10/22開催｜メルカリ流の腹落ちする人事評価術

メルカリが実践する「腹落ちする評価」の仕組み──何が違うのか

2025年10月22日（水）15:00から開催されるオンラインセミナー『【メルカリ人事に聞く】現場も腹落ち！メルカリ流の”人事評価の納得感を生むメソッド”』は、従来の評価制度に関する多くの課題に直接応える内容です。本セミナーは株式会社キュービックのグループ会社であるハイマネージャー株式会社が主催し、ゲストスピーカーとして株式会社メルカリのOrganization & Talent Development Manager、岸井隆一郎氏を招いて実施されます。セミナーは国内最大級のHRオンラインイベント『Acaric Summit Premium 人事・採用EXPO –2025 Autumn–』の一環として行われ、参加費は無料です。

本章では、メルカリがどのようにして従業員の「納得感（＝腹落ち感）」を高める評価制度を構築・運用しているのか、その設計思想と運用上のポイントを整理します。メルカリが採用している手法は、目標設定の実効性を保つこと、バリューや行動指標の言語化、フィードバック設計の巧みさ、そして失敗からの学びを制度に反映させる改善サイクルにあります。

OKRを形骸化させない運用と目標設定の工夫

メルカリではOKR（Objective and Key Results）を活用しつつ、OKRの持つ“良さ”と“難しさ”の両面に向き合う運用を重視しています。単に目標を掲げるだけで終わらせず、日々の業務や1on1での対話を通じて目標が実際の業務と結びつくような仕組みを整えています。

この取り組みは、目標の具体性・測定可能性を高めると同時に、個人の成長やチームの成果につながる行動が明確になることを目指しています。言語化と定期的な見直しを通じて、OKRの「形骸化」を防ぐことが重要なポイントとされています。

バリュー評価の言語化と行動定義

曖昧になりがちなバリューや行動を、誰もが納得できる形に落とし込むために、メルカリでは具体的な行動指標を設定しています。これにより、評価者と被評価者の間で評価基準が揃い、評価結果への納得度が高まります。

言語化された評価基準は、評価面談やフィードバックの場での共通言語として機能します。行動例や事例を示すことで、抽象的な価値観を具体的な業務行動に結び付け、評価の一貫性を担保しています。

セミナーの構成と学べる内容──現場で実践できる要素を重点的に

本セミナーは2025年10月22日(水) 15:00～16:00の1時間で構成され、オンライン形式で無料公開されます。プログラムはイントロダクション、評価制度の概要説明、パネルディスカッション、質疑応答、クロージングという流れで進行します。

登壇者はメルカリ側の岸井隆一郎氏と、ハイマネージャー代表の五十嵐未来氏です。五十嵐氏はこれまで200社以上の制度設計支援を行っており、実務とコンサルティング両面の視点からメルカリの事例を深掘りします。

プログラムの詳細と提供される学び

セミナーでは制度の全体像から日々の運用ノウハウまで、具体的な設計思想と実践上の工夫をパネルディスカッション形式で解説します。参加者は明日から自社で実装できるヒントやテンプレート、改善のための着眼点を得ることができます。

以下はセミナー内で取り上げられる主要テーマです。すべての項目が講演・ディスカッションの中で具体的に説明されます。

• 形骸化させない目標設定（OKR）：OKRの良さと難しさにどう向き合うか。
• “言語化”が鍵を握るバリュー評価：曖昧なバリューや行動を評価に落とし込む方法。
• 納得度を高めるコミュニケーション設計：自己評価が高い場合のフィードバック例など。
• 失敗から学ぶ制度運用のリアル：過去の失敗や壁をどう乗り越えたか。
• AI時代における人事評価の未来：テクノロジー進化が評価に及ぼす影響。

対象者と参加による期待される効果

本セミナーは次のような方に特に有用です。人事評価制度の新規作成や改定を検討している経営者・人事責任者、評価運用に課題を感じているマネージャー、メルカリの組織運営や先進的施策に関心がある方を対象としています。

参加することで、評価制度の実務的な改善手法、エンゲージメント向上に直結する運用設計、AIやピープルアナリティクスを活用した新たな評価観のヒントなどを得られます。

登壇者・主催企業・参加特典・申し込み方法の詳細

登壇者は岸井隆一郎氏（株式会社メルカリ Organization & Talent Development Manager）と、五十嵐未来氏（ハイマネージャー株式会社 代表取締役社長）です。お二人の経歴と役割に関する情報を本章で具体的に整理します。

主催はハイマネージャー株式会社、協力は株式会社キュービックです。ハイマネージャーは「HiManager」というピープルマネジメント・プラットフォームを提供し、OKRや1on1、フィードバック管理、ハイブリッドワークに対応する機能を備えています。キュービックはヒト起点のマーケティング×デザインを主軸に事業を展開している企業です。

登壇者プロフィール（要点）

岸井 隆一郎（株式会社メルカリ）

新卒で株式会社ポーラに入社後、採用・育成・人事制度企画・インターナルブランディングに従事。PwCでは組織・人事領域のコンサルタントとして人事戦略策定、人事制度設計、M&A関連のDD・PMI、チェンジマネジメントを経験。Fintechやデジタルマーケティング企業でのHR経験を経て、メルカリのOTD&HD HRBPチームで組織・人材開発やHRBP領域のマネジメントを担当。

五十嵐 未来（ハイマネージャー株式会社 代表取締役社長）

2016年にPwCコンサルティング合同会社に入社し人事・組織コンサルタントとして多数の業界を支援。People AnalyticsやHR Tech領域の経験も豊富。ハイマネージャーのCOOを経て、2025年10月に代表取締役社長に就任。

参加特典と申し込み方法

セミナー参加者には、人事制度構築に必要なナレッジを網羅した3点セットを無料提供します。資料は以下の3点です。

1. 人事の等級・評価・報酬制度すべてのサンプル付きマニュアル
2. 人事制度の論点・作り方を全解説したテンプレート
3. 人事制度活用事例をお客様の声と共に紹介した事例集

申し込みは以下の専用ページより行えます。申し込み後、当日の参加用Webリンクが送付されます。

https://acaric.v2.nex-pro.com/campaign/84892/apply?np_source=40

主催・運営企業の情報および連絡先

ハイマネージャー株式会社の概要は以下の通りです。提供サービス『HiManager』はOKRや1on1、フィードバック管理などマネジメントに必要な機能を備えたオールインワンのプラットフォームです。所在地や代表者、設立年、URLなどの基本情報も公開されています。

ハイマネージャー株式会社

所在地：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階

代表者：代表取締役 五十嵐 未来

設立：2018年7月

URL：https://himanager.me

主催企業の一つである株式会社キュービックについても概要が提供されています。キュービックはヒト起点のマーケティングを通じて複数の比較サイトやサービスを運営する企業です。

株式会社キュービック

所在地：〒169-0074 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー16階

代表者：代表取締役 世一 英仁

設立：2006年10月

URL：https://cuebic.co.jp/

広報窓口は株式会社キュービック PRチーム（小笠原、平山）で、連絡先は以下の通りです。

E-mail

cuebic-pr@cuebic.co.jp

Tel

03-6908-9765

Fax

03-5338-3560

セミナー情報の整理とダウンロード情報

本章では、本セミナーの主要情報を分かりやすくまとめるとともに、プレスリリースに付随するダウンロード素材や関連リンクについて整理します。セミナーはオンライン開催で、参加費は無料、申込後に視聴用のWebリンクが送られる方式です。

プレスリリースにはイベント画像やPDFなどの素材が添付されており、ダウンロード可能である旨が記載されています。これらの資料はセミナーの理解を深める補助資料として活用できます。

以上がセミナーの要点と関連情報の整理です。評価制度を実務的に改善したい担当者、組織のエンゲージメントを高める運用を模索している企業にとって、本セミナーは具体的なヒントと実践的なツールを得られる機会となる設計になっています。

セミナーの申込みおよび関連資料のダウンロードは、上記の申し込みページおよび提供される添付資料をご確認ください。