12/26公開開始:NTLive新作4作の予告と劇場情報
ベストカレンダー編集部
2025年10月4日 11:42
NTLive新作4作公開
開催日:12月26日
劇場で甦るロイヤル・ナショナル・シアターの新作群
英国ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した舞台を映画館のスクリーンで上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)。舞台を忠実に再現するだけでなく、こだわりのカメラアングルで撮影し、観客がベストシートで観劇するような臨場感を提供することが特徴です。今回の発表は、カルチャヴィル合同会社によるプレスリリース(発表日 2025年10月4日 09時00分)に基づく情報です。
本稿では、2025-2026シーズンの新作4作品について、ティーザー予告と劇場用チラシの完成報告、各作品の公開スケジュール、上映劇場、各作品の概要とキャスト、さらに現時点での追加上映情報まで、プレスリリースに含まれる全ての情報を網羅的に伝えます。映像化にあたり注目の俳優たちや上演時間、作品ごとのスタッフ情報も具体的に記載します。
4作品の公開スケジュールと劇場情報
今回発表された2025-2026シーズンの新作4作品のうち、これまで公開日が未定だった『ハムレット』が2026年2月13日(金)に公開されることが決定しました。あわせて、4作品のティーザー予告と劇場用チラシも完成しています。
具体的な公開スケジュールは以下の通りです。公開開始日は日本での劇場公開初日を示します。
- 2025/12/26(金)〜 『インター・エイリア』
- 2026/1/23(金)〜 『ウォレン夫人の職業』
- 2026/2/13(金)〜 『ハムレット』
- 2026/3/20(金・祝)〜 『フィフス・ステップ』
初期の上映劇場は下記の通りで、追加上映劇場は随時公式HPで発表されます。
- 東京)TOHOシネマズ 日比谷
- 神奈川)TOHOシネマズ ららぽーと横浜
- 北海道)札幌シネマフロンティア
- 名古屋)ミッドランドスクエア シネマ
- 大阪)大阪ステーションシティシネマ
- 熊本)熊本ピカデリー
公式情報は日本公式HPで確認できます。URLは次の通りです。
日本公式HP: http://www.ntlive.jp
各作品の詳細とキャスト/スタッフ
以下に新作4作品それぞれの作・演出・上演時間・主要キャスト・ストーリー概要など、プレスリリースに記載された全情報をそのまま伝えます。各作品章では作品概要の説明に加え、関連する視聴素材(ティーザーやメッセージ動画等)や注目ポイントを整理します。
『インター・エイリア』
『インター・エイリア』は、世界的ヒットを記録した『プライマ・フェイシィ』の制作チームが手がける衝撃の新作舞台です。NTLive版は舞台作品を映画館で観ることの利点を生かした撮影で提供されます。
作はスージー・ミラー、演出はジャスティン・マーティン。上映時間は1時間52分(休憩なし)です。出演はロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』)、ジェイミー・グローヴァー(『ウォータールー・ロード』『ハリーポッターと呪いの子』)、ジャスパー・タルボット(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』)が名を連ねます。
- ストーリー
- 判事として活躍するジェシカは子供を支える母親でもある。ある日、仕事と母親としての立場の両方に重圧がかかる出来事が起こるが、果たして彼女は乗り越えられるのか。
関連情報として、NTLive『インター・エイリア』のティーザー予告とロザムンド・パイクのメッセージ動画が完成しています。詳細は作品ページで案内されます。
作品ページ: https://www.ntlive.jp/interalia
『ウォレン夫人の職業』
『ウォレン夫人の職業』はバーナード・ショーの作品をNTLive向けに上演する作品で、演出はドミニク・クック。上演時間はおよそ2時間(未確定)です。
出演にはイメルダ・スタウントン(『ヴェラ・ドレイク』『ダウントン・アビー』『ザ・クラウン』)、べシー・カーター(『ブリジャートン家』『ハワーズ・エンド』)、ケヴィン・ドイル(『ダウントン・アビー』)、ロバート・グレニスター(NTLive『かもめ』)が並びます。イメルダ・スタウントンは実の娘との初共演でNTLiveに帰還する点が注目されています。
- ストーリー
- 時代を先取りするような思考を持つ若き女性ヴィヴィ・ウォーレン。しかし彼女の母親は旧来の家父長制度の申し子で、その制度を利用して築いた財産には重大な代償があったという物語です。
『ハムレット』
これまで公開日が未定とされていたシェイクスピア作『ハムレット』のNTLive版が、2026年2月13日(金)公開に決定しました。演出はロバート・ヘイスティ、上映時間は約180分(未定)です。
タイトルロールのハムレットを演じるのは、NTLive『ライフ・オブ・パイ』で評価を受けオリヴィエ賞を受賞したヒラン・アベイセケラです。物語は義務と疑念の狭間で揺れる若き王子ハムレットが「生きるべきか、死ぬべきか」という究極の問いに直面する古典作品の核をなすものです。
『フィフス・ステップ』
『フィフス・ステップ』はデイヴィッド・アイルランド作、フィン・デン・ヘルトグ演出による作品で、上演時間は約90分(未定)です。主演にはエミー賞・BAFTA受賞俳優のマーティン・フリーマンが名を連ねます。
共演にジャック・ロウデン(『戦争と平和』『ダンケルク』)が参加。作品は長年アルコール依存症の12ステップ・プログラムに取り組んできたジェームズと、そのスポンサーを務める若きルカとの関係を軸に進みます。ルカが第5ステップ(すべての過ちを打ち明ける告白)に差し掛かることで、二人の信頼関係を揺るがす真実が明らかになります。
現在の公開ラインナップと公開スケジュールの詳細
新作以外にもNTLive作品は全国で順次公開中です。プレスリリースに記された今後の上映情報を、公開日・劇場名とともに正確に記載します。
以下はプレスリリースにある今後の上映予定一覧です。日程ごとに作品と上映館を整理しています。
- ★ 川崎市アートセンター
- 10/4(土)、10/7(火)、10/9(木) 『真面目が肝心』
- 10/5(日)、10/8(水)、10/10(金) 『博士の異常な愛情』
- ★ 吉祥寺オデヲン
- 10/31(金)〜11/6(木) 『欲望という名の電車』 1週間限定公開
- ★ 札幌シネマフロンティア&ミッドランドスクエア シネマ
- 11/28(金)~12/4(木) 『博士の異常な愛情』
特に吉祥寺オデヲンではジリアン・アンダーソン主演の『欲望という名の電車』が10/31(金)から1週間限定で公開される旨が発表されています。併せて、NTLiveの各作品は各地で順次公開されるため、上映スケジュールは逐次公式HPで確認が必要です。
ティーザー予告・劇場チラシの完成
プレスリリースでは、2025-2026新作4作品の〈ティーザー予告〉と〈劇場用チラシ(裏面含む)〉が完成したことも告知されています。劇場でのプロモーション素材が整い、公開に向けた準備が進んでいることを示します。
これらの素材は各上映館や公式サイトでの展開が予定されており、作品に関する初期のビジュアルや俳優のメッセージなどが含まれているとされています。詳しい素材の視聴・入手方法は日本公式HPで案内される予定です。
まとめ表と締めくくり
以下の表は本稿で取り上げた全情報を簡潔に整理したものです。公開日、主要キャスト、上演時間、初期上映劇場、作品ページや日本公式HPを含め、プレスリリースに記載された情報を網羅的にまとめました。
| 作品名 | 公開開始日(日本) | 作/演出 | 上演時間 | 主要キャスト |
|---|---|---|---|---|
| インター・エイリア | 2025/12/26(金)〜 | 作:スージー・ミラー/演出:ジャスティン・マーティン | 1時間52分(休憩なし) | ロザムンド・パイク、ジェイミー・グローヴァー、ジャスパー・タルボット |
| ウォレン夫人の職業 | 2026/1/23(金)〜 | 作:バーナード・ショー/演出:ドミニク・クック | 約2時間(未定) | イメルダ・スタウントン、べシー・カーター、ケヴィン・ドイル、ロバート・グレニスター |
| ハムレット | 2026/2/13(金)〜 | 作:ウィリアム・シェイクスピア/演出:ロバート・ヘイスティ | 約180分(未定) | ヒラン・アベイセケラ |
| フィフス・ステップ | 2026/3/20(金・祝)〜 | 作:デイヴィッド・アイルランド/演出:フィン・デン・ヘルトグ | 約90分(未定) | ジャック・ロウデン、マーティン・フリーマン |
初期上映劇場は、東京のTOHOシネマズ 日比谷、神奈川のTOHOシネマズ ららぽーと横浜、北海道の札幌シネマフロンティア、名古屋のミッドランドスクエア シネマ、大阪の大阪ステーションシティシネマ、熊本の熊本ピカデリーが挙げられます。追加上映劇場は公式HPで随時発表されます。
配給はカルチャヴィル合同会社。NTLiveの日本での情報や各作品の詳細、最新の上映スケジュールは日本公式HP(http://www.ntlive.jp)で確認してください。本稿は2025年10月4日付のプレスリリースに基づき、該当情報を漏れなく整理して伝えました。
参考リンク: