11/11全国発売！パチパチパニックが新味＆新装で再始動

パチパチパニックが描く新しいステージ：リニューアルの全体像と発売日程

ヨーグレットやハイレモンで知られるアトリオン製菓株式会社（本社：長野県須坂市、代表取締役：山下奉丈）は、看板商品の一つである「パチパチパニック」を大規模にリニューアルすると発表しました。今回の改訂は、2006年の発売から間もなく迎えるブランド誕生20周年に向けて、より多くの消費者に「ドキドキ」や「ワクワク」を届けることを目的とした取り組みです。プレスリリースは2025年10月7日11時00分に行われています。

リニューアルの中心はパッケージデザインの一新とフレーバーラインナップの拡充です。既存の〈グレープ〉〈コーラ〉〈ソーダ〉に加え、これまで販路限定で好評を得ていた〈メロンソーダ〉を全国発売に切り替え、さらに新味として〈レモンスカッシュ〉を経路限定で11月11日より販売開始します。具体的な販売経路として、メロンソーダは全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、100円均一ショップなどで取り扱われます。レモンスカッシュは経路限定での発売となります。

“パチパチ星人”が登場：パッケージ刷新の意図とデザインの詳細

リニューアルの目玉の一つは、ブランドキャラクターを全面に押し出した新パッケージです。新たに採用された“パチパチ星人”は、はじけるキャンディを食べると頭や口がパチパチする宇宙人という設定で、驚いたりジャンプしたり仲間と盛り上がる様子を描いたキャラクターです。

フレーバーごとに6種ずつ、計6ポーズ・6表情の描き下ろしイラストを採用し、店頭での視認性を高めるとともに、コレクション性を持たせています。パッケージは存在感を重視したデザインで、従来の駄菓子市場における訴求力を強化する狙いがあります。

キャラクターとデザインのポイント

キャラクター展開は商品体験を拡張する役割を持ち、消費者が選ぶ楽しさや集める喜びを感じられるよう設計されています。店頭で「今日はどの星人かな？」と選ぶ楽しさを想起させることが狙いです。

また、パッケージにはフレーバー表記や味の特徴がわかりやすく配置され、子どもだけでなく幅広い年代が手に取りやすい仕様となっています。

• 各フレーバーにつき6種の描き下ろしイラスト採用
• 存在感のあるキャラクター中心のパッケージで陳列時に目立つ設計
• フレーバーごとの視認性強化（色彩とアイコンで判別しやすく）

新フレーバーと商品ラインナップ、グローバル展開に向けた仕様変更

今回のリニューアルではフレーバーの充実と販路戦略の明確化が図られています。既存の〈グレープ〉〈コーラ〉〈ソーダ〉に加えて、〈メロンソーダ〉を全国展開に移行し、〈レモンスカッシュ〉を経路限定で新発売します。両新フレーバーは、レトロブームや夏フェス、お祭りの思い出を呼び起こす爽快感を意識した味わいです。

さらに、世界展開を見据えた仕様変更として、着色料や香料の一部を各国で共通に展開できるものへと見直しました。商品そのものの楽しさや味わいは維持しつつ、各国の規制や嗜好に対応するための「グローバルスペック」化が進められています。

商品ラインナップの詳細

リニューアル後の主なラインナップは以下の通りです。販売形態（全国発売／経路限定）もあわせて記載します。

1. パチパチパニック グレープ（リニューアル品）
2. パチパチパニック コーラ（リニューアル品）
3. パチパチパニック ソーダ（リニューアル品）
4. パチパチパニック メロンソーダ（全国発売、11月11日開始。コンビニ、スーパー、100円均一等で販売）
5. パチパチパニック レモンスカッシュ（経路限定発売、11月11日開始）

今後も期間や販売経路を限定した商品を随時発売する計画である旨もリリースに明記されています。グローバル展開のための調整は、着色料・香料の一部変更により進められており、海外市場での販売に向けた準備が整いつつあることが示されています。

MONGOL800主催フェスとのコラボと配布企画、アトリオン製菓の企業概要

リニューアル発表に合わせて、人気バンド MONGOL800（モンゴル800）主催の音楽フェス「MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!! 25」（通称：モンパチフェス）との協賛が決定しました。このフェスは沖縄で開催され、開催日は11月8日と11月9日です。

フェス当日は会場内で、完全限定パッケージの“モン”パチパニック（ソーダ味）を配布する予定です。リリースでは、パチパチパニックの“はじける音”とフェス会場の高揚感の相性に触れ、モンパチフェスの「音楽をみんなで分かち合う」スピリットと、アトリオン製菓の「ワクワクをシェアする」という想いの重なりが協賛の背景にあると説明しています。

開発担当者のコメント

開発担当者は、商品の象徴である「パチパチッ！」という音と、店頭で手に取る瞬間のワクワク感を重視して今回の改訂に着手したと述べています。新キャラクター“パチパチ星人”については、1枚1枚表情やポーズの違う6種類のイラストを展開し、コレクションやシェアの楽しさを訴求する意図が説明されています。

また、定番3フレーバーに加えメロンソーダとレモンスカッシュを投入することで駄菓子市場の活性化を目指すこと、そして日本製の“パチパチ”を世界へ届けるために開発チーム一丸で準備を進めていることも明らかにされています。

アトリオン製菓に関する基本情報

社名

アトリオン製菓株式会社

本社所在地

長野県須坂市高梨288

代表

代表取締役　山下 奉丈

事業内容

菓子の製造・販売

設立

1945年9月1日

公式ホームページ

https://www.atrion-s.com/

公式X（旧Twitter）

https://x.com/atrion_seika

アトリオン製菓は「私たちだから作れるこの一粒を、信州須坂から世界へ」をスローガンに、独自性の高いタブレット・キャンディ・グミ等を展開しています。主力商品のヨーグレットやハイレモンは発売から40年以上にわたり支持を受けており、昨今は丸紅グループへの加盟（2023年）を経て、国内外の流通拡大を進めています。

この記事の要点まとめ

以下の表は、この記事で紹介したパチパチパニックのリニューアル内容や発売日、コラボ情報、企業情報を整理したものです。製品ラインナップ・販売開始日・販売経路・コラボ情報・リリース日など、主要情報を一覧で確認できます。

今回のリニューアルは、パッケージデザインとフレーバー構成の見直しを通じて、国内の既存顧客への訴求力を高めると同時に、グローバル市場へ向けた布石を打つものです。11月11日の新フレーバー発売と11月8日・9日のモンパチフェスでの限定配布は、短期的な注目を集める施策として設計されています。今後は期間限定や販売経路限定の商品展開を織り交ぜながら、ブランドの幅を広げていく意向が示されています。