オープン、10月8日出展 AIエージェント新サービス公開

AIエージェント出展

開催期間:10月8日〜10月10日

AIエージェント出展
展示では具体的に何が見られるの?
OroSeeやMention Meを中心に、自然言語でRPAシナリオを作るAUTOROやローカルLLM×RPAの試案まで、新サービスの機能説明、導入伴走の方針、実運用を想定したデモや活用事例が見られます。
これらのサービスはいつ使えるの?
今回の展示は初公開の位置づけで正式ローンチ時期は未定です。会期中(10/8〜10、幕張メッセ)にブース(5ホール38-30)で説明や導入相談が受けられます。

出展の狙いと展示で伝えること

オープン株式会社は、2025年10月8日から10日にかけて幕張メッセ(4~7ホール)で開催される「AIエージェントWorld(第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】内)」に出展します。主催はRX Japan株式会社が運営するNexTech Week 2025【秋】の構成展示会の一つとしての開催です。

今回の出展では、生成AIや自然言語処理の進化に伴い注目が高まる自律型AIエージェントを中心に、業務効率化や次世代コミュニケーション技術への展開を示すことが狙いです。展示ブースでは今後ローンチ予定の新サービス群を、導入時の伴走支援や具体的な活用例とあわせて公開します。

  • 展示期間:2025年10月8日(水)~10日(金)10:00~17:00
  • 会場:幕張メッセ(4~7ホール)
  • 主催:RX Japan株式会社
  • オープンの小間番号:38-30(5ホール)

出展の趣旨は、単なる製品紹介にとどまらず、企業が抱える運用面やセキュリティ面の要件に即したAI導入支援の姿勢を示す点にあります。AIを用いた業務の自動化や可視化を、既存製品との連携でどのように実現するかが具体的に提示されます。

初公開のAIエージェント:OroSeeとMention Meの役割

展示で初公開されるAIエージェントサービスは、OroSee(オロシー)Mention Me(メンションミー)の二つです。両者は用途と提供価値が異なり、企業の業務改善フェーズや導入スピードに応じて使い分けられます。

いずれのサービスも正式ローンチ時期は未定であり、展示はその機能や活用の方向性を示す初期公開の位置づけです。展示では機能説明だけでなく、導入時の伴走サポートや実運用を想定した活用例を合わせて紹介します。

OroSee:業務の整理・可視化から改善ターゲットの特定までを自動化

OroSeeは、従来多くの時間と人的リソースを要していたヒアリング作業をAIが代替し、データドリブンかつ客観的な業務分析を実施するエージェントです。業務の整理、可視化、ボトルネックや改善ターゲットの特定までを自動化することを目指しています。

具体的には、業務フローの抽出、頻度や工数の可視化、改善ポテンシャルのスコアリングなどを通じて、最短・最安での業務改善案を提示する点が特徴です。ヒアリング負担の軽減により、短期間で改善案の検討を開始できる点も想定された利点です。

主な機能
・業務ヒアリングの自動代行、・業務フローの自動抽出、・改善ターゲットの優先度付け
想定される効果
・分析工数の削減、・改善施策の迅速化、・施策選定の客観性向上

Mention Me:カスタムAIエージェント構築の基盤フレームワーク

Mention Meは、企業が個別の状況や要件に応じてカスタムAIエージェントを短期間かつ低コストで構築できる基盤フレームワークです。複数のLLM(大規模言語モデル)、社内外データ、業務ツールをつなぐことで、企業固有のニーズに応える高度なAIソリューションを構築します。

「作る・育てる・使う」を一気通貫で実現することを掲げており、自社利用から受託開発まで幅広い用途に対応することが想定されています。既存のデータソースや業務アプリケーションとの連携設計が重要な役割を果たします。

主な特徴
・複数LLMの連携、・社内データと外部データの統合、・業務ツールとのAPI連携
対応領域
・社内業務支援、・カスタマーサポートの自動化、・ドメイン特化型エージェントの構築

既存製品との連携による実務的な自動化サービス

オープンは既存の自動化製品とAIを組み合わせたサービスも併せて展示します。ここでは、RPA製品とAIを連携させることで、業務現場での即時性とセキュリティ要件の両立を図る提案が行われます。

展示される連携サービスは、導入時の設定や運用における伴走支援を前提とした提案として示され、実際の業務での運用を想定した活用例が紹介されます。特に現場での簡便さとセキュアな運用を両立する構成が重視されています。

AUTORO自動設定エージェント:自然言語でRPAシナリオを生成

AUTORO自動設定エージェントは、ユーザーが自然言語で業務内容をAIに伝えるだけで、RPAのシナリオを自動生成するサポートサービスです。請求書処理や営業リスト作成など、現場で日々発生する定型業務を、専門知識なしに自動化できる点が特徴です。

これにより、従来はRPA開発者が必要としたシナリオ設計や詳細設定の負担を軽減し、現場担当者自らが自動化を開始できるまでの時間を短縮することが期待されます。

代表的な利用例
・請求書処理の自動化、・営業リスト作成、・定型レポート作成
導入にあたってのポイント
・自然言語での指示の精度向上、・既存RPA資産との統合、・運用時の変更管理

ローカルLLM×RPA(BizRobo!/AUTORO)(仮):セキュアな自動化基盤

「ローカルLLM×RPA(BizRobo!/AUTORO)(仮)」は、クラウド利用が難しいセキュリティ要件の厳しい分野でもAIと自動化を同時に実現するため、ローカル環境で稼働するLLMとRPAを組み合わせた新基盤の試案です。この構成により、データの社外流出リスクを低減しつつ高度な自動処理を行います。

この取り組みは、金融・医療・公共分野など高いセキュリティ基準が求められる領域でのAI活用を視野に入れたものです。ローカル実行環境を組み込むことで、コンプライアンス要件を満たしながらAIの利便性を提供します。

想定される適用領域
・セキュリティ要件の高い業務、・オンプレミス運用が必須のシステム連携
技術的ポイント
・ローカルLLMの運用管理、・RPAとの安全なデータ連携、・オンプレミスでのスケーリング設計

出展情報、問い合わせ先と会社概要

展示会の公式案内はNexTech Weekの特設ページで確認できます。オープンのブースは5ホールの小間番号38-30で、出展期間中は各サービスのデモおよび導入相談が行われる予定です。

以下に本出展に関する主要情報とオープン株式会社の会社概要を整理します。正式ローンチ時期が未定のサービスについては、展示が初公開である旨を明記しています。

  • 展示会名称:AIエージェントWorld(第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】内)
  • 会期:2025年10月8日(水)~10日(金)10:00~17:00
  • 会場:幕張メッセ(4~7ホール)
  • 小間番号:38-30(5ホール)
  • 主催:RX Japan株式会社
  • 展示内容(初公開を含む):OroSee、Mention Me、AUTORO自動設定エージェント、ローカルLLM×RPA(BizRobo!/AUTORO)(仮)
  • 補足:OroSee、Mention Me、AUTORO自動設定エージェント、ローカルLLM×RPA(BizRobo!/AUTORO)(仮)の正式ローンチ時期は未定です。

【会社概要】オープン株式会社はオープングループの子会社で、スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービス、コンサルタント事業、アウトソーシング事業、デジタルマーケティング、オンライン広告事業を展開しています。代表者は代表取締役執行役員社長の石井 岳之で、本社所在地は東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル3階です。

設立は2013年7月、資本金は3,000万円です。グループ親会社としてオープングループ株式会社(代表:高橋 知道)があります。展示会や製品の詳細については、NexTech Weekの告知ページでも案内が掲載されています。

記事の主要ポイント整理
項目 内容
出展社 オープン株式会社(オープングループの子会社)
出展イベント AIエージェントWorld(第6回 AI・人工知能 EXPO【秋】内)/NexTech Week 2025【秋】
会期 2025年10月8日(水)~10日(金) 10:00~17:00
会場 幕張メッセ(4~7ホール)
小間番号 38-30(5ホール)
初公開サービス OroSee(業務可視化・改善)、Mention Me(カスタムAI基盤)
連携サービス AUTORO自動設定エージェント(自然言語→RPA自動生成)、ローカルLLM×RPA(BizRobo!/AUTORO)(仮)
正式ローンチ時期 OroSee、Mention Me、AUTORO自動設定エージェント、ローカルLLM×RPAは正式ローンチ時期未定
会社所在地 東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル3階
設立・資本金 設立:2013年7月、資本金:3,000万円
代表者 代表取締役執行役員社長 石井 岳之(親会社:オープングループ株式会社 代表 高橋 知道)
関連リンク NexTech Week 2025【秋】 AIエージェントWorld

この記事では、オープン株式会社がAIエージェントWorldで公開する内容と出展の要点、各サービスの特徴と適用想定を整理して提示しました。展示は新サービスの初公開と、既存RPA製品との具体的な連携提案が中心であり、正式なローンチ時期は現時点で未定です。展示会の案内ページで詳細を確認することができます。

参考リンク: