REJECTとWolves、第五人格で日中協業のMOU締結

日中をつなぐ『第五人格』の新たな協業——REJECTとWolves EsportsのMOU締結

株式会社REJECTは、2025年10月3日13時00分に、中国を拠点とするeスポーツクラブWolves Esports（以下「Wolves」）と覚書（MOU：Memorandum of Understanding）を締結したと発表しました。本覚書は、主に日中両地域における『Identity V（第五人格）』のeスポーツおよびゲーム領域での協業を視野に入れたものです。

本稿では、本覚書の内容と両クラブの役割・実績、今後の具体的な取り組みについて、プレスリリースに記載された情報を漏れなく整理して紹介します。発表日時や代表者名、両組織の沿革・実績、外部向けの連絡先や関連URLまで、原文にあるすべての情報を含めています。

MOUの目的と適用範囲

本覚書の中心は、主に『第五人格』分野における協業です。日中双方の強みを生かし、競技面の交流だけでなく、コンテンツ制作やイベント運営、スポンサー連携など、多面的な共同取り組みを検討することが明示されています。

具体的には、選手・スタッフの交流、共同イベントやショーマッチ、コンテンツの共同制作、パートナー連携などが挙げられており、順次検討・実施していく方針とされています。これらは双方の競技力向上とファン接点の拡大を目的としています。

• 対象タイトル：Identity V（第五人格）
• 主な協業項目：選手・スタッフ交流、共同イベント／ショーマッチ、コンテンツ共同制作、パートナー連携
• 地域範囲：主に日本・中国（両地域を中心に検討）

代表者のコメントが示す協業の意図と期待

プレスリリースでは、Wolves側とREJECT側双方の代表者コメントが掲載されています。双方ともに競技面での敬意と、リーグ間交流の深化を重視している点が共通しています。

代表者の発言からは、単なる業務提携を超えた“チャンピオン同士のコラボレーション”という位置づけや、プロモーションやグッズ、オンライン・オフラインイベントを通じた『第五人格』シーンの活性化を目指す意図が読み取れます。

Wolves Esports代表 藤菲菲（Claire Teng）コメント

藤菲菲氏（Fosun Sports Group VP・Wolves Esports CEO）は、REJECTがIJL夏季リーグ優勝とIVS優勝を果たしたことを祝福し、WolvesとREJECTの協力を“暗号の解読”という表現で評価しています。両チームの選手間に築かれた友情や敬意が、今回の協業の背景にあることを強調しています。

また、今後はプロモーションコンテンツの制作、オンライン・オフラインイベントの共催、グッズ分野での連携などを通じて、『第五人格』のeスポーツシーンに新たな刺激をもたらすことへの期待を表明しています。地域や言語の壁を越えた交流促進が狙いです。

REJECT代表 甲山翔也 コメント

甲山翔也氏（株式会社REJECT 代表取締役）は、中国の競技環境の成熟度とWolvesの高い実績を踏まえ、連携できることへの光栄さを述べています。競技面の強化だけでなく、コンテンツやイベントを通じて両地域のファン接点を拡張し、新たな体験価値を共同で創出する意欲を示しています。

甲山氏はさらに、このパートナーシップを通じて日本・中国のエコシステムに持続的な価値を還元することを目指すと明言しています。競技成果とビジネス両面を見据えた包括的な協業である点が指摘できます。

両クラブの実績と組織概要

プレスリリースには、Wolves EsportsとREJECTそれぞれの沿革・実績が詳細に記載されています。両者ともに『第五人格』で高い競技実績を持ち、今回のMOUはその競技力を土台にした協業であることが明確です。

以下に、プレスリリース記載の情報を整理して示します。大会名・優勝歴・組織の事業領域など、公式情報をもとに網羅しています。

Wolves Esportsについて

Wolves EsportsはFosun Sports Groupが展開するグローバルeスポーツブランドで、中国・英国・米国で活動し、中国国内では複数タイトルのトップチームを保有しています。『第五人格』においてはIVLの「王朝チーム」として知られています。

主な実績として、2021年にIVL夏季・秋季とCOA5で優勝しグランドスラムを達成、2023年IVL秋季優勝、そして2025年IVL夏季ではルーザーズから4連勝で逆転優勝を果たし、通算五冠を獲得しています。スローガンは「狼の名のもとに、栄光を誓う」です。

REJECT（eスポーツチーム）について

REJECTは2018年12月に設立された株式会社REJECTが運営するプロeスポーツチームです。世界的に人気のゲームタイトル部門を多数展開する日本有数のeスポーツチームであり、ESPORTS WORLD CUP FOUNDATION CLUB PARTNER PROGRAM 2025のパートナーチームにも選出されています。

競技実績としては累計賞金獲得額が国内1位を記録し、特にモバイルシューティングジャンルにおいては日本トップの実績を誇ります。IJL第五人格日本プロリーグには創設初期から参画し、『Call of the Abyss VII』ワールド決勝戦で世界2位を獲得。2025年夏シーズンの『Identity V Japan League 2025 Summer』で国内優勝、さらにNetEase公式招待世界大会『Identity V Stellaris Challenge Invitational 2025』でも連続優勝を果たしました。

実務面の取り組み、関連情報、採用・素材公開について

プレスリリースは、協業に伴う実務的な取り組みや、REJECTの事業領域、採用情報、画像素材の公開についても触れています。これらは協業を支える裏側の動きや、外部への発信・採用戦略に直結する情報です。

以下はプレスリリースに記載された具体的な項目です。採用や公式情報の窓口、関連URLもすべて明記されています。

実務的な運用と今後の検討項目

本覚書に基づき、両クラブは今後、選手・スタッフ交流、共同イベントやショーマッチ、コンテンツ共同制作、パートナー連携など、順次具体的な取り組みを検討・実施していくとしています。協業は段階的に展開される見込みです。

具体的な施策としては、プロモーションコンテンツ制作、オンライン・オフラインイベントの共催、共同グッズ制作、スポンサー連携の調整などが挙げられています。実施にあたっては両クラブの合意により内容とスケジュールを詰めていく方針です。

REJECTの事業領域・採用・素材提供

株式会社REJECTはミッションに「EMPOWER GAMING LIFE ゲーマーをもっと豊かに」を掲げ、プロeスポーツチーム運営に加えて、ゲーミングギアの開発・販売、ストリーマー・VTuberのマネジメント、コンテンツ・イベントプロデュース、スポンサープロモーション等、多角的な事業を展開しています。所在地は〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階です。

採用情報は積極的に強化中で、Wantedlyの採用ページが案内されています。また、プレスリリース内で使用されている画像ファイルのダウンロード提供があることも明記されています。

• 会社名：株式会社REJECT（リジェクト）
• 設立：2018年12月
• 代表者：代表取締役 甲山翔也
• 所在地：〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4-10 虎ノ門35森ビル 5階
• 採用ページ：https://www.wantedly.com/companies/company_2367751/projects
• 公式サイト（運営）：https://reject.co.jp/
• チーム公式：https://reject.jp/
• オンラインストア：https://brand.reject.jp/
• SNS：X https://x.com/RC_REJECT、Instagram https://www.instagram.com/rc_reject/、YouTube https://www.youtube.com/c/REJECTesports

要点の整理

ここまでに記載した情報を、プレスリリースに基づいて分かりやすく表形式で整理します。日付、当事者、目的、主要項目、代表者、所在地、関連URLなど、記事内で言及したすべての主要情報を網羅しています。

本記事は、株式会社REJECTが発表したプレスリリースの内容を、日付・代表者コメント・協業内容・両クラブの事業概要や実績、関連URLなど含めて整理したものです。発表の要点を漏れなくまとめることで、協業の意図と今後の検討項目を確認できる構成になっています。