10月28日開催｜ifLinkEXPO 2025が示す共創の力

共創で描く一日──ifLinkEXPO 2025が示す“つながる力”

一般社団法人ifLinkオープンコミュニティは、2025年10月28日（火）に東京・品川のイノベーションセンター netone valleyで「ifLinkEXPO 2025」を開催します。開場は12:00、第一部（共創ステージ・共創マルシェ）は13:00〜17:00、第二部（交流パーティ）は17:00〜19:00の一日イベントです。主催者は代表理事の岡田 俊輔氏（ifLinkオープンコミュニティ代表理事 / 東芝 上席常務執行役員 CDO）であり、イベントは共創による新規事業創出、DX・IoT活用、デジタル人材育成などをテーマに据えています。

開催の目的は、創り手と使い手が接続する場を作り、1社だけでは実現しにくい新たなビジネスの芽を育て、次につながる実践的な機会を提供することです。国内外の先駆者たちによる豪華セッション、50を超える展示、約500名の来場を見込み、製造業から小学生までが登壇する多様なプログラムが組まれています。交流パーティは200名超が参加予定で、セッション以外のネットワーキング機会も充実しています。

主催

一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ（代表理事：岡田 俊輔）

日時

2025年10月28日（火） 開場 12:00／第一部 13:00～17:00／第二部 17:00～19:00

会場

イノベーションセンター netone valley（〒140-8621 東京都品川区勝島1-5-13 グランロジテラス品川）

参加費

無料（先着500名／事前申込制）

申込締切

2025年10月14日（火）

登壇とセッション構成──社会インフラとしてのオープンイノベーションを語る

本イベントの中心となるのは「共創ステージ（13:00-17:00）」における複数のセッションです。各セッションは、社会インフラとしての共創コミュニティの在り方、地域エコシステムとの連携、教育現場での共創、人材育成や事業化の実践など多面的なテーマを扱います。スピーカーには企業・自治体・コミュニティの代表など実践者が名を連ねます。

以下に各主要セッションの詳細を記載します。スピーカーやモデレーターの所属や役職も含め、登壇構成の全容を確実に伝えます。

Keynote Session 1（13:05-13:45）

テーマは「サステナブルなオープンイノベーションコミュニティとは？ ～誰もが主役になれる、これからの社会インフラ～」です。コミュニティ運営と企業内コミュニティの代表が垣根を越えて対談し、共創コミュニティが社会インフラとして果たす役割や今後の方向性を議論します。

登壇者は以下のとおりです。モデレーターも含め、登壇者の肩書きまで明記しています。

• 佐藤 雅彦 氏：日立製作所 研究開発グループ 技戦略室戦略統括センタ オープンイノベーション推進室 チーフストラテジスト / Team Sunrise代表
• 岡田 俊輔 氏：ifLinkオープンコミュニティ 代表理事 / 東芝 上席常務執行役員 CDO
• モデレーター：伊藤 竜一 氏：ユーザベース 執行役員 スピーダ事業 ソリューション責任者 兼 知財・研究開発領域アカウント統括

このセッションでは、コミュニティ設計、持続可能性、参加者が主役になる仕組みづくりなどが議題になります。詳細は案内PDFを参照する旨の案内も行われます。

Keynote Session 2（14:45-15:25）

テーマは「事業成果を共創するオープンイノベーション実践 ～地域エコシステム×ifLinkの可能性～」です。地域のエコシステム構築とifLinkの関わりを事例ベースで検証し、地域発の事業化や協働のアプローチを示します。

登壇者は以下のとおりです。

• 所 貴之 氏：株式会社Relic グローカルイノベーション事業部 ヴァイスプレジデント 兼 愛媛支社長、愛媛県デジタルコーディネーター
• 岩田 祐一郎 氏：福岡銀行 GROWTH1 施設長
• 松尾 雄介 氏：Venture Café Fukuoka ディレクター
• モデレーター：千葉 恭平 氏：ifLinkオープンコミュニティ 理事 事務局長

このセッションでは地域ごとの実践とその成果、地域と企業・コミュニティの接続方法、ifLinkを用いた事業化プロセスを具体的に示す構成です。詳細は案内PDFを併せて確認できます。

人財セッション（13:50-14:40）

「共創授業ライブ公開」として、複数の学校の生徒がワークショップツール「ifLinkオオギリ」を用いてアイデアを共創する様子を公開します。聴講者はリアルタイム投票やコメントで参加でき、教育現場における共創の可能性を体験するプログラムです。

このセッションは教育と共創の接点に焦点を当て、若年層が共創プロセスに参加する実例を示すことを目的としています。従来の授業形式とは異なる学びの場の可能性が提示されます。

ビジネスセッション（15:25-16:10）

「ifLinkオープンコミュニティでの事業づくりを体感！ ～300人参加型のビジネス壁打ち！～」として、コミュニティ内で行われる事業立ち上げノウハウを共有します。イベント参加者がリアルタイムでアイデアを出し合い、事業創出のプロセスを共に体感することが狙いです。

このプログラムは、収益化を目的とするワーキング“ビジネス共創タスクフォース”の日常的な実践を広い参加者規模で再現し、共創による事業化の方法論を可視化します。

テクノロジーセッション（16:30-16:55）

「組み合わせでつくる新事業 ～ifLinkビジネス共創物語～」では、ifLinkの特長である“組み合わせ”を軸にして、会員の技術やアイデアを掛け合わせて生まれたビジネス事例を紹介します。技術とアイデアの融合が生む新たな価値創造に着目した構成です。

ここでは具体的な共創事例を通じて、技術融合がどのように市場価値を生むかが示されます。ifLinkのプラットフォーム的な役割も解説されます。

展示と交流の場──共創マルシェと交流パーティの役割

「共創マルシェ」は13:00-17:00に同時開催され、ifLinkオープンコミュニティの5年間の活動成果を展示する場です。製品やサービス、活動の実物に触れ、企画・開発メンバーと対話することで開発秘話や共創のヒントを得られる設計になっています。

展示は50件を超える規模で準備されており、会員企業・団体（200超）や国内外8つのアライアンスパートナーを含む多様な出展が予定されています。展示からは技術・ビジネス・人財の各領域で実際に成果を生み出しているプロジェクトの実例が得られます。

交流パーティ（17:00-19:00）

交流パーティはリラックスした空間で行われ、約200名を超える参加が見込まれています。カフェスペースでは飲食を伴いながらの自由な交流が可能で、ステージ上では登壇コンテンツや特別企画も実施されます。

ここでは企業や団体の垣根を越えた対話が促進され、セッションとは異なる視点や気づきを得る場となることが意図されています。イベントの全体的な狙いである「次に繋がる機会」を補完する役割を担います。

参加方法・会場案内・注意事項──実務的な情報を整理

参加は事前申込制、無料で先着500名が対象です。申込みは以下のURLから行い、申込締切は2025年10月14日（火）です。定員に達し次第受付を終了しますので、参加希望者は期限以前に手続きを行う必要があります。

申込みURL: https://tayori.com/f/iflink-expo2025

ifLinkとifLinkオープンコミュニティの定義

ifLinkはIoT機器やWebサービスを「IF-THEN型ルール」で簡単に組み合わせられる共創型IoTプラットフォームです。複数のサービスや機器をルールで連動させることで、新たな価値やサービスを創出します。

ifLinkオープンコミュニティは、企業・団体の垣根を越えて「誰もがカンタンにIoTを使える世界」を目指す会員制コミュニティで、会員企業・団体は200を超えます。認定制度やDX人材育成といった取り組みも行われています。

注意事項

イベント参加にあたっての注意事項は以下のとおりです。メディア掲載や運営上のルールに関わる重要情報を含みます。

• 撮影・録音・録画は禁止（主催者の許可がある場合を除く）。
• イベントの様子は、公式サイトやSNSに掲載される場合があります。
• 個人情報は主催者のプライバシーポリシーに基づき適切に管理されます。

関連情報や公式の案内PDF、ifLinkオープンコミュニティの公式サイトも参照可能です。公式サイト: https://iflink.jp/

上記の表は本イベントの記事内で触れた主要情報を一覧化したものです。開催日時や申込み期限、会場・交通情報や登壇者といった参加判断に必要な事実を整理しています。詳細や最新の情報は公式サイトや案内PDFで確認してください。