10月12日開催｜KWAVEダンスコンテストが大和アリーナで開幕

K-POPとユースカルチャーが交わる新たな舞台 ― 大和アリーナでの国際ダンスコンテスト

2025年10月12日（日）、大和大学 大和アリーナ（〒564-0082 大阪府吹田市片山町2-5-1）にて、日韓国交正常化60周年記念行事「THE マダンフェスティバル」の第一部として、国際ダンスコンテスト「KWAVE ダンスコンテスト（第一部）」が開催されます。開催時間は11:00～12:50で、フェスティバル全体は11:00～21:00の予定です。

本大会はK-POPとユースカルチャーを融合させた舞台を打ち出し、国内外で実績を持つ審査員陣の目の下、若者たちの表現力と創造性を競う場となります。当日は「森と芝生の広場」にて子どもから大人まで楽しめる各種ブースも出店されます。

司会とステージ出演者（第一部）

第一部の司会はファッション誌・番組で若年層に影響力を持つPopteenが務めます。出演予定のメンバーは向井怜衣（れいれい）、川野明愛（めあち）、藤田みあ（みあにゃ）、海尾心美（こっちゃむ）、代田萌花（もちゅ）、相塲星音（りんりん）です。

第一部の舞台は、若いパフォーマーに向けた競技の場であると同時に、観客にとっては国内外のダンスシーンの潮流を直に体感できる機会となります。

• 開催日：2025年10月12日（日）
• 第一部時間：11:00～12:50（フェス全体：11:00～21:00）
• 会場：大和大学 大和アリーナ（吹田市）

審査員陣と審査基準 ― 世界で勝負する目線で評価

本コンテストの審査委員長にはTsugu a.k.a.Tg（髙井義次）氏を迎え、国内外で実績を持つトップダンサーが審査員として参加します。ジャンルや国境を超えた審査陣が、出演者の表現力や創造性を総合的に評価します。

審査方法は以下の3観点により総合評価されます。各観点はパフォーマンスの技術面だけでなく、演出や衣装、表現力までを含みます。

1. エクスプレッション（ダンス・演技・表情）
2. オリジナリティ（創造性・独自性・魅力）
3. クリエイティビティ（衣装・構成・演出を含む総合評価）

審査員一覧（プロフィール）

ここでは大会の審査を務める方々の略歴と役割を整理します。各審査員は国内外での豊富な実績を持ち、本大会の評価軸に直結する経験を有しています。

Tsugu a.k.a.Tg（審査員長）

本名：髙井義次。1995年にストリートダンスを始め、R&BシンガーHI-Dに師事して専属ダンサーとして活動。振付師、演出家、舞台監修、企画戦略コンサルタントとして幅広く活動しています。2021年にはAIモーションを活用した「動作の著作権」プロジェクト #Dance4Rights をプロデュースし世界発表を行いました。日本最大級のK-POPダンスコンテスト「DreamGate」代表も務めます。

本大会では審査委員長として総合的な観点から審査を統括します。

Shigekix（シゲキックス）

本名：半井重幸。7歳でBreakingを始め、2018年ブエノスアイレスユースオリンピック銅メダル、2020年Red Bull BC One World Final優勝（世界最年少）。JDSF全日本ブレイキン選手権を3連覇、2023年アジア競技会金メダル、2024年パリオリンピック出場内定。2024年パリでは開閉会式の旗手を務めるなど国際的な実績を誇ります。

技術的な観点と国際舞台での勝負強さを基準に評価します。

YORITO（ヨリト）

ダンス講師・指導歴10年。SHINeeやTAEMIN、IUなどのツアーやイベントでのダンサー経験があり、振付や指導実績も多数。国内外の公演やTV出演経験を持ち、パフォーマンスの実際的な表現面を重視します。

創造性や舞台表現の評価に強みを発揮します。

KEN（ケン）

本名：浅井健之輔。幼少期からダンスに親しみ、jazz、hiphop、house、lockなど多ジャンルを習得。D.LEAGUEに所属しチームリーダーとして活動した経験を持ち、舞台公演や振付、ワークショップ開催など多面的に取り組んでいます。

チーム構成やリーダーシップ、振付の完成度を重視する視点で評価します。

SPAX（スパック）

本名：キム・ソンチャン。韓国出身、元ボーイズグループBLANC7のメンバー。B-BOYチーム「ARTISTREET」の中心人物として世界大会で活躍し、ソロアーティストとしても国内外で実績を持ちます。YouTube等での情報発信により幅広いファン層を持っています。

国際的なパフォーマンス評価や観客への訴求力を重視した評価を行います。

Seuk YeBin（ソク・イェビン）

本名：석예빈。Big Culture Entertainment所属。世界初の「K-POPダンス基本」創始者として知られる振付家で、K-POPダンスの専門性を伝える指導者として高い評価を受けています。本大会ではオンラインでの審査を担当します。

本人は今回の審査就任に関して日本語・英語・韓国語の記事で紹介されており、今回の連携を通じてソク・イェビン氏が直接指導するK-POPダンスを通じた日韓交流活性化が期待されています。

優勝特典、広報大使・アンバサダー、運営体制

本大会の優勝チームには、単なる賞金やトロフィーに留まらない具体的かつ国際的な特典が用意されています。若手アーティストに向けた実践的な支援が特徴です。

また、広報大使やアンバサダーには国際性のあるアーティストが就任しており、受賞後の活動につながる導線が整備されています。

優勝チームに贈呈される豪華特典

1. 韓国で開催される「大韓民国文化芸能大賞授賞式」での受賞の機会。韓国を代表する俳優・アーティストと同じ舞台に立つ可能性があります。
2. 優勝チームメンバーを含む最大10名の韓国無料招待。授賞式参加のための渡航費がサポートされ、チームで渡韓して舞台に立つことができます。
3. 人気テレビ番組『バキバキビート！Ⅱ』への出演権。メディア露出により次のステップへの足がかりが得られます。

広報大使・アンバサダー

同日の第三部（17:00～）から出演するn.SSign（エンサイン）氏が本大会の広報大使に就任。n.SSignは韓国7人組の多国籍ボーイズグループで、日本人メンバーKAZUTA、韓国人メンバーDOHA、SUNGYUN、HANJUN、HUIWON、オーストラリア出身ROBIN、台湾出身LAURENCEで構成されています。特別ビデオメッセージも予定されています。

アンバサダーはK-POPガールズグループUDTT（ウダンタンダン少女団／우당탕탕 소녀단）が就任しています。UDTTは5人組で2025年4月29日に1stシングル「School Rush」でデビューしたグループです。

主催・後援・協力・制作

本イベントはTHE マダンフェスティバル実行委員会が主催し、在日本大韓民国民団大阪府本部が主管を務めます。後援には大韓民国在外同胞庁、駐大阪大韓民国総領事館、大阪府、吹田市、大和大学が名を連ねています。協力団体としてKIS（コリア国際学園）や音楽情報番組『バキバキビート！Ⅱ』が参加します。

制作は(株)クリエイティブファーム、運営は(株)リアルムが担当します。大会終了後は大阪を皮切りに全国で「K-POP Demon Hunters K-dance特別セミナー」を実施する計画が示されています。

観覧・参加情報と追加資料

観覧チケットの購入については大会案内に準じて案内が出ています。第1部「THE マダンKWAVE ダンスコンテスト」のチケット購入や詳細情報は公式案内ページで確認できます。関連情報は大会公式サイト（下記リンク）で随時更新されます。

なお、本大会は日韓両国の文化・芸術交流を目的としており、若者たちに国際舞台での経験と機会を提供することを重視しています。

公式案内（関連リンク）： https://madanfes.com/kwave

告知記事・メディア情報

審査員の就任や関連情報については、ソク・イェビン KIDOLE代表の就任を伝える記事（韓国語表記）や、本大会開催に関する英語表記の記事などが公開されています。これらの報道を通じて国際的な連携が紹介されています。

メディア出演や授賞式出席など、優勝後の露出機会に関する具体的な支援内容は大会運営側から提供される情報に基づき実施されます。

開催概要の要点まとめ

以下に、本記事で触れた大会の主要情報を一覧にして整理します。出場を検討するチーム、観覧を予定する方、また関係者に向けて要点が分かるようにまとめています。

本記事では、2025年10月12日に開催される「KWAVE ダンスコンテスト（第一部）」の日時、会場、審査員、司会・出演者、優勝特典、主催・後援・協力体制、観覧情報などを網羅的に整理しました。大会は若者の国際的な挑戦を後押しする場として設計されており、日韓の文化交流を深めるプラットフォームとしての役割も担います。詳細や最新の情報は大会公式ページでご確認ください。