第2回ご当地冷凍食品大賞 募集と発表スケジュール
ベストカレンダー編集部
2025年10月2日 16:15
ご当地冷凍食品大賞2025
開催期間:9月11日〜11月30日
ご当地食を「冷凍」で全国へ届ける意義と第1回の到達点
「ご当地冷凍食品」とは、各地の食材や食べ方(レシピ・メニュー)、地域の食文化を担う加工冷凍食品(お惣菜、米飯や麺類、スイーツなど)を指します。本アワードは、そうした地域色ある商品を冷凍という流通手段を通じて全国に広めることを目的としています。冷凍技術の進化により味や品質が向上した現在、地域ごとの特色をそのまま保存・輸送できる点が注目されています。
第1回「ご当地冷凍食品大賞」では全国から72品のエントリーが集まり、グランプリ1品、最高金賞4品を含む合計17品が表彰されました。受賞結果はテレビやWEBメディアで多数取り上げられ、ローカル商品が大きな反響を得た実績があります。本大会はジャンルを超えて多様な商品が集まることから、消費者に新しい出会いと発見を提供する場としての役割も担っています。
第2回開催の概要発表と主要トピックス
一般社団法人未来の食卓(所在地:東京都港区、代表理事:山田まさる)は、2025年9月25日に企業向け説明会を開催し、「第2回 日本全国!ご当地冷凍食品大賞2025-2026」の開催概要を発表しました。プレスリリースは2025年10月2日14時00分に公開されています。
今回の最大トピックスとして、一般社団法人全国スーパーマーケット協会との連携により、受賞商品の発表を「第60回スーパーマーケット・トレードショー2026」(会期:2026年2月18日~20日、会場:幕張メッセ)で行うことが決定しました。日本最大級の食品流通業界の展示会で発表を行うことで、受賞商品のPRおよび参加メーカーの商談機会拡大を目的とします。
発起人・審査員代表のコメント
アワードの発起人であり審査員代表のタケムラダイ氏(冷凍食品PR連盟専務/冷凍食品マイスター)は、説明会で次のように述べています。全国にはまだ知られていない優れたご当地冷凍食品が多く存在するため、昨年実績の72品を大きく上回る出品を目指し、47都道府県からのエントリーを促進したいとのことです。
タケムラ氏はまた、冷凍食品に対するネガティブな印象を払拭し、冷凍が地域の美味しさをそのまま全国に届ける有効なツールであることを本アワードを通じて紹介したいと語っています。
パネルトークの内容と登壇者の見解
9月25日の企業向け説明会では、ゲストとして小野寺力氏(一般社団法人焼き餃子協会 代表理事)とシュウマイ潤こと種藤潤氏(日本シュウマイ協会代表)が登壇し、ご当地食を代表する餃子とシュウマイに関する業界事情や注目のローカル商品について語りました。餃子は地域の食材を包み込む料理としてご当地食に適合し、シュウマイにも多くの知られていないご当地バリエーションがあることが示されました。
主催者である未来の食卓の山田まさる氏は、本アワードを「全国各地のご当地食の異種格闘技戦」と表現し、餃子やシュウマイといったジャンル間の競演が大会の魅力であると述べています。シュウマイ側の種藤氏は、第2回という黎明期のタイミングで業界各社の参加を期待しており、異種間での注目度向上を目指す姿勢を示しました。
パネルトーク参加者(説明会登壇者)
- タケムラダイ
- 冷凍食品PR連盟専務/冷凍食品マイスター(発起人・審査員代表)
- 小野寺力
- 一般社団法人焼き餃子協会 代表理事(餃子ジャンルの業界事情とご当地餃子の紹介)
- 種藤潤(シュウマイ潤)
- 日本シュウマイ協会代表(ご当地シュウマイの多様性と業界参加の呼びかけ)
- 山田まさる
- 一般社団法人未来の食卓 代表理事(主催者コメント)
エントリー方法・スケジュール・審査基準
「第2回 日本全国!ご当地冷凍食品大賞2025-2026」の募集期間は2025年9月11日から2025年11月30日です。結果発表・表彰式は2026年1月22日(木)に予定されており、受賞商品の発表は第60回スーパーマーケット・トレードショー2026(2026年2月18日~20日)で行われます。
エントリー手続きは公式サイトでの申し込みと書類審査を経て進められます。書類審査は無料で受付され、書類審査通過後にエントリー費として3万円(消費税別)が必要となり、指定の方法で商品を郵送いただきます。
応募条件と審査のポイント
- 応募の条件:一般消費者向けに既に販売されている商品が対象。業務用商品や試作品は対象外。
- 審査のポイント:
- ご当地食としての特徴(地域性、原材料の地場性等)
- 味・美味しさ、そのこだわり(調理法や味の独自性)
- 見た目やパッケージの良さ(デザインだけでなく容器の機能性も含む)
本アワードでは、審査基準を明確にし、地域性・味・商品設計の観点から総合的に評価を行います。エントリーを検討するメーカー向けの追加説明会は継続的に開催され、10月は2025年10月23日(木)16時開始の説明会が予定されています。参加申し込み等の詳細は公式サイトで案内されています。
協力体制・販売機会と期待される効果
主催は一般社団法人未来の食卓、後援は冷凍食品PR連盟、協力団体として松屋銀座「ギンザフローズングルメ」、楽天グループ株式会社、及び一般社団法人全国スーパーマーケット協会が名を連ねています。これにより受賞商品のPRや販売機会の創出が図られることになります。
第1回で好評を得た売場展開は第2回でも継続され、松屋銀座の「ギンザフローズングルメ」および楽天グループ株式会社と連携して、表彰商品を中心とした販売機会を設ける予定です。展示会での発表と合わせて、小売チャネルやECを通じた販路拡大につながることが見込まれます。
エントリー窓口と問い合わせ
エントリー、説明会参加申し込み、および問い合わせは公式サイトから行うことになっています。公式サイトのURLは下記の通りです。
要点まとめ(開催概要・スケジュール・参加条件)
以下の表は、本記事で示した「第2回 日本全国!ご当地冷凍食品大賞2025-2026」の主要事項を整理したものです。出展を検討するメーカーや関係者が確認しやすいように、日付・費用・審査条件等を一望できる形式にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 一般社団法人 未来の食卓(所在地:東京都港区、代表理事:山田まさる) |
| 後援・協力 | 冷凍食品PR連盟(後援)、松屋銀座「ギンザフローズングルメ」、楽天グループ株式会社、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(協力) |
| 募集期間 | 2025年9月11日~2025年11月30日 |
| 結果発表・表彰式 | 2026年1月22日(木) |
| 受賞商品の発表 | 第60回スーパーマーケット・トレードショー2026(2026年2月18日~20日/幕張メッセ) |
| エントリー手続き | 公式サイトから申し込み→書類審査(無料)→書類審査通過後にエントリー費3万円(消費税別)と商品を郵送 |
| 応募対象 | 一般消費者向けで既に販売されている加工冷凍食品(業務用商品・試作品は不可) |
| 審査ポイント | ご当地性/味・美味しさのこだわり/見た目・パッケージ(機能性含む) |
| 説明会(今後の予定) | 次回:2025年10月23日(木)16:00開始(メーカー向け説明会) |
| 公式サイト | https://gotouchireisyoku.com/ |
| プレスリリース公開日 | 2025年10月2日 14時00分 |
本記事では、開催趣旨、前回の実績、発起人や登壇者のコメント、スケジュール、エントリー方法、審査基準、協力体制までプレスリリースに記載された情報を網羅して整理しました。出展を検討するメーカーは公式サイトにて詳細をご確認のうえ、所定の手続きに従ってエントリーしてください。
参考リンク: