではなく、出来たてと熟成後では香味の印象が大きく異なります。できたては紫芋に通じる土っぽさと渋味の残る表情が感じられます。
保存してから約2か月経過すると、紫芋のようなニュアンスが落ち着き、キャラメルや焼き菓子のような甘いお菓子に近いニュアンスが強まり、より深く丸みのある風味に変化します。個々の好みに合わせて、出来たてのシャープな表情と寝かせた丸い表情を選んで楽しむことができます。
- 出来たて: 紫芋に似た渋味と土っぽさが感じられる、鮮烈な個性
- 2か月程度寝かせると: キャラメルや甘いお菓子のようなニュアンスが強まり、まろやかな深みが増す
販売情報と購入方法 ― 日程、価格、取扱店の詳細
「ミルクチョコレート -ウガンダ-」は2025年10月1日から発売されます。価格は1,790円(税込)です。販売期間は2025年11月末頃までを予定していますが、在庫が無くなり次第終了しますので、購入タイミングによっては早期に完売する場合があります。
取扱店舗は発表時点で次の通りです。オンラインと主要2店舗での販売が行われます。その他Minimalの店舗情報は下記にまとめていますが、商品取扱いは明記のある店舗での販売となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ミルクチョコレート -ウガンダ- |
| 価格 | 1,790円(税込) |
| 発売日 | 2025年10月1日 |
| 販売期間 | 2025年11月末頃まで(無くなり次第終了) |
| 取扱店 | Minimal 富ヶ谷本店、Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ、Minimal オンラインストア |
- オンラインで購入: Minimal オンラインストア(URLは記事末に記載)
- 店頭で購入: Minimal 富ヶ谷本店、Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ(営業時間は下記参照)
Minimalという職人チームと企業概要 ― 現地連携と持続可能な取組み
Minimalはショコラティエやパティシエ、製造職人を含むチームで、世界のカカオ生産地を訪問し、良質なカカオ豆を現地で選定・調達しています。原点に立ち返った「丁寧にシンプルに、最高の素材を活かす」という考え方を重視し、素材の香りを最大限に引き出すことを目指して製造しています。
生産地での取り組みとしては、現地での発酵・乾燥作業の研究やレクチャーを行い、カカオ農家と共に高品質かつ高単価に結びつくフレーバー開発を進めています。持続可能な経済的自立をめざし、技術支援やフェアでエシカルな取引を行うことも明示されています。
- 受賞実績
- 国際品評会で10年連続合計101賞を受賞
- 国際協力の実績
- 2019年にJICAのODA案件化調査プロジェクトでニカラグアにおけるカカオ調査を実施
- 企業名
- 株式会社 βace
- 代表者
- 代表取締役 山下貴嗣
- 所在地
- 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 アーバンテラス21
- 従業員数
- 40人(アルバイト含む)
- 事業内容
- チョコレート製品の製造・販売、および「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」の運営
チームの製造方針と思想
Minimalは「素材を活かす引き算の思想」を掲げ、余分な手を加えず素材本来の香りや風味を引き出すことを優先します。国内外の星付きレストランやトップパティスリーで経験を積んだ職人が在籍し、チームとして製造・開発を行っています。
この姿勢は原料の選定から発酵・乾燥の段階での支援にまで及び、カカオ農家との共同研究や技術支援を通じて、長期的な品質向上と持続可能性を意識した活動にもつながっています。
店舗案内とオンライン情報 ― 各店舗の住所、アクセス、営業時間
Minimalはカフェスペースを併設する店もあり、コーヒーやパフェなどとともにチョコレートを楽しめる空間を提供しています。以下に公表されている各店舗の所在地と営業時間を掲載します。
商品取扱いの対象となっているのは「Minimal 富ヶ谷本店」「Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ」「Minimal オンラインストア」です。その他の店舗情報も同社の公式情報として掲載されているため、本項でまとめます。
| 店舗名 | 住所 | アクセス | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| Minimal 富ヶ谷本店 | 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 1F | 小田急線「代々木八幡駅」、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」徒歩6分 | 11:30~19:00(L.O 18:30) 定休日なし |
| Minimal The Baking 代々木上原 | 東京都渋谷区上原1-34-5 | 各線「代々木上原駅」徒歩2分 | 11:00~19:00 定休日なし |
| Patisserie Minimal 祖師ヶ谷大蔵 | 東京都世田谷区砧8丁目8-24 | 小田急線 祖師ヶ谷大蔵駅南口 徒歩3分 | 10:00~18:00 不定休(公式サイトやSNSで案内) |
| Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ | 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA 2F | 東京メトロ日比谷線 神谷町駅 5番出口直結 | 11:00~19:00 定休日なし |
- オンラインストア: https://mini-mal.tokyo
- LINE: https://page.line.me/yrn4346m?openQrModal=true
- Instagram: https://www.instagram.com/minimal_beantobarchocolate
- X: https://twitter.com/Minimal_tokyo
- Facebook: https://www.facebook.com/minimalchocolate/?fref=ts
カフェスペースではコーヒーとチョコレートの組み合わせ、パフェなどのスイーツも楽しむことができます。営業時間や定休日は店舗により異なりますので、来店前に公式サイトまたはSNSで最新情報の確認を推奨します。
要点の整理
最後に、本記事で触れた「ミルクチョコレート -ウガンダ-」に関する主要事項を表で整理します。価格や発売日、風味の要点、取扱店、企業情報などを一覧にしました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ミルクチョコレート -ウガンダ- |
| 価格 | 1,790円(税込) |
| 発売日 | 2025年10月1日 |
| 販売期間 | 2025年11月末頃まで(無くなり次第終了) |
| 主要取扱店 | Minimal 富ヶ谷本店、Minimal The Specialty 麻布台ヒルズ、Minimal オンラインストア |
| 原料(カカオ) | ウガンダ産カカオ豆(シングルオリジン) |
| ロースト手法 | 115℃~140℃の低温・短時間での浅煎り(独自製法) |
| 追加素材 | フィリピン産マスコバド糖、ミルク |
| 味わいの特徴 | マロングラッセのようなほっくりとした甘み、黒糖シロップや渋皮煮を連想させる深い余韻。時間経過でキャラメルや焼き菓子のようなニュアンスが強まる |
| 企業名 | 株式会社 βace |
| 代表者 | 代表取締役 山下貴嗣 |
| 所在地 | 〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 アーバンテラス21 |
| 従業員数 | 40人(アルバイト含む) |
| 公式WEB | https://mini-mal.tokyo |
本文では、商品の風味描写、原料と製法の詳細、販売スケジュール、店舗情報、企業の活動と理念を網羅的にお伝えしました。各種リンクや店舗の営業時間は公式の案内が優先されますので、購入や来店を検討する際は公式情報の確認を推奨します。