10月10日開催｜鏡リュウジ×栗田英彦が語るオカルトの夜

『Occult 神秘思想表象大全』刊行記念――神保町で占星術・魔術・タロットを語る夜

東京書籍は、ピーター・フォーショー著『Occult　神秘思想表象大全』の日本語版刊行を記念して、特別トークショーを2025年10月10日（金）に神保町・書泉グランデ7階イベントスペースで開催します。本イベントは本書の日本語版監修・訳を手がけた宗教学者の栗田英彦氏と、本書の著者ピーター・フォーショー氏と親交のある占星術研究家・翻訳家の鏡リュウジ氏が登壇する二人トークです。

イベントの正式タイトルは『Occult　神秘思想表象大全』出版記念 特別トークショー「いま、なぜオカルトなのか？――占星術・魔術・タロット：「隠された」ものの時代を語りつくす蠱惑の夕べ」です。書籍の学術的な意義と、占星術や魔術、タロットが現代文化に与える影響を多角的に論じる場となります。

登壇者紹介：鏡リュウジと栗田英彦、それぞれの視点

鏡リュウジ氏は占星術研究者・翻訳家として知られ、国際基督教大学卒業・同大学院修士課程修了、英国占星術協会の会員でもあります。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介し、占いの従来イメージを刷新してきた人物です。訳書に『ユングと占星術』や『内なる惑星 -ルネサンスの心理占星学-』など多数の著作があり、京都文教大学客員教授や東京アストロロジースクール代表講師など教育的活動も継続しています。

鏡氏の公式サイトは https://kagamiryuji.jp/、X（旧Twitter）アカウントは @Kagami_Ryuji です。鏡氏の立場からは、占星術が個人の心理や文化表象にどのように作用するかが話題の軸となる見込みです。

栗田英彦氏は1978年生まれの宗教学者で、東北大学大学院文学研究科博士課程修了、博士（文学）。佛教大学や愛知学院大学等の非常勤講師を務め、名古屋弁証法研究会を主宰しています。専門は宗教史と思想史で、近年の著作に『一九六八年と宗教』（編著、人文書院、2025年）や『コンスピリチュアリティ入門』（共著、創元社、2023年）などがあり、オカルト・スピリチュアリティ研究にも深い関心を持っています。

栗田氏は本書の日本語版監修を担当し、訳者は栗田英彦氏と塩野谷恭輔氏です。トークショーでは翻訳・監修に携わった視点から、原典に基づくオカルト研究の学術的意義や日本語版の編集過程についての解説が期待されます。

イベントの内容・進行と来場時の取り扱い

本イベントは鏡氏と栗田氏によるトークショー形式で行われ、入場時に書籍をお渡しする方式、会場は自由席、トークショー終了後にサイン会を実施します。会場受付は7階イベントスペース入口で行います。

以下は当日の進行と参加者向けのルールです。出席にあたっては確認が必要になりますので事前の確認を推奨します。

• 開催日：2025年10月10日（金）
• 開場：18:15、イベント開始：18:30、終了予定：19:45
• 会場：神保町 書泉グランデ7階 イベントスペース（URL: https://www.shosen.co.jp/grande/）
• 定員：50名（先着）
• 入場形式：書籍購入者1名につき1名が参加可能、入場時に書籍を手渡し
• 座席：自由席
• サイン会：トーク終了後に実施

当日は公的な本人確認書類を1点持参する必要があります。例として運転免許証、学生証、パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカード、健康保険証、年金手帳などが挙げられており、コピー不可です。本人確認によりチケットの譲渡や分配は認められません。

チケット1枚で未就学児1名まで同伴可（ただし年齢にかかわらず2名以上の同伴は不可）。当日整列や集合時間、待機スペースに関する注意点は開催2日前までにページに更新されます。状況により開始時間が前後する場合があり、集合時間以降に来場した場合は列の最後尾に並ぶことになります。

当日の注意事項と受け取り・キャンセルルール

商品（書籍）はイベント当日に会場で手渡しされます。不参加で商品受取を希望する場合は、イベント終了2週間以内に開催店舗で対応する必要があります。期限を過ぎた商品の受け渡しは不可です。

チケットは申込後のキャンセル・変更が不可で、完売した場合の再販売はキャンセル発生時に行う可能性があります。当日券は発券開始からイベント開催終了までLivePocket上で購入可能ですが、店頭でのチケット販売は行いません。スマートフォンを持たない方は事前にパソコンで購入してください。

参加方法・チケット販売の詳細と費用内訳

参加には『Occult　神秘思想表象大全』（税込4,620円）を購入する必要があります。参加費は書籍代4,620円（税込）にイベントサポート代550円（税込）を加えた合計5,170円（税込）です。購入はLivePocket-Ticket（ライブチケット）より行います。購入ページ： https://t.livepocket.jp/e/v-s5c

支払い方法は以下の通りです。購入手続きと支払期限に関するルールを熟読してください。

1. クレジットカード決済：2025年9月15日 15:00 ～ 2025年10月10日 19:00
2. コンビニ決済：2025年10月09日 23:59（申込日の翌々日の23:59が支払期限。販売期間が先に終了する場合は受付終了の1時間前が支払期限に自動調整）
3. LivePocketあと払い（スマホ限定・クレジットカード不要）：翌月まとめてコンビニまたは口座振替で支払い可能

支払手数料等の注意点：

申込にかかる決済手数料

申込1件につき220円（税込）。期日までに入金が確認できない場合はキャンセル扱いとなります。

LivePocketあと払い（atone）に関する手数料

atoneの後払い請求には別途請求手数料209円がかかります（口座振替は無料）。

イベントサポート費

チケット1枚につき550円（税込）。複数冊をセットで購入する場合もチケット枚数に応じてサポート費が徴収されます。例：3冊券1枚購入で550円、3冊券2枚購入で1,100円。

問い合わせ先は書泉グランデ4階（電話 03-3295-0011）です。チケット分配不可、先着順販売、申し込み後の取消し・変更不可といった注意事項が適用されます。

書籍の構成と内容紹介、およびイベントで配布される物品

『Occult　神秘思想表象大全』はピーター・フォーショー著、日本語版監修：栗田英彦、訳：栗田英彦・塩野谷恭輔、発行：東京書籍、定価：4,620円（税込）です。本書は神秘主義、神智学、錬金術、数秘術、占星術、魔術、予言・預言などの幅広い主題を網羅し、西洋オカルト史研究の最新成果を図版とともに紹介します。

構成は三部構成となっており、第I部で占星術・錬金術・カバラなどオカルトの基礎を説明、第II部で自然魔術・占星魔術・儀式魔術などの中世的発展形態を解説、第III部で近代のオカルト復興（オカルト結社・タロット・ニューエイジ・オカルチャー等）を扱います。書籍は学術的基盤に立ちながらも図版が豊富で、オカルトに関する歴史的・文化的な広がりを視覚的にも伝える構成になっています。

イベント参加者は入場時に書籍を受け取り、そのままトークを聴講し、終了後のサイン会に参加する流れになります。書籍は会場で配布されるため、来場者は追加の受け取り手続きは不要です（ただし本人確認を行います）。

上記の表は本イベントと書籍の主要情報を整理したものです。参加を希望する場合はLivePocketの販売ページおよび書泉グランデへの問い合わせ先で最新の情報を確認してください。