10/6開催|フォニオの魅力を語るセミナーと体験ディナー

フォニオ紹介セミナー

開催日:10月6日

フォニオ紹介セミナー
フォニオってどんな穀物なの?
フォニオは西アフリカ原産の古代雑穀で、世界最小クラスの粒を持つイネ科作物。短期収穫で干ばつ耐性が高く、グルテンフリーで低GI、健康食品や代替穀物として注目されています。
セミナーやディナーにはどうやって参加するの?
セミナーは2025年10月6日18:00開始(開場17:30)、参加無料で定員あり。申込はメールで受付、参加可の人にPeatix登録案内を送付。ディナーはセミナー参加者限定で有料(4,400円・30名)。

フォニオとは──古代からの穀物が示す食品としての可能性

フォニオは西アフリカで古代より栽培されてきたイネ科の雑穀で、世界で最小クラスの穀粒を持つ作物です。短期間で収穫可能で干ばつ耐性が高く、栽培適応性の面で高い利点を持っています。

食品機能の観点では、グルテンフリーであること、玄米やキヌアと比較して低GI(血糖値上昇の指標が低い)であることが報告されており、健康志向の原料として注目されています。これらの特性から、100億人時代に向けた新たな食料システムの選択肢として、栽培・加工・流通の各段階で可能性が議論されています。

【万博公式・10月6日】《100億人時代の食べものと健康:アフリカと日本をつなぐ新たな食料システム構築に向けて》古代雑穀フォニオ紹介セミナー&フォニオ体験ディナー 画像 2

栽培・機能性のポイント

フォニオの栽培面の強みは、短期間での収穫、少ない水分での生育が可能な点です。これにより干ばつや気候変動の影響を受けやすい地域でも安定した生産が期待されます。

食品としては、消化性や栄養バランスの点で注目されており、機能性食品や代替穀物の原料としての研究が進められています。京都大学や大学関係の食品科学の専門家による分析や評価も進んでいます。

【万博公式・10月6日】《100億人時代の食べものと健康:アフリカと日本をつなぐ新たな食料システム構築に向けて》古代雑穀フォニオ紹介セミナー&フォニオ体験ディナー 画像 3

万博での展示販売とメディア反響──SOCOフーズの取り組み

SOCOフーズ株式会社(京都市)は、大阪・関西万博のコモンズDパビリオンにおいてギニア政府の協力を得て、同国在来の希少雑穀フォニオを展示販売しています。会場ではフォニオの実物や加工品、関連情報を来場者へ提示し、販売も行っています。

万博会場での販売や展示は新聞やテレビでも取り上げられており、数日間の報道で注目を集めています。報道例として以下のリンクが公表されています。

パビリオンでの限定販売と商品情報

コモンズD館ギニアブースでは、2025年10月3日から12日までの10日間限定で、日本で初めてフォニオを使ったビール「GROUNDTAPフォニオエール」を販売します。販売価格は1缶880円です。

また、万博の野外イベントではフォニオを用いた料理が提供され、例としてフォニオ・ピラフは250食完売したとの報告があります。会場での展示写真には「古代雑穀フォニオの穂(ギニア・ラベ州、水野撮影)」のキャプションが付されており、現地の栽培風景も紹介されています。

10月6日セミナーの詳細──プログラムと登壇者

SOCOフーズとギニア輸出促進庁の主催により、万博テーマウィーク「SDGs+Beyond いのち輝く未来社会」の公式プログラムとしてセミナーが開催されます。タイトルは「100億人時代の食べものと健康:アフリカと日本をつなぐ新たな食料システム構築に向けて」です。

開催日時は2025年10月6日(月)18:00~20:00(開場17:30)、会場は万博会場内テーマウィークスタジオです。参加費は無料で、同時配信およびアーカイブ配信が行われます(配信URL: https://www.youtube.com/live/mG7p5mBgKlg)。会場定員は105名で、うち予約可能席は60名となっています(10月1日時点で残席約40)。取材席は別枠で用意されています。

当日のプログラム(予定)

セミナーでは、フォニオの栽培・加工・流通から機能性、SDGsとの関連まで幅広く取り上げられます。専門家による解説とパネルディスカッションが組まれており、食品業界やメディア関係者に向けた内容となっています。

時間 内容 登壇者(所属)
18:00頃 ギニアにおける農業、食品産業と食糧安全保障 スレイマン・ベレテ(パビリオン副コミッショナー、ギニア輸出促進庁)
18:20頃 アフリカ農業の多様性と未来 田中 樹(摂南大学農学部教授、土壌学・農村開発学)
18:40頃 古代雑穀フォニオの魅力とバリューチェーン構築 水野 啓(SOCOフーズ代表取締役、立命館大学講師)
19:00頃 フォニオの機能性と健康食品としての可能性 谷 史人(京都大学農学研究科教授、食品科学)
19:20頃 パネルディスカッション:「100億人時代の食料安全保障に向けて私たちは何をすべきか」 登壇者全員(モデレーター含む)

詳細および最新情報は大阪・関西万博のテーマウィーク公式サイトでも案内されています(関連リンク: https://theme-weeks.expo2025.or.jp/program/detail/68d4e92dbdf46.html)。

会場での参加は無料ですが、定員と予約枠が設定されているため、参加希望者は事前登録が推奨されています。取材希望については別枠の案内があります。

フォニオ体験ディナーと参加申込の手順

セミナー終了後の20:00から21:00に、万博会場内のアフリカンダイニングホール PANAFにてフォニオの料理とドリンクを体験する有料ディナーを実施します。参加費は4,400円(税込)で、定員は30名です。なお、ディナーのみの参加は不可で、セミナー参加者が対象となります。

ディナーの予定内容はフォニオのタジン、フォニオエールもしくはビサップ(ハーブ系飲料)付きです。万博会場で販売される『GROUNDTAPフォニオエール』は10月3日~12日にギニアブースで1缶880円で購入可能です。

申し込み方法と窓口

参加申込および問い合わせはメールで受け付けます。応募者は以下の項目をメールで送付してください。

  1. お名前
  2. ご所属
  3. ご連絡先メールアドレス
  4. 人数(ディナーは原則一社一名)
  5. 参加ご希望イベント(セミナーのみ/セミナー&ディナー)
  6. 入場パス要否(当日の入場が必要か否か)

原則先着順で対応し、参加可の方には別途Peatixでの参加登録およびディナーチケット購入の案内が送られます。フォニオに関する商談、講演依頼などの問い合わせも随時受け付けています。

申込・問い合わせ窓口
SOCOフーズ株式会社(本イベントおよび万博関係窓口)
代表取締役:水野 啓
住所:602-0862 京都市上京区出水町260
Tel: 075-285-4385
Email: expo@socofoods.co.jp

この記事の要点まとめ

ここまでに述べたセミナーと関連イベントの主要情報を表にまとめます。表は開催日時、会場、参加費、定員、主催・協力、販売商品、申込方法などを整理したものです。

項目 内容
イベント名 100億人時代の食べものと健康:アフリカと日本をつなぐ新たな食料システム構築に向けて(万博テーマウィーク公式プログラム)
日時(セミナー) 2025年10月6日(月)18:00~20:00(開場17:30)
会場 万博会場内テーマウィークスタジオ(同時配信・アーカイブあり: https://www.youtube.com/live/mG7p5mBgKlg)
参加費(セミナー) 無料
会場定員 105名(予約可能席60名、10/1時点で残席約40)
登壇者(予定) スレイマン・ベレテ(ギニア輸出促進庁)、田中 樹(摂南大学)、水野 啓(SOCOフーズ)、谷 史人(京都大学)ほか
主催・協力 主催:SOCOフーズ株式会社・ギニア輸出促進庁
フォニオ体験ディナー 日時:10月6日 20:00~21:00(セミナー参加者のみ) 参加費:4,400円(税込) 定員:30名 内容:フォニオのタジン、フォニオエールまたはビサップ付き
フォニオ製品の販売 コモンズD館ギニアブースにて、10月3日~12日限定でGROUNDTAPフォニオエールを1缶880円で販売
申込方法 メールで下記内容を送付:お名前・ご所属・連絡先メール・人数(ディナーは原則一社一名)・参加希望イベント・入場パス要否。原則先着順、参加可の方にはPeatix案内を送付。
窓口 SOCOフーズ株式会社(代表:水野 啓)〒602-0862 京都市上京区出水町260 Tel: 075-285-4385 Email: expo@socofoods.co.jp
関連リンク 万博テーマウィーク公式ページ:https://theme-weeks.expo2025.or.jp/program/detail/68d4e92dbdf46.html

本文では、フォニオの特性、万博での展示・販売状況、セミナーの詳細と登壇者、体験ディナーの内容と申込方法、販売商品の価格や販売期間、連絡先と申込手順までを網羅して整理しました。参加や取材、商談の希望は記載の窓口へ連絡することで手続きが進みます。

参考リンク: