3/28開業 大井町トラックスに新レストランと100mルーフトップ
ベストカレンダー編集部
2025年10月7日 17:08
大井町トラックス新店開業
開催日:3月28日
大井町トラックスに2つの新たな食空間が誕生 — 開業と出店の背景
2026年3月28日(土)にグランドオープンするJR東日本グループが開発を進める複合施設「大井町トラックス」内のホテルメトロポリタン大井町トラックスに、株式会社ポジティブドリームパーソンズ(以下PDP)が運営する2つの新店舗が同時にオープンします。プレスリリースは2025年10月7日 14時10分に発表されました。
出店されるのは、5階のレストランThe TAILOR YARD MAIN DINING(ザ テイラーヤード メインダイニング)と、26階のルーフトップバーThe TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR(ザ トラベラーズハウス ルーフトップバー)です。両店舗はそれぞれ異なるコンセプトと演出で来訪者を迎える構成となっており、ホテルの宿泊客だけでなく周辺利用者や通勤者にも開かれた施設設計がなされています。
The TAILOR YARD とThe TRAVELERS HOUSE の配置と運営スキーム
両店舗はホテルメトロポリタン大井町トラックスの内部に設けられ、5階はレストラン、26階はルーフトップバーという垂直的なゾーニングにより、日常からの脱出と都市に根ざした食体験の両立を図っています。
運営は株式会社ポジティブドリームパーソンズが担当し、同社は1997年創業以来ホテル、レストラン、ウェディング、バンケット、フラワー、コンサルティング事業を展開してきた企業です。代表取締役社長は西村 輝夫氏、ファウンダーは杉元 崇将氏で、従業員数は972名(2025年5月1日現在)となっています。
The TAILOR YARD MAIN DINING — 鉄道とフレンチが織りなす“ニュークラシック”
The TAILOR YARD MAIN DININGはコンセプトをRAILWAY~“ニュークラシック”に出会うレストラン~とし、伝統的なフレンチビストロに遊び心を加えた“ニュークラシック”な食体験を提供します。フレンチビストロを旅の出発点と捉え、技法や素材、視点を変えることで生まれる「まだ知らない一皿」を提案するという狙いです。
内装はヨーロッパの食堂車を想起させる仕立てで、コンパートメントを模したカーゴ席などを配し、広く寛げる客席設計を採用しています。窓からは「車両基地」が見える鉄道パノラマビューが一つの特徴で、鉄道旅を連想させる時間の流れが演出されています。
調理の特色とライブサービス
料理はフレンチビストロの伝統を重視しつつ、ココットを用いた調理を中心に据えています。ココットは食材の旨味や香りを閉じ込める調理器具として活用され、魚や肉を素材の特性に合わせてじっくり仕上げるスタイルを取ります。仕込みや火入れなどにはフレンチの技法を取り入れ、最後まで温かい状態で提供されます。
さらに目の前で仕上げるライブ感のあるサービスを導入します。生ハムのスライスやサラダの仕上げ、そして目の前で開けられるココットなど、五感で楽しめる演出により「今この瞬間だけの美味しさ」を体験できる構成です。
- フロア:ホテルメトロポリタン大井町トラックス 5階
- 営業時間:朝食 6:30~10:30 / ランチ 11:00~15:00 / カフェ 14:00~17:00 / ディナー 17:30~22:30(※日程により22:00までの場合あり)
- アクセス:JR大井町駅「トラックス口」より直結
店舗に関する情報は公式Instagram(https://www.instagram.com/tailor_yard_main_dining)にて順次発信される予定です。店舗イメージでは鉄道をテーマにした内装や、ゆったりとした座席配置が示されています。
The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR — 森の秘境を思わせる100mのルーフトップ
26階に位置するThe TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BARは地上約100mの高度から都市景観を望むルーフトップバーです。コンセプトはDEEP GREEN~日常からのエスケープ。心が躍る森の秘境。~で、ジャングルの奥深さを想起させる緑豊かな空間演出により、非日常的なリゾート感と安らぎを提供します。
このバーでは“今このひとときを存分に味わう”ことを重視したメニュー構成とサービスを展開します。夜景や開放感とともに深い緑を背景に語らう場を目指す設計です。
メニューの特徴 — ハワイ&ポリネシアンを中心に
メニューは「ハワイアン・ポリネシアン」をテーマにしたカクテルやフード、デザートが中心となります。1930年頃の禁酒法明けのアメリカ西海岸で生まれたカリブ風カクテル『ティキ』をはじめ、ニュージーランド、ハワイ、サモアなどの地域に由来する料理や菓子が用意されます。
都市の喧騒から切り離されたリゾート感を演出することで、訪れる人がリフレッシュできる場を提供する意図が明確にあります。店舗イメージ写真では緑に覆われた造形や、夜景と調和する照明計画が確認できます。
- フロア:ホテルメトロポリタン大井町トラックス 26階(地上約100m)
- 営業時間:ディナー 17:00~23:00(※祝前日 15:00~23:00、日曜日 15:00~22:00)
- アクセス:JR大井町駅「トラックス口」より直結
The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR の詳細や画像はPDPの公式Instagram等で順次公開される予定です。ルーフトップ独自の演出とメニューラインナップが魅力となる見込みです。
運営会社情報と施設の技術的・運営的要素
運営会社である株式会社ポジティブドリームパーソンズは、1997年7月1日に設立され、ホテルやレストラン、ウェディングなど多岐にわたるホスピタリティ事業を展開しています。ビジョンは「感動で満ちあふれる日本を創ってゆく。」で、地域性を活かした施設作りを重視する企業姿勢が反映された出店といえます。
以下に運営会社の主要情報を整理します。
- 社名
- 株式会社ポジティブドリームパーソンズ
- 設立
- 1997年7月1日
- ファウンダー
- 杉元 崇将
- 代表取締役社長
- 西村 輝夫
- 本社所在地
- 東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南ビル4F
- 従業員数
- 972名(2025年5月1日現在)
- 事業内容
- ホテル/レストラン/ウェディング/宴会施設/フラワーショップの運営・企画およびコンサルティング事業
- 公式WEB
- https://www.positive.co.jp/
- 公式アカウント
要点の整理(施設・日時・運営情報)
この記事では、2026年3月28日にグランドオープンするホテル内の2店舗について、コンセプト、料理・ドリンク、営業時間、アクセス、運営会社の情報を網羅的に整理しました。以下の表に主要な情報をまとめます。
| 項目 | The TAILOR YARD MAIN DINING | The TRAVELERS HOUSE ROOFTOP BAR |
|---|---|---|
| 開業日 | 2026年3月28日(土)グランドオープン | |
| フロア | ホテルメトロポリタン大井町トラックス 5階 | ホテルメトロポリタン大井町トラックス 26階(地上約100m) |
| コンセプト | RAILWAY〜“ニュークラシック”に出会うレストラン〜(フレンチビストロ+遊び心) | DEEP GREEN〜日常からのエスケープ。心が躍る森の秘境。〜(ルーフトップバー/リゾート感) |
| 主な料理・提供 | ココット調理を中心としたフレンチビストロ、目の前で仕上げるライブサービス | ハワイアン・ポリネシアンをテーマにしたカクテル(ティキ等)、ニュージーランド/ハワイ/サモア由来のフード・デザート |
| 営業時間 | 朝食 6:30〜10:30 / ランチ 11:00〜15:00 / カフェ 14:00〜17:00 / ディナー 17:30〜22:30(※日程により22:00までの場合あり) | ディナー 17:00〜23:00(※祝前日 15:00〜23:00、日曜日 15:00〜22:00) |
| 住所 | 東京都品川区広町2丁目1番3号(ホテルメトロポリタン大井町トラックス内) | |
| アクセス | JR大井町駅「トラックス口」より直結 | |
| 運営会社 | 株式会社ポジティブドリームパーソンズ(代表取締役社長:西村 輝夫) | |
| 公式情報 | The TAILOR YARD 公式Instagram | PDP 公式Instagram等で順次情報発信(https://www.instagram.com/positivedreampersons_inc/) |
上記はプレスリリースに基づく全体情報の整理です。両店舗はそれぞれフロア特性やコンセプトの差異を活かし、鉄道という地域性と非日常的なリゾート要素を両立させる設計となっています。各店舗の詳細や営業時間の細かな変更、メニューの追加情報は公式のSNSやウェブサイトで順次公表される予定です。
参考リンク: