10月8日開始|JPYCが幕張で導入事例とデモ披露

JPYC、ブロックチェーンEXPO出展

開催期間:10月8日〜10月10日

JPYC、ブロックチェーンEXPO出展
JPYCって何?
JPYCは日本円に連動するステーブルコインを手掛ける名称/企業で、2021年から前払式トークンを発行。資金移動業者登録を経て決済・送金向けの日本円建ステーブルコインの実用化を進めています。
幕張の展示会で何が見られるの?
ブースでは漫画チラシや規制×UXの実務ガイド、デモを配布・実演。10月8日13:40〜14:20には導入事例を語る40分のパネルもあり、店舗決済やノーコード連携の実務的な話が聞けます。

JPYCがブロックチェーンEXPOに出展――日本円ステーブルコインの現場を提示する3日間

JPYC株式会社は、2025年10月8日から10日まで幕張メッセで開催される「Nextech Week 2025 ~ 第6回 ブロックチェーン EXPO [秋] ~」に出展します。日本円建ステーブルコイン「JPYC」を取り扱う同社が、大型トレードショーに出展する意義とその具体的な取り組みを、展示会の枠組みとあわせて伝えます。

本展示会は、トレーサビリティやスマートコントラクト、Web3プロダクト、NFT関連サービスなどを集めた日本最大級のブロックチェーン特化型イベントです。NexTech Week内の併設イベントとしてAIや量子コンピュータの展示もあるため、来場者は一度の登録で複数の最先端技術を比較・検討できます。JPYCはこの場でステーブルコインの実用例や導入ノウハウを示すことで、金融・決済の現場における具体的な活用の第一歩を提示します。

ブロックチェーンEXPOに出展&事業者によるJPYC導入事例の特別セッションも実施! 画像 2

出展の背景とJPYCの立ち位置

JPYCは2021年からステーブルコイン関連事業を展開し、これまで前払式支払手段として日本円建トークン「JPYC Prepaid」を発行してきました。資金移動業者としての登録を経て、国内資金移動業者としては初めてとなる日本円建ステーブルコイン「JPYC」の発行をめざす取り組みを進めています。

今回の出展は、単なる製品紹介に留まらず、決済インフラとしての社会実装に向けた課題と解決策を来場者に届けることを目的としています。低コスト送金、透明性、既存決済との違いと連携方法など、導入検討に必要な情報を実務的に示す場となります。

  • 出展期間:2025年10月8日(水)〜10日(金)
  • 会場:幕張メッセ(最寄駅:海浜幕張)
  • 小間番号:4ホール 32-37
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特別セッション:JPYC導入事例をめぐる40分の議論

出展期間中の2025年10月8日(水)13:40〜14:20に、JPYC導入事例を中心にした特別セッションが開催されます。タイトルは「JPYC社会実装の第一歩:リアル店舗決済とノーコード連携が繋ぐ新しい金融インフラ」です。国内の決済事業者、ノーコード連携を手掛ける企業、そしてステーブルコイン発行体の三者が一堂に会し、実務に根差した議論を行います。

モデレーターを務めるのは、金融とテクノロジーの橋渡しに関わる三根公博氏(株式会社finoject 代表取締役)。40分間のディスカッションでは、店舗決済での導入事例や企業の基幹システムとステーブルコインをノーコードで連携する際の設計・運用上の留意点が取り上げられます。

パネルディスカッション詳細
テーマ:JPYC社会実装の第一歩:リアル店舗決済とノーコード連携が繋ぐ新しい金融インフラ
日時:2025年10月8日(水)13:40〜14:20(40分)
会場:幕張メッセ BC-3 Blockchain Case Studies 3
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登壇者と役割

登壇者は以下の通りで、それぞれ事業領域の実務経験に基づいた観点から議論が展開されます。個別の役職や所属は当日の発言内容と関連が深く、具体的な導入ノウハウの提示が期待されます。

  • 鎌田 啓之氏(株式会社電算システム ビジネスデザイン企画推進本部 上席執行役員)
  • 平野 洋一郎氏(アステリア株式会社 代表取締役社長)
  • 岡部 典孝(JPYC株式会社 代表取締役)
  • モデレーター:三根 公博氏(株式会社finoject 代表取締役)

パネルでは、リアル店舗における決済フローや、企業基幹システムとブロックチェーンの連携をノーコードで実現する際の課題、UX(利用者体験)を損なわない規制対応の実務などが取り上げられる予定です。国内外で注目を集める3社のリーダーによる議論は、来場者にとって導入検討に直結する示唆を与える構成となります。

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JPYCブースの展示内容と配布資料の詳細

JPYCブースでは、初めてステーブルコインに触れる来場者から、導入を検討する企業の担当者まで幅広い層を想定した展示と資料配布が行われます。配布物やデジタルガイドはすぐに現場で使える実務的な内容です。

ブースの主なコンテンツは次の3点に整理されています。各コンテンツは現場担当者が短時間で理解できる工夫が施されており、導入前の検討段階にある企業にとって有益な情報を提供します。

  1. 数分でわかる漫画チラシ(イラスト:とら子)

    ステーブルコインの基本概念や日常生活での使い方、クレジットカードや預貯金との違いを図解・漫画で解説します。漫画は初心者向けに設計され、実際の事例を交えてステーブルコインの使い道を示します。イラストレーターはとら子(X ID:@looseVLA)が担当しています。

    漫画チラシは紙の配布物として来場者に提供され、短時間で理解を深められるコンテンツです。

  2. JPYCを使ったサービスの考え方をまとめた無料デジタル配布(規制×UXの実装ガイド)

    発行・移転・償還の基本スキームを登場人物と矢印で直感的に整理した図解ガイドを無料で配布します。国内決済や海外事業者ケース、預り回避や円交換時の留意点、ガス負担設計、permit/tWAによるガスレス実装まで、実務上必要なポイントを網羅しています。

    導入前の必読ガイドとして現場で即活用できる構成になっており、規制面とUXの両立に焦点を当てた内容です。

  3. ステーブルコインの魅力を体感する場の提供

    ブースでは気軽に質問やデモを受けられるように準備しています。初心者から導入検討者まで対象を広く想定し、2025年秋発行予定のJPYCに関する最新情報も案内します。

    来場者は展示資料や担当者の説明を通じて、ステーブルコインの実務的な利点と注意点を把握できます。

来場と参加登録に関する情報

本展示会はNexTech Weekの一部として開催され、来場登録をすれば併設される複数の展示会に入場可能です。JPYCのパネルディスカッションやブース訪問のための個別URLはプレスリリースに明記されていませんが、公式サイトやイベントの来場登録ページで詳細を確認することが案内されています。

JPYCに関する公式情報は、コーポレートサイト(https://corporate.jpyc.co.jp/)およびX(Twitter)公式アカウント(https://x.com/jpyc_official)で発信されています。漫画イラストレーターのXアカウントは https://x.com/looseVLA です。

会社概要と参加団体、イベントの位置づけ

最後にJPYC株式会社の基本情報と、本イベントが示す業界的な意義を整理します。JPYCはステーブルコイン事業を通じて、国内外の決済・送金を支えるインフラ的な役割を担うことを目指しています。

同社は2019年11月に設立され、東京・大手町に拠点を置いて事業を展開しています。電子決済手段の発行・償還や、ステーブルコイン関連のコンサルティングを提供し、複数の業界団体に加盟しています。

JPYC株式会社 基本情報(プレスリリース記載)
会社名:JPYC株式会社
代表者:代表取締役 岡部 典孝
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4階 FINOLAB内
設立:2019年11月
事業内容:電子決済手段の発行および償還、ステーブルコイン等ブロックチェーンに関するコンサルティング等
ホームページ:https://corporate.jpyc.co.jp/
X(Twitter):https://x.com/jpyc_official

また、JPYCは以下の団体に加入しており、業界の規範や情報共有のネットワークにも参加しています。これらの加入は、実務対応や規制順守の観点での信頼性に関わる要素となります。

  • 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会(BCCC) 会員
  • 一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会(JCBA) 会員
  • 一般社団法人 日本資金決済業協会 第一種会員
  • 一般社団法人 Fintech協会 ベンチャー会員
  • デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)
  • 一般社団法人 JPCrypto-ISAC 賛助会員
  • 一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA) 第一種会員

イベントとしての「ブロックチェーンEXPO【秋】」は、業界の最新動向や導入事例を短時間で比較・検討できる場です。JPYCはこの場で、ステーブルコインの実務的導入に関する具体的な情報を提供し、決済インフラとしての位置づけを示します。

本記事の要点(整理表)

以下に、本プレスリリースで示された主要情報を表形式で整理します。展示会の開催情報、パネルの詳細、ブースコンテンツ、会社情報・加入団体など、重要な項目を一目で確認できる構成としています。

項目 内容
プレスリリース発表者 JPYC株式会社(2025年10月6日 14:40発表)
出展イベント Nextech Week 2025 ~ 第6回 ブロックチェーン EXPO [秋] ~
会期 2025年10月8日(水)〜10日(金)
会場 幕張メッセ(最寄駅:海浜幕張)
小間番号 4ホール 32-37
パネルディスカッション テーマ:JPYC社会実装の第一歩:リアル店舗決済とノーコード連携が繋ぐ新しい金融インフラ
日時:2025年10月8日(水)13:40〜14:20(40分)
会場:幕張メッセ BC-3 Blockchain Case Studies 3
登壇者 鎌田 啓之(株式会社電算システム 上席執行役員)
平野 洋一郎(アステリア株式会社 代表取締役社長)
岡部 典孝(JPYC株式会社 代表取締役)
モデレーター 三根 公博(株式会社finoject 代表取締役)
ブース主なコンテンツ ① 漫画チラシ(イラスト:とら子、X ID:@looseVLA
② 無料デジタル配布(規制×UXの実装ガイド、発行/移転/償還の図解等)
③ ステーブルコインに関する説明およびデモ
公式情報 コーポレートサイト:https://corporate.jpyc.co.jp/
X(公式):https://x.com/jpyc_official
会社概要(要旨) 会社名:JPYC株式会社
代表者:岡部 典孝
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル4階 FINOLAB内
設立:2019年11月
事業内容:電子決済手段の発行・償還、ステーブルコイン関連コンサルティング等
加入団体 BCCC、JCBA、日本資金決済業協会(第一種会員)、Fintech協会(ベンチャー会員)、DCC、JPCrypto-ISAC(賛助会員)、JVCEA(第一種会員)

以上が本プレスリリースで提示された情報の整理です。展示会出展、パネルディスカッション、配布資料の内容、及びJPYCの事業背景と参加団体に関する情報を網羅的にまとめました。展示会やパネルの詳細は公式サイトでの確認が推奨されます。

参考リンク: