10月11日発売 アルブラン新ベーシックで潤白美肌へ
ベストカレンダー編集部
2025年10月7日 12:35
アルブラン新ベーシック発売
開催日:10月11日
「大人の透け感を操る」──アルブランが目指す新しい潤白美肌の設計
花王株式会社(Kao Beauty Brands)は、カウンセリングブランドALBLANC(アルブラン)より、ベーシックケアシリーズを4年ぶりに刷新し、2025年10月11日(土)より新発売することを発表しました。プレスリリースは2025年10月7日11時00分に公開されています。
今回の刷新は、30代以降の女性から寄せられた「メイクの色がしっくりこない」「肌の印象が暗く感じる」といった声を受け、乾燥による肌の黄み化(プレス資料では「黄見ぐすみ印象™」)と光の散乱性に着目した研究成果を製品化したものです。花王は潤いと光の拡散により透明感を演出することを狙い、独自の「潤いエフェクト処方」と厳選された植物エキスを配合したスキンケアを提案します。
注記:本稿中の「にごり」「くすみ」はプレスリリース表記に従い、*1は「肌が乾燥することによるくすみ」を意味します。
処方と技術の核:潤いエフェクト処方と保湿成分の組み合わせ
アルブランの新ベーシックケアは、化粧水で角層細胞の内部まで潤いを届け、乳液で角層細胞間を満たすことを狙った2ステップのアプローチを基本としています。潤いで満たされた角層は光の散乱性を高め、ベースメイクで表現する「潤白美肌」イメージに近づけると説明されています。
その中核となるのが独自の「潤いエフェクト処方」と、長年の肌印象研究から選ばれた複数の植物エキスを含む保湿成分群です。これらは角層の隅々まで潤いを行き渡らせ、肌のキメを整えることを目指しています。
潤いエフェクト処方の構成要素
化粧水と乳液それぞれに配合された「潤いエフェクト処方」は、異なる保湿メカニズムで角層を満たします。化粧水は角層細胞まで、乳液は細胞間までをターゲットにすることで二段階の潤い補給を実現します。
具体的な処方例として、化粧水には2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液やグリセリン等の美容液成分aが、乳液にはマカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル等の美容液成分bが配合されています。
厳選された植物エキスと働き
保湿・透明感づくりに貢献する植物由来成分として、ゲンノショウコエキス、チョウジエキス、ジオウエキス、ビルベリーエキス、オランダカラシエキスなどが採用されています。これらは製品ごとに構成が最適化されています。
製品群には「センレンシエキス」「ブランケア成分Ⅱ(ユーカリエキス、アルテアエキス、ニンジンエキス)」や、保湿をサポートするケラトNMFⅡa、持続型のセラミドケア成分なども組み合わされ、潤いの保持と角層の機能サポートを目指しています。
製品ラインナップと成分・仕様の詳細
新発売される製品は以下の3製品で、いずれも医薬部外品(有効成分配合)です。製品ごとに複数の肌タイプに合わせた4タイプ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)を展開します。
各製品の概要、容量、価格、主要有効成分・保湿成分、特徴を漏れなく記載します。
アルブラン ザ ローション(化粧水)
【医薬部外品】 化粧水。販売名:アルブラン ローションⅠg / ローションⅡg / ローションⅢg / ローションⅣg。発売日:2025年10月11日(土)。
本品は4タイプ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)で、容量は140mL、希望小売価格は5,500円(税込)。レフィル(つめかえ用)は130mLで希望小売価格5,060円(税込)です。表示価格は希望小売価格として示されています。
- 主な特長:潤いで肌のにごり(*1)にアプローチ、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ有効成分配合、微香性・無着色
- 有効成分:L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- 主な保湿・配合成分:センレンシエキス、ブランケア成分Ⅱ(ユーカリエキス、アルテアエキス、ニンジンエキス)、ケラトNMFⅡa、クリアフィルター成分(ゲンノショウコエキス、チョウジエキス、ジオウエキス、BG)、潤いエフェクト処方(美容液成分a)
- 感触:とろみのあるやさしい心地で、すばやく肌と一体化する
アルブラン ザ エマルジョン(夜用乳液)
【医薬部外品】 乳液。販売名:アルブラン エマルジョンⅠg / エマルジョンⅡg / エマルジョンⅢg / エマルジョンⅣg。発売日:2025年10月11日(土)。
本品の容量・価格はタイプによって異なり、Ⅰ・Ⅱは80mL、Ⅲは80g、Ⅳは55gで希望小売価格6,050円(税込)。レフィル(つめかえ用)は3タイプ(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)で、Ⅰ・Ⅱ:80mL、Ⅲ:80g、希望小売価格5,720円(税込)です。表示価格は希望小売価格です。
- 主な特長:夜用乳液として潤いで肌のにごり(*1)にアプローチ、メラニンの生成を抑えシミ・ソバカスを防ぐ有効成分配合、微香性・無着色
- 有効成分:カモミラET
- 主な保湿・配合成分:センレンシエキス、ブランケア成分Ⅱ(ユーカリエキス、アルテアエキス、ニンジンエキス)、持続型セラミドケア処方(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)、クリアサーキュレーション成分(ビルベリーエキス、オランダカラシエキス、BG)、潤いエフェクト処方(美容液成分b)
- 感触:とろけるようなつけ心地でもっちりとした感触
アルブラン ザ UVエマルジョン(朝用乳液・SPF50+・PA++++)
[医薬部外品] 朝用乳液。販売名:アルブラン UVエマルジョンⅠg / UVエマルジョンⅡg / UVエマルジョンⅢg / UVエマルジョンⅣg。発売日:2025年10月11日(土)。
本品の容量はⅠ・Ⅱ・Ⅲが30mL、Ⅳが40gで、希望小売価格は6,050円(税込)。表示価格は希望小売価格です。本製品は紫外線防御(SPF50+・PA++++)機能を持つ朝用乳液で、潤いで肌のにごり(*1)にアプローチします。
- 主な特長:紫外線から肌を守りつつ潤いを与え、メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐ、微香性・無着色
- 有効成分:カモミラET
- 主な保湿・配合成分:センレンシエキス、ブランケア成分Ⅱ、クリアサーキュレーション成分(ビルベリーエキス、オランダカラシエキス、BG)
- 感触:朝から夕方まで潤いを保ち、キメを整えてなめらかな肌へ導く
使用法・肌タイプの選び方、販売チャネルと関連情報
基本的な使用ステップは明快です。朝は化粧水「アルブラン ザ ローション」の後に朝用乳液「アルブラン ザ UVエマルジョン」を使用し、夜は同じく化粧水の後に夜用乳液「アルブラン ザ エマルジョン」を使用します。2ステップで角層を満たす設計になっています。
肌状態や季節に合わせて、4タイプ(Ⅰ~Ⅳ)から選ぶことが推奨されています。各タイプの特徴は以下の通りです。
- Ⅰ
- 全体的に脂っぽく、部分的にカサつきが気になる肌。
- Ⅱ
- ひたい・鼻は脂っぽく、部分的にカサつきが気になる肌。
- Ⅲ
- 皮脂が少なめで、部分的にカサつきが気になる肌。
- Ⅳ
- 全体的にカサつきが気になる肌。
販売情報・関連リンクは以下の通りです。商品詳細ページやブランド公式のSNSでさらに製品情報や使用例を確認できます。
- ALBLANC 商品詳細ページ: https://www.sofina.co.jp/alblanc/special/2025basiccare/
- ALBLANC 公式サイト: https://www.sofina.co.jp/alblanc/
- 公式Instagram: https://www.instagram.com/alblanc_jp/
- 公式X(旧Twitter): https://twitter.com/ALBLANC_jp
研究背景とブランドの立ち位置
花王は30代以降の肌変化に着目し、乾燥による黄み化(プレス資料では*²として説明)と光散乱の関係を研究してきました。潤いで角層の状態を整えることで光の散乱を調整し、ベースメイクで仕上げたときの肌イメージである「潤白美肌」を実現することを意図しています。
アルブランはカウンセリングブランドとして消費者一人ひとりの肌悩みに寄り添う立ち位置をとっており、今回のリニューアルでも保湿と美白(※メラニンの生成抑制によるシミ・ソバカス予防)を両立する処方を打ち出しています。
要点の整理と製品一覧
下表は本記事で取り上げた新製品の主要スペックをまとめたものです。発売日、分類、容量・価格、主要有効成分、基本的な用途を一覧化しています。
| 製品名 | 分類 | 容量 / 価格(希望小売) | 主要有効成分 | 特長 |
|---|---|---|---|---|
| アルブラン ザ ローション | 化粧水(医薬部外品) | 本品 140mL 5,500円(税込) / レフィル 130mL 5,060円(税込) | L-アスコルビン酸 2-グルコシド | 角層細胞まで潤いを届け、メラニン生成抑制でシミ・ソバカスを防ぐ。微香性・無着色 |
| アルブラン ザ エマルジョン | 夜用乳液(医薬部外品) | 本品 Ⅰ・Ⅱ:80mL、Ⅲ:80g、Ⅳ:55g 6,050円(税込) / レフィル(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)あり 5,720円(税込) | カモミラET | 角層細胞間まで潤いを満たす。持続型セラミドケア処方・微香性・無着色 |
| アルブラン ザ UVエマルジョン | 朝用乳液(医薬部外品) SPF50+・PA++++ | 本品 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ:30mL、Ⅳ:40g 6,050円(税込) | カモミラET | 紫外線防御と保湿を兼ね備え、朝のケアで潤いと明るさを保つ。微香性・無着色 |
発売日はいずれも2025年10月11日(土)で、すべて医薬部外品としてメラニンの生成抑制をうたっています。肌タイプはⅠ~Ⅳの4タイプ展開で、各人の皮脂・乾燥状態に応じた組み合わせで朝晩の2ステップケアを行うことが想定されています。
関連情報は製品詳細ページ(https://www.sofina.co.jp/alblanc/special/2025basiccare/)およびALBLANC公式サイトやSNSで確認できます。以上がプレスリリースに基づく新ベーシックケアの要点です。
参考リンク: