10/10〜10/13開催｜昭和レトロ温泉で銭湯文化体験

銭湯の日に合わせて、伝統的な入浴文化を再現する複数イベントを実施

株式会社温泉道場が運営する日帰り温泉施設「昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉」と「秩父湯元 武甲温泉」は、2025年10月10日（金）から10月13日（月）まで、銭湯文化を体験できるイベントを開催します。期間中は、ドラム缶を用いた五右衛門風呂や、子ども向けの銭湯マナー教室・体験である子ども銭湯、浴室内での伝統的な役割を体験する三助イベントなどが予定されています。

「銭湯の日」は、1964年（昭和39年）10月10日が東京オリンピックの開幕日であり、運動の後に入浴することで健康増進につながるという観点と、語呂合わせで「10月10日」を「せんとう」と読むことから定められた日です。これに合わせて、両施設は地域や伝統に根差した入浴文化を紹介し、来館者が実際に体験できる機会を設けます。

イベント開催の背景と狙い

玉川温泉、秩父湯元 武甲温泉ともに昭和の雰囲気や地域の自然を生かした施設で、単に入浴の場を提供するだけでなく、銭湯文化の継承や地域の資源を活用する取り組みを行っています。今回のイベントでは、伝統的な入浴形態・儀礼を体験できる場を提供し、参加者にお風呂文化の理解を促すことを目的としています。

期間限定の実施内容には、地域素材の活用や子どもへの教育的側面も含まれており、来訪者が単なる観光ではなく文化体験を通じて地域理解を深められるよう工夫されています。

玉川温泉の実施内容と施設の特徴

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉では、以下のイベントを中心に実施します。施設は埼玉県比企郡ときがわ町にあり、地下1700mから湧出するアルカリ性単純温泉（pH10）という本格的な天然温泉が特徴です。肌ざわりがつるつるとした感触をもたらす泉質で、のどかな里山の景観とともに昭和期の雰囲気を再現した館内でゆったりと過ごせます。

玉川温泉の所在地と公式サイトURLも案内されていますので、事前の施設確認やアクセス方法の確認に活用してください。

玉川温泉の個別イベント詳細

五右衛門風呂（ドラム缶風呂）と子ども銭湯、手ぬぐい購入特典の3つが主要な催しです。参加費は、いずれもイベント自体は無料ですが、入館には別途入館料が必要です。五右衛門風呂は水着着用が必須となっています。

イベントごとの具体的な日時・場所・持ち物等は下記の通りです。

• 五右衛門風呂（ドラム缶風呂）
  • 日時：2025年10月11日（土） 16:00～18:00
  • 場所：玄関前
  • 参加費：無料（別途入館料が必要）
  • 持ち物：水着
  • 備考：五右衛門風呂に使用する薪は、ときがわ町産のヒノキの間伐材を用いています。間伐材を活用することで森林保全の意識を喚起する狙いがあります。
• 子ども銭湯
  • 日時：2025年10月12日（日） 13:00～14:30
  • 場所：2階大広間、浴室
  • 参加費：無料（別途入館料が必要）
  • 内容：温泉ソムリエの資格を持つ玉川温泉支配人が銭湯文化やお風呂のマナーを指導。マナーを学んだ後に実際に入浴し、最後まで参加した子どもには修了証とお菓子を配布します。
• 手ぬぐい購入特典
  • 日時：2025年10月10日（金）～10月13日（月）
  • 内容：玉川温泉オリジナル手ぬぐい（1,280円）を購入した方に500円分の食事券をプレゼント（手ぬぐい1枚につき食事券1枚を配布）

玉川温泉の温泉特性とアクセス

玉川温泉は地下約1700メートルから湧出するアルカリ性単純温泉で、pH10という高めのアルカリ性を示します。筋肉疲労の緩和や肌のつるつる感が特長の泉質であり、昭和レトロの雰囲気と併せて来訪者に独特の入浴体験を提供します。

住所：埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700。公式サイト：https://tamagawa-onsen.com/

秩父湯元 武甲温泉の実施内容と施設案内

秩父湯元 武甲温泉では、五右衛門風呂の実施に加えて、浴室内で行う三助イベントを複数回実施します。武甲温泉は秩父のシンボルである武甲山の麓、横瀬川沿いに位置し、緑に囲まれた露天風呂やジェットバス、サウナを備えています。宿泊施設やキャンプ場を併設しており、秩父・長瀞観光の拠点としても利用可能です。

アクセスは西武鉄道・横瀬駅より徒歩約10分で、自然環境を活かした温浴体験ができる点が特徴です。イベントの一部はキャンプ場入口で行うなど、屋外スペースの活用にも配慮しています。

武甲温泉の個別イベント詳細

武甲温泉での五右衛門風呂は3日間実施され、実施場所が日程により異なる点に注意が必要です。また、三助イベントは男性浴室内で特定時間に開催されます。いずれも参加費は無料ですが、入館料は別途必要です。

イベントの詳細は以下のとおりです。

• 五右衛門風呂（ドラム缶風呂）
  • 日時：2025年10月10日（金）〜10月12日（日） 15:00～18:00
  • 場所：玄関前（ただし、10月11日・12日はキャンプ場入り口で実施）
  • 参加費：無料（別途入館料が必要）
  • 持ち物：水着
• 三助 イベント
  • 日時：2025年10月10日（金）〜10月12日（日） 各日 13:00、19:00
  • 場所：男性浴室
  • 参加費：無料（別途入館料が必要）
  • 内容：伝統的な入浴サポートの役割を体験・観覧できる催しとして実施されます。

武甲温泉の住所は埼玉県秩父郡横瀬町横瀬4628-3で、公式サイトは http://www.buko-onsen.co.jp/ です。

運営企業と参加方法・注意点

本イベントは、株式会社温泉道場（埼玉県比企郡ときがわ町、代表取締役 山崎寿樹）が企画・運営し、グループ会社を含む株式会社ONDOホールディングスの傘下で実施されます。ONDOホールディングスは、株式会社温泉道場、株式会社Kii company、株式会社さかなと、株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズを傘下に持ち、地域活性化や地域価値の創造を目指す企業グループです。詳細は https://ondoholdings.com/ を参照してください。

イベント参加にあたっての共通注意事項として、各イベントは参加自体は無料ですが、入館料は別途必要である点、五右衛門風呂は水着の着用が必須である点、及び子ども銭湯など一部イベントは対象年齢や保護者の同伴に関する制約がある可能性があることに留意する必要があります。詳細は各施設へ直接確認してください。

参加前の確認ポイント

訪問前には以下の点を確認することが推奨されます。まず、イベントの実施時間・場所の最終確認、入館料や混雑状況の確認、五右衛門風呂参加時の水着持参、子ども銭湯参加に関する安全確認や保護者同伴の有無などです。

また、玉川温泉の五右衛門風呂で使用する薪がときがわ町産ヒノキの間伐材であることに触れ、森林保全に関する説明が行われる可能性があります。該当する来館者は関連する説明や展示に目を通すと理解が深まります。

イベント情報の整理

以下の表は、記事内で紹介した主なイベントの日時・場所・持ち物等を整理したものです。各事項はプレスリリースに基づく内容をそのまま記載していますので、訪問前の確認や比較にご活用ください。

上の表は記事内の情報を整理したもので、各イベントは無料である一方、入館には別途料金が発生します。手ぬぐい購入特典や薪の産地など、地域性を活かした取り組みも含まれていますので、関心のある方は各施設の公式サイトや問い合わせ先で最新情報を確認してください。

昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉

住所：埼玉県比企郡ときがわ町玉川3700
公式サイト：https://tamagawa-onsen.com/

秩父湯元 武甲温泉

住所：埼玉県秩父郡横瀬町横瀬4628-3
公式サイト：http://www.buko-onsen.co.jp/

運営

株式会社温泉道場（代表取締役 山崎寿樹）／株式会社ONDOホールディングス（傘下：株式会社温泉道場、株式会社Kii company、株式会社さかなと、株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ）
グループ情報：https://ondoholdings.com/

以上が、銭湯の日に合わせて実施される玉川温泉と秩父湯元 武甲温泉のイベント情報の全体像です。各イベントは地域資源を生かしつつ銭湯文化の理解を深める内容となっており、参加に際しては入館料や持ち物、実施場所の変更などを事前に確認することが推奨されます。