10月6日開始 中学生向けホテル職業体験「DOMINISTA CHALLENGE」を出雲で実施

ドミニスタ・チャレンジ

開催期間:10月6日〜10月8日

ドミニスタ・チャレンジ
誰が参加できるの?
今回の対象は出雲市立大社中学校の生徒です。他校の参加希望は、共立メンテナンス ホテル人材開発部 DOMINISTA CHALLENGE担当(TEL:03-5295-7877)まで問い合わせてください。
具体的に何を体験するの?
フロント受付対応、ベッドメイキングや客室チェック、清掃の基本、レストラン業務(食器下げ・朝食試食)など。座学と実習を組み合わせ、1・2日目は10:00~16:00、3日目は08:00~14:00で進行します。

出雲で3日間開催される職業体験「DOMINISTA CHALLENGE」実施概要

ビジネスホテル「ドーミーイン」やリゾートホテル「共立リゾート」を運営する株式会社共立メンテナンスは、出雲市立大社中学校の生徒を対象に、職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE(ドミニスタ・チャレンジ)」を2025年10月6日(月)から10月8日(水)までの3日間にわたり、いにしえの宿 佳雲・お宿 月夜のうさぎにて実施します。

本プログラムは2019年から全国のホテルで展開しているもので、フロント接客、清掃、ベッドメイキング、レストラン業務などを通じて、職業観や地域への愛着を育むことを目的としています。今回の実施日は2025年10月6日~8日、1日目・2日目は10:00~16:00、3日目は08:00~14:00のスケジュールです。

【「職業観」を育む職業体験プログラム】中学生を対象に『いにしえの宿 佳雲・お宿 月夜のうさぎ』で10月6日~8日に開催 画像 2

開催目的と対象

目的は「仕事をする上で必要となる姿勢や知見を身につけ、進路選択についての考えを深める」ことに置かれています。対象は出雲市立大社中学校の生徒で、地域での実践的な学びを通じてキャリア形成のきっかけを提供します。

具体的には、ホテルでの接遇を体験することにより、働くことの意義を体感させるとともに、多様な価値観や文化的背景を持つ人々との接触を通して多文化共生の理解を深めることも意図されています。

体験内容の詳細 — フロント・施設管理・レストランの実務を体験

プログラムは座学と実習で構成され、職業説明やマナー講座の座学に続いて、フロント受付対応、ベッドメイクや客室チェック、レストランでの食器下げや朝食の試食体験など多岐にわたる実務を体験します。体験項目は実際の業務に近い形で行われ、受け入れ側の視点からホテル運営の基礎を学べるよう設計されています。

体験の具体的な内容は以下のとおりです。各項目ともインストラクターがつき、学びを深める工夫が施されています。

  • フロント受付対応:お出迎え、下足の案内、水屋(お客様へのお茶出し)など接客を中心に学ぶ。
  • 施設管理・客室業務:ベッドメイキングや客室のチェック、清掃の基本動作を実践で習得する。
  • レストラン業務:食器下げの作業、朝食の試食を通して飲食サービスの流れを理解する。

日程と時間配分

日ごとの時間配分は次のとおりです。1・2日目は10:00~16:00、3日目は08:00~14:00で、座学と実習を組み合わせた日程となります。現場での学びを重視しながら進行します。

  1. 1日目(10:00~16:00):オリエンテーション、職業説明、初期の接客実習
  2. 2日目(10:00~16:00):客室清掃・ベッドメイキング、実務の応用練習
  3. 3日目(08:00~14:00):レストラン業務(朝食試食含む)、最終振り返り

参加者の声と運営側のコメント — 学びと期待

出雲市立大社中学校の参加生徒からは、実際に受け入れ側の立場で働くことに対する期待と緊張、そして学ぶ姿勢が示されています。生徒の声として「担当してくださる方の話をしっかり聞き、教えていただいたことを活かして、素早く行動できるようにしたいです」「観光業に興味があり、今回の職業体験でさまざまなことを学べるのを楽しみにしています。普段はホテルを利用する側ですが、受け入れ側の大変さを知って多くのことを学びたい」といったコメントが寄せられています。

これらのコメントは、参加する生徒が主体的に学ぶ姿勢を持ち込んでいることを示しており、実務に直結した体験が将来の進路選択に結びつく可能性を示唆しています。

運営側の見解

いにしえの宿 佳雲・お宿 月夜のうさぎの副支配人、角脇正敏氏は「職業体験を通して、生徒の皆さんが学びを大切にし、意欲的に取り組もうとしている姿勢を頼もしく思います。普段は利用者として気づかない仕事の工夫や苦労に触れることで、多くの発見があることでしょう」と述べています。

運営側は今回のプログラムを通して、観光業の理解促進だけでなく、生徒が自分の将来を考えるうえでのきっかけを提供することを期待しています。現場での実体験が進路や地域への関わり方にどのような影響を与えるかを重視しています。

背景情報、共立リゾートと共立メンテナンスの役割、参加希望の窓口

社会的・経済的に不確実性が高まる中で、職業教育やキャリア教育の重要性は増しています。人口減少が進む地域においては、地元に愛着を持ち、地域課題の解決に主体的に取り組む人材育成が求められています。共立メンテナンスは本プログラムを通して、若年層が働く意味や地域に対する愛着を感じる機会を提供しています。

「DOMINISTA CHALLENGE」は2019年から継続して実施され、これまで延べ60校以上の受け入れ実績があり、中四国エリアからは計11校が参加しています。ホテルという現場ならではの接遇や多文化共生の学びを通じ、職業観を育てる取り組みと位置付けられています。

共立リゾートと共立メンテナンスの事業概要

共立リゾートは、絶景を愉しむ「ラビスタ」シリーズ、ペットとの滞在を愉しむ「ルシアン」シリーズ、個性豊かな「和の湯宿」などを含むリゾートホテル事業で、全国42棟に展開しています。詳細は関連リンク(いにしえの宿 佳雲・お宿 月夜のうさぎのページ)で確認できます: https://dormy-hotels.com/resort/hotels/izumo/

共立メンテナンスは1979年設立、給食受託業務からの事業開始以降、寮事業(学生・社員寮「ドーミー」)、ホテル事業(「ドーミーイン」「共立リゾート」)、シニアライフ事業(高齢者向け住宅「ドーミーシニア」)を展開しています。事業全体を通じて食・住・癒のサービス提供により社会に貢献する企業です。詳細は公式サイト: https://www.kyoritsugroup.co.jp/

学校向け問い合わせ先

職業体験プログラムへの参加を希望する学校は、以下の連絡先に問い合わせることが案内されています。DOMINISTA CHALLENGE担当の窓口が対応します。

担当
株式会社共立メンテナンス ホテル人材開発部 DOMINISTA CHALLENGE 担当
電話
03-5295-7877
FAX
03-5295-7833

本記事の要点まとめ

以下の表に、本プログラムの主要情報を整理しました。日程、場所、対象、体験内容、連絡先などを一目で確認できます。参加を検討する学校関係者や地域の関係者が必要な情報を簡潔に把握できるように配慮しています。

項目 内容
イベント名 職業体験プログラム「DOMINISTA CHALLENGE」
主催 株式会社共立メンテナンス(共立リゾート)
実施期間 2025年10月6日(月)~10月8日(水)
時間 1日目・2日目:10:00~16:00、3日目:08:00~14:00
会場 いにしえの宿 佳雲・お宿 月夜のうさぎ(出雲)
対象 出雲市立大社中学校の生徒(今回の参加校)
目的 仕事に必要な姿勢や知見の習得、進路選択の考えを深めること、地域への愛着を育むこと
主な体験内容 フロント受付対応、ベッドメイキング・客室点検、レストラン業務(食器下げ・朝食試食)など
これまでの実績 2019年開始以降、延べ60校以上の受け入れ実績。中四国エリアからは計11校
問い合わせ先 株式会社共立メンテナンス ホテル人材開発部 DOMINISTA CHALLENGE 担当
TEL:03-5295-7877 FAX:03-5295-7833
関連リンク https://dormy-hotels.com/resort/hotels/izumo/

以上が、2025年10月6日から8日にかけて実施される「DOMINISTA CHALLENGE」の概要と詳細です。職業体験を通した学びが、参加生徒の職業観形成や地域理解に繋がることが期待されます。

参考リンク: